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イオン化カルシウム剤について教えてください。
製造方法を調べましたら貝殻(炭酸カルシウム)を焼成してイオン化カルシウムを作ってるみたいですが
なぜに高温で焼成するとイオン化カルシウムができるのですか。

A 回答 (5件)

No.1,No.2の方がおっしゃるように「イオン化カルシウム」は


正しい物質名ではありません。サプリメント会社が使っているだけです。
家電会社がいう「マイナスイオン」と同じようなもので、専門家から
するとわけがわからないものです。

反応がなぜかというと高温でエントロピーが大きくなる(気体へ)と
反応が進行する訳なのですが...

炭酸カルシウムを加熱したときの反応式はこうです。
CaCO3 → CaO + CO2
炭酸カルシウムでは不溶性で、カルシウムの吸収率が低いので、
酸化カルシウムにしてから、CaOでは発熱するし、塩基が強すぎる
のでCa(OH)Cl やCa(HCO3)2 などにしてあるのだと思います。


サプリメント会社の言いたいことを推定すると...
(1)原材料=貝殻 →天然素材で安心ですよ。
(2)貝殻や魚の小骨などのカルシウムは不溶性で、摂取しても身体への
 吸収率は低いですよ。だから、溶けやすい(イオン化?)ものに
 変化させています。
(3)骨格のカルシウムだけでなく血液中のカルシウムイオンが必要ですよ。
 だから、当社のカルシウム製剤を買ってください。
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「イオン化」と言えば常識的には「イオンでないものをイオンに変える」という意味です。


地球上に存在するカルシウムはすべてイオンとして存在していますから「イオン化」という言葉の当てはまる現象は存在しないことになります。
「1日にカルシウム600mg」というCMに出てくるカルシウムもイオン状態のカルシウムです。
イオンでないカルシウムは電気分解で作られています。
このカルシウムを食べれば胃に穴があいて死ぬかもしれません。

炭酸カルシウムを焼いてできる物質は石灰です。建築材料、漆喰の原料ですね。
石を焼いてできるので「いしばい」と呼んでいました。どんな石でもいいのではありません。特別な石です。石灰石という名前で呼ばれています。焼いてできたばかりの石灰は水をかけると発熱します。いったん水と反応して発熱したものはそれ以上発熱しません。発熱の能力のある方を生石灰、水を吸って発熱の能力の無くなった方を消石灰と呼んでいます。お寺やお城の白壁や土蔵の白壁の材料はすべてこの石灰です。
石灰は貝殻を焼いても作ることができます。石を焼くよりも小規模にやることができます。日本画の白の顔料の材料にもなっています。畑にまく中和剤としても良く使われていました。
こういうのはすべて1000年程度は使われてきた知識です。
食べたら体にいいなんて思う人はいないでしょう。
むしろ口に入れてはいけないものとして周知されていたはずです。
こういう品物が売れるとしたら1000年前の日本人のレベル以下だということになりそうですね。

海苔やおかきの袋に入っている乾燥剤はCaOです。limeと書いてあります。「食べられません」とも書いてあります。手では簡単に破ることのできない袋に入っています。子供が鋏を使って袋を開けて口に入れたらどうしますか。CaOは体にいいなんて思っていたら対応が遅れるでしょうね。
泣こうがわめこうが無理やり口をあけて吐き出させて洗う必要があります。飲み込んでいれば胃洗浄が必要でしょう。手早さが勝負です。酢を加えた水で中和するというのを最後にやるといいでしょう。
タンパク質や脂肪はアルカリで分解しますから大変なことになるのです。

以前炭酸カルシウムの粉末を飲むというのが広まった時があります。
胃液と反応して溶けます。カルシウムを取り入れるという面では焼いたものを使うよりは安全です。食品添加物として認められている塩化カルシウムCaCl2を使うのも一つの手です。
道路の融雪剤に使う塩化カルシウムの袋には「食品添加物」と書かれているはずです。

でも普通に牛乳を飲んだり小魚を食べたりしていれば十分なはずです。

Ca(OH)ClとかCa(HCO3)2は手に入りません。
手に入ったとしてもCa(OH)Clは強アルカリのはずです。
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No.1です。



実は化学の分野では「イオン化カルシウム」という言葉を聞いたことがなかったので、質問内容から「イオン化カルシウム」とは酸化カルシウムのことだと勝手に推測したのですが、念のため「イオン化カルシウム」を少々ネットで調べてみたところ実は正体不明だということがわかりました。
(カルシウムイオンのことを説明していると思われるサイトもありましたが、それなら炭酸カルシウムにも含まれてます)

したがって私にとってこの質問への回答は不可能となりました。
失礼しました。
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サプリメント,健康食品に多い「ただ言ってるだけ」です.


イオン化カルシウムというのも,医学分野の言葉とは関係なく,ただ業者が勝手に言ってるだけ.
できるとかそういう問題でもなく,もうほんとに「なんかそれっぽい言葉使っとけば,もっともらしいからいいじゃん」というレベル.
気にしても意味がありませんし,「なぜ」といっても答なんかありません.
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炭酸カルシウムCaCO3を高温で焼成すると酸化カルシウムCaOができるだけですが…?

この回答への補足

酸化カルシウムから何かをいれたりなどしてイオン化カルシウムはできないのですか?

補足日時:2010/07/30 20:15
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