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児童虐待を無くすために。

児童虐待のニュースが後を絶ちません。
昨日も幼子が2人、ワンルームマンションに置き去りにされ殺されました。
3歳と1歳9カ月の幼児がです。
閉め切られた部屋の中で食べるものもない、
夜は暗闇になり、暑さで服も全て脱ぎ
死に至るまでどれほどの恐怖と暑さと苦しさと寂しさがあったのでしょうか。
先に亡くなった兄弟に寄り添って死んでいった子供の絶望感はどれほどだったのか、
想像するだけでも息が出来なくなります。

このような事件で一番罪が重いのは親であることは間違いありませんが
いつもやり切れない思いになるのは
行政の対応です。今回も通報があり数度訪問されたそうですが、応答が無い為
結果何も出来ませんでした。
児童相談所の方々も出来る範囲の中では頑張っていらっしゃるとは思いますが、
限界がある様に思えます。

私としては児童相談所を都道府県及び市町村の所属でなくもっと強制力のある
警察の組織に組み込み虐待の疑いのある家庭に強制的に24時間体制で踏み込める
ようにすべきではと思います。
行き過ぎた考えかもしれませんが他にどのような考えがありますか。

A 回答 (8件)

この事件は本当にショックでした。


亡くなった二人の子どもたちのことを思うと涙が出ます。

私も、このような事件にどうして警察が関与しないのかといつも思っています。
虐待(疑いも含めて)にも色々なケースがあるでしょうから、警察と児童相談所の連携に関して細かい制度をつくりあげるのは時間もかかり困難かもしれません。

でも、今回のような明らかに異常な事態には、もっと臨機応変に対応するべきだと思います。
密室で静かにおきている虐待ではなく、とてもわかりやすいケースのように感じます。
近隣住民もまったく無関心だったわけではなく、異常を感じて通報しているわけですから。
管理会社も児童相談所も、自分たちで解決できないなら警察に相談するべきです。
プライバシーがどうとか、居住者に会えないからとか、実際にはそれ以上踏み込めないケースがほとんどなのでしょうが、それを言い訳にして今回のような明らかにおかしい事態に対しても対応がマニュアル的になっているのがとても残念です。
幼い子どもたちが泣き叫び、インターホン越しに必死に大人に助けを求めているのに誰にも救ってもらえなかったなんて、本当にかわいそうですしあまりにもまわり対応がお粗末すぎます。
警察にも通報はあったようですが、違うマンションに聞き込みに行っていたようで結局発見できなかったそうですね。
そこで警察も、児童相談所に最近近隣での虐待通報がなかったかどうか聞いていれば結果は違ったのかもしれません。あとからは何とでも言えますが、今回はこんなに子どもたちからのSOSがあったのに悲惨な結果になってしまったことが悔しくてなりません。

私も育児をしていますので、虐待まではいかなくても子どもに対してカッとなる瞬間や、何もかも投げ出したくなる気持ちはわかります。
そんな時は、いくら社会的なサポートがあっても自分からはなかなか相談できないものだと思います。
誰かに打ち明けられるならまだ理性がはたらいていますものね。
育児に疲れてきた、虐待をしそうで怖い、という未然の状態なら相談できるかもしれませんが、一歩踏みはずしてしまったらもう他人には知られたくないでしょうし、そこから悪循環の繰り返しになるのではないかと感じています。
そこでまわりがおかしいと感じるようなレベルにまでなったらやはりだれかが踏み込まないと、結局また同じことが起こって「あの時こうすればよかった」の繰り返しのような気がします。
警察も児童相談所も、いざというときには仕事の枠にとらわれすぎずに柔軟な対応をしてほしいと思います。

二度とこのような悲しい事件は起きてほしくないです。
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人が集まると、自然と虐めや虐待が発生すると思うので、自分は、社会の仕組みを根本から変えるべきだと思っています。


家庭や学校などで、無理に人を集めて、無駄に虐待の環境を作る必要はないので、それらを廃止します。親も子も同級生も、みんなお互いを知らずに、バラバラに生きていくようにします。
人はもともと、親の愛や、友人関係など、たぶんいらないでしょう。そんなものなくても、絶対やっていけます。
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警察と連動して強制的に家の中に踏み込む事は出来る様になりました。


