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損保事務について。


昨日、損保会社の筆記試験の通過連絡をいただきました。

試験当日に派遣会社の担当者から「営業所勤務の募集でしたが、適性を見て損害サービス部門の採用になるかもしれません。」と、言われました。

私は、代理店の管理や申込等の事務作業を行う事務職と聞いて応募しました。
いろいろ調べたところ、損害サービス部門はかなりキツく離職率も高いようで不安を感じています。

会社自体に魅力があり採用されれば働きたいと思ってはいるのですが、損害サービスの仕事は事務職としてのキャリアにはならないと言うような記述もあり、将来を考えると迷ってしまいます。


面接まで2日しかありません。
以下の質問に基づき、アドバイスいただければと思います。


(1)営業所と損害サービスは、それぞれどのような人材が採用されるのでしょうか?

(2)一般的に、給与面で違いはありますか?

(3)損害サービス部門での勤務は、やはり事務職としてのキャリアにはならないですか?

(4)損害サービス→営業所への異動は頻繁にあるものですか?

(5)貴社で働きたいが営業所希望の旨を、面接で伝えても印象悪くならないでしょうか?


以上、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

筆記試験合格おめでとうございます。



損保会社・損害サービス部門勤務の者です。
損害サービス部門が実際にどのような仕事をしているか想像しにくいところが
あると思いますので、参考になれば幸いです。

まずは5点の質問にお答えいたします。

(1)営業所と損害サービスは、それぞれどのような人材が採用されるのでしょうか?

→損害サービス部門は電話口で、事故の被害者の方やお客様などに、
事故の対処法・法律論・保険金額等を分かりやすくご説明することが求められているため、
(1)電話口での対応の良さ は重視されます。

また、事故にあって気が立っている方を相手にする関係上、不本意に怒鳴られたり
することもあるため、(2)物事をあまり気にしない性格(精神的にタフ)であることは
かなり面接でみられると思います。

採用されて入社してきた女性を多く見てきましたが、
皆共通点として上記2つは満たしているように思います(もちろん例外もいますけど……)。

(2)一般的に、給与面で違いはありますか?

→私の勤務している会社では部門ごとでの給与差が生じていることはついぞ聞いたことがありません。
損害サービスも営業も、損保会社を支えている二大柱です。どちらかでも欠けたら損保会社は
成り立ちません。
そういった背景がありながら、給与面での差をつける意味はないと思うので、違いはないと思います。
ただ、会社にもよると思いますので、気になるなら尋ねてみるしか方法はないでしょう。

(3)損害サービス部門での勤務は、やはり事務職としてのキャリアにはならないですか?

→逆に質問したいのですが、質問者様の言うところの事務職のキャリアって何でしょうか?
将来質問者様が営業関係の事務職に勤務されることを望んでいるなら
確かに営業部門での勤務が望ましいでしょう。

ただ、それは損害サービス部門の事務職だからといって不利になると同義ではありません。
損害サービス部門は経理や法律と同じように、少し特徴のある部署です。
損害サービスを経験することで、普通の事務とは違う、特殊な技能が身に付きます。
それを次の事務職へのアピールにすることだってできるはずです。

例をあげれば、損害サービスは保険金のお支払部門なので、
今後、保険会社の営業部門に勤務する際、
保険金のお支払が詳しく分かる事務職はきっと重宝されるでしょう。

ようは考え方次第なのではないでしょうか。

(4)損害サービス→営業所への異動は頻繁にあるものですか?

→派遣会社と記載されているので、質問者様の雇用形態は派遣であるとしてお答えします。
うちの会社に限って言えば、異動はなく、その部門でずっと働くことが原則になります。
ただ、これも会社の考え方にもよるのではないでしょうか。
しかし、営業も損害サービスも実際、仕事に慣れるのに最低1年ほどかかるので、「頻繁に」は
あり得ないと思います。
結局、その雇用先の会社に質問するのが一番確実です。

(5)貴社で働きたいが営業所希望の旨を、面接で伝えても印象悪くならないでしょうか?

→質問すること自体は印象が悪くはならないでしょう。
ただ、「なぜ損害サービスじゃダメなの?」って聞き返されて、筋の通った説明が
できなければ印象が悪くなるでしょうね。
私が面接者なら、「自分の好きなことしかしない人なのかな?」と勘ぐってしまいます。
また、今は不況で、損害サービスでも営業でもなんでもやります!って方が多いのが
現状であることは認識しておかれた方が良いと思います。

最後に、損害サービスはキツく、離職率が高い、との話ですが、
私が「営業部門」の女性の方と飲む会を開くと、「仕事についていけない」
「仕事がきつい」と本音を漏らすことも多く、離職される方もそこそこいらっしゃいます。

結局、私が感じるのではどんな部門でも仕事はきつい、ということです。
もちろん向き不向きはあるでしょうが、面接を行うのは業務知識を持った損保社員なので、
質問者様が損害サービスと判断されればそれは向いていると考えて問題ないかと思います。

最後に損害サービス部門のメリットですが、
法律・保険金支払いの決まりごとを駆使するため、法律知識や文書読解力は相当訓練されます。
また、事故の被害者や契約者などを毎日相手にしていると、クレームや苦情の対応力に
かなり磨きがかかります。

私も当初、クレームや苦情に圧倒されることがありましたが、半年もすると、
そんじょそこらの苦情でもサッとあしらえるようになります。

個人的に、どんな仕事でもクレームや苦情はあると思うので、
この能力はどんな分野にも生かせると考えています。

以上、参考になれば幸いです。もし損害サービスに決まった際にはぜひチャンレジして
頂けたらと思いま
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、すみません。

現職の方と言うことで詳細にご回答いただき、とても良く理解できました。

先程、面接を終えてきました。
正直手応えには欠けましたが、結果を待つのみです。

ありがとうございました!

お礼日時:2010/07/26 12:35

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