アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

免疫療法、ワクチン療法(ハスミワクチン)は効果はあるのでしょうか?

はじめまして。治療についての相談をさせてください。≪長文です≫
約2年前に血液の癌になり骨髄移植をしたものの、一年ちょっとで再発しまた移植を受けました疲れやすいものの元気に暮らしています。
以前は自らの病気について調べたりしていたのですが、再発してから現実をあまり知りたくないというか、2度目の移植前に言われた医師からの言葉がとても辛くて(再発率や今現在ある治療法などについて)何も知りたくないという状態になりました。
自分がしっかりしなければいけないんですが、想像してしまうと辛くて辛くて・・・大学卒業時に病気になり、これからと言う時だったので精神的にもショックが大きく、今も不安で不安で変な事を考えてしまう位です。

実は先日医療関係の知人から免疫療法やワクチン治療の話を聞きました。私自身二度ツライ思いをし、ひどい現実を見たせいかその手のモノがどうしても信じられないのです。
周りの勧めで最近ローヤルゼリーを飲み始めたのですが、高額な上利き目は感じられないし、自費では無いのでとても申し訳ない気になります…。確かにサプリ等(ビタミンなど)は信じられるというか、なんとなく効くという意識があるのですが、ローヤルゼリーや免疫療法やワクチンで良くなるなら大きな病院が取り入れているはずだと感じるのです。
製薬会社や国の許可等の問題があるから出回っていないという事なのでしょうか?

私の医師は免疫の数値が低い時「○○を食べたらいいのか?サプリは飲んだ方が良いのか?」との質問にも「正直言ってあまり効果が無い」とはっきり断言します。色々な考え方や研究をされている方がいると思うのですが、もし医師にハスミワクチンの事を相談して「それは効かないし、また再発した場合治療法は・・・」という話を聞くのも正直もう怖くて聞けません・・・。
ですので今日この場を借りて経験談やアドバイスを聞きたいと思い相談させていただきました。

よく高額なワクチンや独特な治療をしている所がありますが、”声”として届いているのは結果的にたまたま運が良かった人がそれを試していたという風に感じてしまうのです。しかし、私の知識は浅く現在とても消極的なので、本当はもっと色々な答えや意見があるのではと思いました。
同じように(病気が違っても)癌の方はどのようにお考えでしょうか?

A 回答 (3件)

romainsの思うとおり、ワクチン療法(ハスミワクチン)は、プラセボ効果以上の効果はないでしょう。


プラセボ効果については下を参照してください。
http://www.ffortune.net/spirit/sinri/placebo.htm

また、よくある高額なワクチンや独特な治療をしている所も信用すべきではありません
おっしゃる通り、”声”として届いているのも、たまたま回復した少ない例だけをのせており、効果がなく死亡してしまった多くの例は載せていないはずです(こういうのは商売ですから当たり前といえば当たり前かもしれませんが)。
また、たまたま回復した例というのもプラセボ効果によるものかもしれませんし、また、治療に関係なく自然に回復した可能性もありますので、効果があるという証明にはなりません。
そもそも本当に効果があるなら国立がんセンターがとりいれているはずです。

また、ワクチン療法(ハスミワクチン)について詳しく説明させていただくと、
これを支持するサイトでは「免疫療法とは、なんらかの方法で白血球をより活性化し、それまで認識していないウイルスなどの病原体や癌細胞などの体内の“異物”を改めて白血球に認識させ、白血球による破壊・排除を目指す療法」としています。

白血球は、もともと人の体にいるもので、平たくいえば「ウイルスや細菌などの自分以外の成分を見つけてやっつけるやつ」です。
闇雲に何でもやっつける訳ではないのがポイントです。というのも、この白血球が自分の細胞を傷つけるようなことがあっては困りますから(ちなみに、そうなってしまう病気が自己免疫疾患などと呼ばれます)。

つまり、免疫療法は、この白血球の「ガン細胞」を見つける能力を高め、白血球によってガンをやっつけようという考え方な訳です。

しかし、実際には正常な細胞とがん細胞というのは、同じ人間の遺伝子から作られる細胞であり、これを白血球などで区別することができません。薬でもほぼできません(抗がん剤で強い副作用が出るのも、区別ができないゆえにガンだけでなく正常な細胞までやらてれしまうからです)。

つまり、区別できないことがガンがガンである理由であり、ガンの恐ろしさな訳です。

「ワクチンのようなものを作り、それを投与すれば白血球が認識するようになる」と思いたい気持ちもわからなくもないのですが、実際には免疫のしくみはもっと複雑であり、そんな単純な方法でなんとかなるもんじゃないのです。
そんな簡単な仕組みでガンが治るならどんなに素晴しいことかと思います(ある意味真面目に抗がん剤の開発に取り組んでいる研究者がかわいそうですが)。

最近効果がないといわれて話題になっている「ホメオパシー」と同じで、医療従事者のなかにもこの手のものを本気で信じている人や、効果がほとんどないと知っていながらも確信犯的に利用している人など様々ですが、信用すべきではないです。
癌や自己免疫疾患など治りづらい病気には、こういった謎の療法がたくさんあります。
なんたって患者は藁にもすがりたい気持ちですから、多少の悪評がたってもよく売れるんです。
そんな方の気持ちを逆手にとり、こういった商売はなりたっています。