容疑が晴れれば保護措置解除されるべきだと思います。
少しでも疑わしい場合は通報の義務があります。容疑が無ければ謝罪等により解放されるべきと思います。
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亡くなった2人のお子さんと、ほぼ同年の2人の子どもがいます。


本当にショッキングな事件でしたね・・。
数日前にこのニュースを耳にして以来、毎日この事件のことが頭をよぎり、苦しくなります。

しかしまた、20代前半と若くして手のかかる盛りの2人の幼子を抱えたシングルマザーとなり、離婚後ほとんど縁もゆかりもない土地に住み、生活のため風俗で働き・・
この母親の絶望感も、少し想像できたりしてしまいます。

報道によると、この母親が「育児が嫌になり始めた」と供述している時期は、風俗で働きはじめた時期とほぼ同じのようですね。
元夫からは、養育費などもらえなかったのでしょうかね・・。

やはり、子どもを救うには、母親を救う制度が整わないとダメでしょうね・・。
この母親は、未熟すぎたんですね。
でも、未熟な母親が助けを求めて声を上げられる、そんな環境が今の世の中にはないですよね。

この親子は、住民登録もなかったみたいですね。
住んでいる事が確認できなかったから、、、というのも、行政が介入できなかった理由の一つのようです。

でも、行政が介入する以前に。周りの住民が通報する以前に。
この若い母親が、どこかに助けを求めて声を上げられなかっただろうか。

冷静に考えれば、乳児院とか児童相談所とか、そういう機関は存在はしていますけれど。
若い母親が、自分で調べて「実は・・・」と打ち明けられるような、オープンな雰囲気は全くないですよね。

誰でも分かるような、もっとわかりやすく、温かい雰囲気の、24時間いつでも駆け込める、「育児のなんでも相談所」みたいなところがあれば理想ですね。
育てられないなら、一時期預かったり。
昔は、お寺などがその役割の一端を担っていたと聞いたことがあります。

この母親が、辛い、と誰かに頼ることができていたら・・・運命は、きっと変わっていたでしょう。

私自身のことを考えると、25歳で結婚、26歳で第一子を出産しましたが、右も左も分からず、赤ちゃんを抱っこしたことすらなく、夫や両親の支えがなかったらここまで来れなかったと心から思います。
ここまで来る間には、我が子が可愛いと思えなくなり辛かった時期も、怒鳴ってばかりでおかしくなりそうな時期もありました。
でも、いろんな出会いがあり、自分から外へ出て行く気力がありましたから、何とかここまで来て、今は子どもが可愛く育児が楽しいと思える・・

私に夫や両親がなく、辛いときに外に出て行く気力や、人を頼る図太さがなかったら。
ここまで来られなかったかもしれない。

まさに紙一重です。誰にでもそうなる可能性がある。

シングルマザーで、住民登録もなくて、職業も不安定で。
そんな、底辺(失礼ですが)の底辺にいる人にまで、行き届く仕組みを。
大怪我をしたときに救急車を呼ぶのと同じくらい、育児が辛いときに「助けて」と言えるのが当たり前になる仕組みを。
子ども手当てなんていらないから、そんな仕組みを、お金をかけてしっかり作ってほしい。

行政は、「虐待だ、犯罪だ、殺人だ」と怖い雰囲気で声を上げづらいですね。
病気になったら病院に行くし、犯罪に巻き込まれたら警察に行くけど、育児に困ったときに行く場所がない。あったとしても、なんだか煙たいような近寄り難い雰囲気で、行く気になれない。そこを根本から、何とかしてほしいと心から思います。
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虐待は決してしてはいけないことです。



虐待。してしまう親の環境や、精神状態も考えていかないと解決していかないことだと思います。

育児そのものばかりではなく、借金で苦しんでいたり、夫の暴力や浮気などの家庭環境。

「子どもの面倒を見たくなくなった」と育児を放棄してしまった母親。それでは、放棄してしまう原因となったのは何か?一人で二人の子供の育児をしていくことが大変だったのかもしれない。色々なストレスを抱えて、何もかも放棄したくなったのかもしれない。本当は母親として全うしていくはずだったのに。

この母親を、本当に救えなかったのか?

