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大学院受験で提出する研究計画書で「調査対象者」を限定して記述する必要はありますか?

はじめまして。私は今年の秋に大学院を受験する大学4年生です。
大学院では、社会心理学者の下で、
生涯学習活動とストレスマネジメントの関連性について
研究していく予定です。

リカレント教育などを実施している教育機関に依頼して、
質問紙を用いた社会調査から、
生涯学習によるコンピテンスの向上が
日常生活におけるストレスの軽減に役立つかどうかを研究したいと
思っています。

そこで未だに疑問に残っているのが、「調査対象者」の決定についてです。
おそらく修士に入ってから、教育機関に依頼したり、生涯学習を実践している
方々に調査対象者になってもらうように依頼することになると思うのですが、
こうした「依頼」は、大学院に提出する研究計画書を記述する前に、
事前にやっておかなければならないことなのでしょうか?
事前に「依頼」して承諾して貰って、その旨を書かないといけないのでしょうか?

http://www.radteclab.com/plan.html#naiyouの解説や、
妹尾 堅一郎 (1999) 『研究計画書の考え方?大学院を目指す人のために』ダイヤモンド社
などを見ても、「調査対象者」については特に何も書かれておりませんでした。
『研究計画書の考え方』では、いくつかの例文がありましたが、
具体的に「調査対象者」を限定する記述は、記憶する限りでは、ありませんでした。

「調査対象者」は書かなくても良いのでしょうか?

一応、「調査対象者」の候補は自分なりに決めてはいるのですが、
「依頼」は全くしていません。

そもそも「調査対象者」の候補の決め方や「依頼」の仕方が
よくわかりません。
こういうことは、修士に行ってから教わる(というか訊けば答えてくれる)もの
であって、受験の研究計画書の段階では言及しなくても構いませんよね?

A 回答 (2件)

No.1の補筆です。



>たとえば「高校3年の大学受験生」とか「社会人大学院生」などといった「属性」をあまり深入りせず抽象的に書いておいた方が良いのでしょうか?

あくまで個人的な感覚でいえば,これらを書いてあるほうが現実性・計画性があると判断します。

実際に研究をはじめてみたら,たとえば,高校3年生は未成年者であり調査できなかった,ということはありえます。入試を実施するプロフェッショナルのほうには,そういうことが経験的にわかるでしょうが,受験生にそんな判断を求めるのは無理です。結果的には無理なことも,「やりたい」と大風呂敷で書いたほうがいいと思います。
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ぼくの専門はこの方面ではありませんが,社会調査に関係する部分もありますので,一案としてお答えします: 面接試験で「対象にあてがありますか?」と質問されたときに,「これこれを想定している」と答えればいいと思います。

受験前に相手の承諾を得ておく必要はないはずです。

具体的な調査対象は,入学後に演習指導などを通じて絞りこんでいき,指導教員の紹介状(=後ろ盾)を手に実在の機関・団体と交渉することになると思います。あなたが現時点で想定している対象があるかもしれませんが,もしかすると学問的に不適切かもしれませんし,調査を受け入れないかもしれません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
なるほど、入学後に指導を受けられるのですね。

では、計画書の、特に「方法」を書く際には、調査対象者には言及しなくても宜しいのでしょうか?

それとも、たとえば「高校3年の大学受験生」とか「社会人大学院生」などといった「属性」をあまり深入りせず抽象的に書いておいた方が良いのでしょうか?

補足日時:2010/08/26 19:23
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