一方、romains様の医師は大変すばらしいと思います。何より正直です。サプリがあまり効果がないのも本当のことです。
事実を知るのは怖いことだとは思いますが、信用できる先生だと思いますよ。

ちなみに「怖くて治療法などについて聞きたくない」という気持ちは先生には伝えているでしょうか。「逃げてはだめですよ」なんていわれるかもしれませんが、そういったromains様の気持ちを正直に伝え、それを含めた上でどうしていくかを先生と相談されるのが一番だとは思います。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。

回答何度も読ませていただきました。正直藁にもすがる思いだったのは1度目の発病時で今は何も考えたくないというのが一番の気持ちでした。
周りは色々と調べてくれたりして大変嬉しいのですが、うれしい半面、完治という言葉以外今の私には何の支えにもならない状態です。。

回答者様のおっしゃる通り私自身もそんなに簡単にワクチンで免疫が変わるとは思えません。治すものが治療であり、金儲けは治療ではないのです。
今まで主治医に疑問を持つ事がありました。濁すのはいけないのは理解していても、はっきり運命を告げられる度にケリ飛ばしたい位・・・辛かったです。でも主治医は好きです。淡々としているけれど。。

家族もハスミワクチンなどは無知なのでこのページの回答を見せてあげようと思います。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/30 01:30

サプリメントは、気休めですよ。


ないよりはマシ、程度だと思ってください。

免疫療法と名前がつくものにも色々ありますが、
ちゃんとした治療として研究されているものもあります。
国立がんセンターの情報でも、紹介されています。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/dia_tre/treatmen …
(情報としては、古いですが……)
ただし、決して夢の治療方法ではありません。
有効率は、せいぜいで3割程度です。
抗がん剤の有効率も同じようなものですから、試す価値はあると
思いますが、自由診療なので、治療費がバカ高い。
ご参考に……
http://www.medinet-inc.co.jp/lp/eot.html

ところで、サイコオンコロジーという言葉をご存知でしょうか?
日本語にすれば、精神腫瘍学です。
http://www.jpos-society.org/
http://www.cancertherapy.jp/psycho/index.html
平たく言えば、癌になった人々の精神的なケアをしましょう、
という学問であり、治療です。

米国では、当たり前のようになっていますが、
日本では、これが、余りにも寂しい状態です。

カウンセリングを受けるに抵抗がある、
相談することに抵抗がある
ならば、医療コーディネーターに相談してはいかがでしょう。
医療コーディネーターとは、元々は、癌の治療について
相談を受ける専門の看護師ですが、こうした不安や悩みについても、
相談に応じてもらえます。
何しろ、相手は相談のプロです。
米国では、このような人たちが大活躍をしているのに、
日本では、その存在すら知られていないのです。

もしも、質問者様が「医療コーディネーター」をご存知なければ、
「患者ですら、その存在を知らない状態」であることの証明です。

医療コーディネーターで検索すれば、ヒットします。

米国の例を一つ
米国では、遺伝子診断が発達して、将来、自分が癌になるかどうか
ということを診断しています。
特に乳がんで発達しています。
米国では、8人に1人が乳がんになると言われているので、この遺伝子
診断で、どうなるのか知っておきたいという需要があるのです。
ところが、ここで、困ったことが起きます。
癌にも、たちの良い・悪いがあるのですが、遺伝子診断で、
たちの悪い癌になる可能性が高い、と言われた場合です。
つまり、癌になる前に「癌が発症すれば、助からない」という宣告を
受けてしまうのです。
助かる方法は一つ、癌になっていない健康な乳房を切断することです。
もちろん、100%癌になるわけではない。
しかし、患者の多くは、血縁者に乳がんで若くして亡くなった女性が
いる場合がほとんどなので、ならない可能性を受け入れられないのです。
軽い気持ちで受けた癌の遺伝子診断が究極の選択を迫るのです。
こんなとき、米国では、ちゃんと専門のカウンセラーが控えています。
遺伝子診断で、黒となれば、自動的にカウンセリングを受けられるのです。
こうして、究極の選択……健康な乳房を切断するという選択を
自分から望んで受け入れられるようになるのです。

romains様も精神的に、相当、お疲れになって折られると思います。
ここらで、ちょっと息抜きに、プロの方に思いをぶちまけては
いかがでしょう。

ご参考になれば、幸いです。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼遅くなり申し訳ありません。

抗がん剤の有効率が3割程というのはとても驚きました。でも、確かに私を含め知ってる患者さんで再発したり亡くなってしまってる方が多いのでその程度なのは確かなのかもしれませんね。。

医療コーディネーターは初耳でした。とてもいい制度というか仕組みですね。
アメリカはこのようなサポートのケアがとてもすすんでいますね。医療以外でもセラピーやそのようなサークルなどが多くあって、話す機会を色んな場所で設けていますよね。
日本でも医療コーディネーターを知っているのは恐らくとても少ないと思います。もっと多くの人がこういう制度を利用して話す事で楽になるような仕組みが欲しいです。

お礼日時:2010/08/30 01:36

NHKの朝一で紹介されてましたが梅肉エキスがいいそうですよ。

    • good
    • 6

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!