母親を救うことができれば、ネグレクトは起こらなかった?

乳児院や児童相談所に、相談できなかった?それともそういう機関があったことを知らなかったのか?

虐待してしまうかもしれない。



そう思った時に、気軽に相談できる何かがあれば、救われる命が出てくるかもしれない。

核家族が多くなり、子育ての手助けをするマンパワーが無くなってきた世の中だからこそ・・・


気軽に利用したりできる、子育てを助けてくれる・相談できる人や施設があればと思う。
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本当に昨日の育児放棄のニュースはショックでした。


児童虐待について、最近は昔よりずっと関心が高いのではないかと思っていたので・・・

現にこのサイトでも、夜泣きを虐待と疑われ困っている方からの相談がありました。
長くなりますが、お礼の部分を転記させていただきます。

「虐待していませんので、いつ通報されても構わないんです。深夜に警察も一人二人じゃなく数人来ました。

警察じゃなく、役所や児童相談所の職員ならまだ良かったです。 前から役所の家庭児童相談専門員の方には息子の事相談していましたから、警察が来た事は話しました。

虐待していないから、堂々としてればいいと思いながらも、していないからこそ警察が息子の身体を確認していた所は未だに残っています。
確かに、ニュースなどでも児童虐待は多く、虐待に関しては敏感になると言うか‥。
私が一番辛かったのが連日警察が来た事、おまけに巡回。見張られてる事を知り、まいりました。
これからも引き続き、役所とは連絡を取り合いながらと考えています。」

この方のコメントから、警察は直接の通報があれば、すぐ対応するのだと思っていました。
ただ、役所に相談しているのに警察にずっと疑われていたようなので、役所と警察は全く連携していないのかとも思えます。

そう考えると文頭の事件も、児童相談所ではなく警察に通報していれば生きているうちに子ども達の存在を発見できたのでしょうか?
もしそうなら、あまりにもお粗末なあり様というか、やりきれない気持ちでいっぱいになります。

過去のケースにおいて、なぜ事件を未然に防げなかったのか徹底的に検証し、関係各所が連携して、効果的なチェック体制をしくことが急務なのではないでしょうか。

ちなみに、引用させていただいた相談者の方はその後もお悩みが続いておられたようで「必要以上に過敏に虐待を疑って通報しすぎなのではないか?」という旨の相談を再度投稿され、回答にお礼を書かれた直後退会されたようです。
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こんにちは。

cana-chocoといいます。
保育士をしています。

わたしも今回の虐待を聴いて、胸が苦しくなりました。
ほんとうにどんなに辛くて、寂しかったでしょう・・・。
「ママ、ママ」と、きっと何度も何度も、呼んでいたと思います。
抱きしめて、あたまをなでて、「よくがんばったね」と褒めてあげたいです。

ほんとうなら、「虐待の疑いがある」と、通報が入ったところで、
強制立ち入りをしてほしいところですが・・・。

わたしたちに出来ること、まずは「こまめな通報」だと思います。

行政に、一刻もはやく立ち入ってもらうためには、
「これは、こどもを緊急に保護する必要がある」と、判断してもらう。

そのためには、やっぱり「通報の回数」「虐待疑いの内容」を、
こまめに児童相談所や警察に、通報することが大切だと思います。

わたしたち大人は、こどもを見殺しにすることは出来ません。
虐待の疑いがある家庭を、通報する義務があります。
それを、知らない方もたくさんたくさんいると思います。

No1の方もおっしゃっているように、こどもの教育、特に「性教育」を、
もっと徹底しないといけないと思います。
そして、「虐待」されて育った大人からこどもへの「虐待の連鎖」も、
もっとサポートしてあげなければ、虐待は根本的になくならないと思います。

「出来ちゃった」とよく言いますが、こどもは物ではありませんね。
20歳まで、赤ちゃんを触ったこともないまま、大人になる人もいます。
社会も知らず、仕事もしたことがなく、挫折らしい挫折もしないまま、親になり。

そして、その初めての挫折が「子育て」です。

10代のまだこどもがこどもを生む場合、まわりのサポートや、実家など、
頼れるところがあれば、うまくゆくこともありますが、
たったひとりでこどもを抱えて生きてゆくのは、簡単ではありませんよね。

