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 潜水艦同士の戦闘(現代ver)はどのようになるのでしょうか?
 質問させていただきます。
 現実世界で潜水艦同士が戦闘を行う場合どのような戦法が取られるのでしょうか。
 以前『沈黙の艦隊』と言う漫画で原子力潜水艦同士の戦闘が描かれていましたが、おおむねあんな感じなのでしょうか。
 戦況や潜水艦の種類、編成などの設定は回答者さんにお任せします、と言うか設定できるほど詳しくないのでそこらへんもご教授願います。

A 回答 (5件)

こんにちは、お礼有難うございました。




> 『即座に見つかって魚雷を打たれてしまい、その時点でほぼ
> 勝負はついてしまいます。』
> それでも打たれた方も何かしらの回避行動はとると思うのですが、
> それはどのような方法があるのでしょうか?

打たれた後は、ノイズメーカーやデコイといわれる欺瞞装置を放出して、
あとはひたすら"静かに逃げる"ということが唯一の対応策でしょうね。

少し前までは逃げる際に"ナックル"や"スパイラルターン"等の高機動を
行うことも有効とされていましたが、主要国が装備している最新の対潜
用魚雷が相手だったら逆に"自殺行為"になりかねないです。

それほど現代の魚雷の誘導技術(センサー技術?)は進化しています。

我が国も技本が以下のような研究を行ってます(↓ の別紙2 参照)
http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/r …

こんな能力持っていたら、ちょっとした欺瞞手段では効果が無いで
しょうね。

ちなみにこれらの技術は新対潜用短魚雷(G-RX5)として近い将来正式
に装備化される予定です(↓ の32頁)
http://www.mod.go.jp/trdi/data/pdf/kikanhyo2.pdf
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この回答へのお礼

 再度ご回答ありがとうございます。
 やはり『反撃』ではなく『回避・逃亡』がメインなんですね。
   

お礼日時:2010/10/05 12:20

こんにちは


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> 現実世界で潜水艦同士が戦闘を行う場合どのような戦法が取られ
> るのでしょうか。
_
_
現代の潜水艦は秘匿性が非常に高いため、一旦広い外洋に出てしま
うと発見するのが極めて困難になります。
従って、対象国(俗に言う"仮想敵国")の潜水艦の動静は、程度の
差はありますが、様々な手段により逐次監視されていると考えて
差し支えないでしょう。
_
また、潜水艦がどのような航路を通って外洋に進出するか? もある
程度は(各国とも)把握しており、その航路上の"哨戒点(待ち伏せ
ポイント、広い海からすれば点ですが、実際はある広さの"面"と呼
ぶ方が適切かもしれません)"も予め決められています。
もちろんその哨戒点は対象国自身も概ね把握しているでしょう。
_
平時はその哨戒点のうち、いくつかのポイントを順番に哨戒している
のですが、対象国との緊張状態が高まるとその数や、頻度も必然的に
増えてゆきます。
対象国からすれば、いかにその哨戒点を突破し、すみやかに作戦海域
まで進出するか、監視側からすればいかに突破されないようにするか
つまり"一定海域内に封じ込める"か、が勝負となります。
_
通常はいずれの海軍も、空(哨戒機、ヘリ)と海上(水上艦艇)両方
のプラットフォームを使った立体的な対潜水艦作戦を展開するので
潜水艦のみでの対潜水艦戦を行うことはまず有り得ないでしょう。
逆に言えば、そういう空海のプラットフォームの質と数が充実して
いればいるほど有利に戦いを進めることが出来ます。
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さて、とは言うものの「潜水艦の"一番の敵"は潜水艦」というセオリ
ーは当分の間変わることはないでしょう、と言うのは空海の対潜プラ
ットフォームと比較し、潜水艦の対潜能力には以下の大きなメリット
があるからです。
ひとつは前述のように存在自体に秘匿性が高いことで、静かに潜航
している限り、相手の潜水艦に自艦の存在を知られる可能性はぐんと
低くなります。
次は、潜水艦の捜索能力です。潜水艦のソナーは、哨戒機のソノブイ、
水上艦のソナーに比較してはるかに高性能で、かつその深度や位置
も自艦の機動で自由に変更出来るため、探知確率がとても高くなる
ことです。
_
以上のことから、空海の対潜部隊の協力で相手潜水艦をある一定海域
に封じ込め、そこで潜水艦を使って最後の仕上げをする、というのが
大まかな戦法になるでしょう。
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具体的には、現代潜水艦は艦体各部の複数箇所及び、艦外に伸びる
曳航式の高精度のソナーを持っておりますので、それらを使い(第二
次大戦中にはほぼ不可能であった)相手潜水艦の三次元的な位置を
パッシブで推定するという芸当が可能です。
_
相手に悟られないよう細心の注意をはらいつつ、微妙に位置を変え、
その情報の精度を徐々に高めていき、最終的にソリューションと呼ば
れる"発射管制情報"を得て、相手に攻撃を行ないます。
_
もちろん相手側も「どうも近くにいそうだ」という事くらいは判り
ますので、同様に静かに、微妙に、位置を変えつつ、攻撃をするのか
やり過ごすのか、を常時考えながらその哨戒点をなんとか突破しよう
と試みます。
_
以上が、現代の潜水艦による水中戦闘になりますので、「沈艦」で
あったような"派手な水中高速機動"は、まず有り得ないでしょう。
そんなことをしたら即座に見つかって魚雷を打たれてしまい、その
時点でほぼ勝負はついてしまいます。
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この回答へのお礼

