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投資信託で為替ヘッジの利益の出るタイミングについて伺います。

新興国にG7の通貨で債券、株式、不動産に投資をし、さらに顧客が選んだ、例えばレアルコースでの為替ヘッジを行い、最終的に円に戻す際に為替変動要因(差益/差損)が出るというよくある商品です。

ドルなどでレアルを為替予約のレートで交換するので、金利差の分が上乗せされ、為替ヘッジプレミアムが取れるという、為替ヘッジを機動的に使った商品ということです。

為替ヘッジが利益を生む仕組みは、為替ヘッジコストが生じる場合で理解し、その反対の場合ということで納得してるつもりです。

さて、この為替ヘッジプレミアムの利益が出るタイミングなのですが、いわゆる主要投資対象の部分のように投じておけば利益や損失が絶えず出続けるということではないと思います。

例えば、償還時や解約時などに、主要投資部分のお金(ドルなど)を一気にレアルに交換し利益を出し、その後、円に交換するというようなことだと思うのですが・・・。(利益要因は主要投資部分の値上がり+為替ヘッジプレミアム+為替差益)

このように償還時や解約時に一度だけ発生すると考えて良いのでしょうか?

また解約時だとすると、いつでも解約ができるので、為替予約ができず、金利差(プレミアム部分)をいくらに設定するかが決まらないような気がするのですが、どうするのでしょうか?

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

為替ヘッジプレミアムの獲得を目的とした投資信託は、海外の投資信託を購入することで運営されています。

つまり、二重構造になっているということです。
その際、海外の投資信託において、「いわゆる主要投資対象」に投資しつつ「為替」にも投資しています。
投資の方法は、実際に、たとえばレアル通貨を買うのではなく、NDF(ノンデリバラブルフォワード)という権利を購入することで、「レアル通貨」を買ったような効果を得ています。
そのNDFという権利は、毎日価格が変動するために、見た目としては「利益や損失が絶えず出続ける」ことになります。

ですので、いつ買っても、いつ売っても、プレミアム部分を受け取れることになります。

もっとも、「レアル通貨を購入」して「実際にプレミアムを受け取る」ことを擬似的に行っているために、少しズレはあるものと思われます。
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