「虐待」というのは、家庭という「密室」の中で起こります。

母親は、どこにも頼るところがなく、子育てへのなんの知識もなく、
ただ出来ちゃったから、「生めばなんとかなるだろう」と思って、生んでしまった。
頑張っても頑張っても、子育ては雲を掴むようなもので、うまくゆかない。

こどもと密室に取り残された母親は、凶行に走ります。
こどもという、か弱いところにしか当たれないのでしょう。

今回の虐待も、母親は23歳。
19歳でおなかに宿し、20歳で第一子を生んでいますから、
彼女自身も、きっとこどもで、子育てに対する現実を知らなかったと思います。
そして、きっと頼るところもなかったのでしょうね。

「個人情報」「プライバシー」が強調されるようになってから、
こどもたちは、そのかたい檻の中で、命を落としてしまっているように思います。

親たちは1日中、誰とも話せず、誰からも見てもらえず、気にかけてもらえず、
親はイライラや不安を、こどもにぶつけてゆきます。
「こんなはずじゃなかった」「こどもがいなければ」「どうしてわたしばかり」と。

こどもを手放す勇気のある親は、日本ではとても少ないです。
虐待をして、自身も苦しいはずなのに、自分の手元においておこうとしてしまいます。

ただ児童養護施設や、乳児院に入所させればいい、というのではなく、
「養子縁組」「特別養子縁組」など、制度をきちんと整えて、
もっといろんな方に知ってもらわないと、と思います。

今回のニュースでも、「声が聞こえなくなったので、死んだのではないかと思った」と、
同じマンションに住んでいた方が言っていましたが、
もっともっとたくさんの通報が寄せられていたら、強制的に踏みこめたかもしれません。

「よその家のことだから・・・」と、知らんふりするのではなく、
こどものために、一歩踏み込めたらと思います。

こどもたちの命を守るために、わたしに出来ることをしたいと思います。
小さな一歩かもしれませんが、まわりにも少しずつ広めてゆきます。

そして、亡くなっていった優しいこどもたちのご冥福を、心よりお祈りします。
天国でいっぱいいっぱい抱っこしてもらって、心から甘えられますように。
またこの世界に生まれてくるときは、きっと優しいママにめぐりあえますように。
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警察に組み込んでも、難しいと思います。


現在も、警察と児童相談所が協力してやっている部分も多いですからね。
警察に組み込めばどうにかなるのなら、DVがらみの事件ももっと減っているはずです。

公的機関ではどうしても行き届かないことだと思うので、本当は、もっと地域のコニュニティーが活躍する場なんだと思います。
でも実際は、そのような問題を起こす親は、ご近所付き合いなどもしていないことも多く、なかなか難しいんですよね。

とても果てしない話になってしまうかもしれないですけど、だからといって諦めてはいけないことで、根本からの見直しをもっと考えないといけないんじゃないでしょうか?
第一は教育。子どものころからの教育を変える。具体的に言うのは難しいけど、未熟な親を作らない教育は必要かと。

そして、乱暴なことを言ってしまうかもしれませんが、日本の養子制度をもっと成熟させた方がいいと思ってます。
日本は「実の親が育てた方が幸せ」という固定観念が強すぎる。そして養子縁組の制度の制約が厳しすぎる。
育てられない人は、幸せに育ててくれる家に養子に出すという道ももっと広げていくことも、現実的な策だと思ってます。
私は長年不妊治療をして、10年目でようやく授かったのですが、かなり諦めて養子のことも調べたことがあります。
でも、その道も同じぐらい険しかったです。
そんなとき、虐待などのニュースをみると腹立たしかった。だったら、もっと幸せに育ててくれる人にどうして授けなかったのかって。

虐待は起こってからよりも、起こる前になんとかしないと、住人間の交流が少なくなっている現代では、難しいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

警察が介入しても限度があるかもしれないですね。
おっしゃるように教育もとても大切だと思います。

ただ今現在苦しんでいる子供達を助けることは出来ない、
間に合わない現実を考えると長期スパンでは教育の充実と
短期スパンで今出来ることの並行で考えなければならないと思うのです。

お礼日時:2010/08/07 23:23

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