 返答が遅れてしまい申し訳ありません、そして非常に詳細なご返答ありがとうございます。
 やはり『沈艦』みたいにはいかないんですね。
 申し訳ありません、また質問させていただいてよろしいでしょうか?

 『即座に見つかって魚雷を打たれてしまい、その時点でほぼ勝負はついてしまいます。』
 それでも打たれた方も何かしらの回避行動はとると思うのですが、それはどのような方法があるのでしょうか?

お礼日時:2010/09/18 09:31

潜水艦の存在目的は水上艦船の撃沈です


基本的に潜水艦同士の戦いはしません
と言うか出来ませんね
潜水艦同士が出会ったときは先に見付けた方が一方的に勝つでしょうがどちらも見つからないように行動するからそういうことは起こらないでしょうね
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この回答へのお礼

 返答が遅れてしまう申し訳ありません。そして回答ありがとうございます。
 失礼ながら再度質問させていただきます。 
 
 『潜水艦同士が出会ったときは先に見付けた方が一方的に勝つでしょう』
 そう言う結果になるとは思いますが、それでも一応は攻撃された場合や攻撃する場合の訓練や戦法等は考えられていないのでしょうか?

お礼日時:2010/09/18 09:27

基本的に潜水艦同士は戦わないのです。


潜水艦は単機によるゲリラ戦なので、国境も戦場もありません。
一方的に攻撃出来る場所が唯一の戦場なのです。
ですので、一撃離脱が基本で、応戦しないのが戦法です。

だから補給を必要としない原子力潜水艦ですし、巡航ミサイル潜水艦が主流であって、攻撃を受けるだけの存在である艦艇はイージス艦がメインになります。
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この回答へのお礼

 返事が遅れてしまって申し訳ありません。そしてご回答ありがとうございます。
 再度質問で申し訳ありません。
 
 『一撃離脱が基本で、応戦しないのが戦法です。』
 とは思うのですが、そうなると外洋航行用の潜水艦には対潜水艦用の魚雷は搭載していないのでしょうか?もし搭載しているのであれば、どのような戦法で仕様を想定しているのでしょうか?

お礼日時:2010/09/18 09:24

魚雷戦でしょう。


撃たれる前に撃つ。
音は出さない。
先に見つけられた方が負け。
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この回答へのお礼

 返事が遅れてしまう申し訳ありません。そしてご回答ありがとうございます。
 再度質問で申し訳ありませんが、もし見つけられた方はその場合どのような対応をするのでしょうか?

お礼日時:2010/09/18 09:16

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