英語以外の外国語は習得が難しい?
こんにちは。このカテには英語以外の外国語を学習された方も多いかと思います。英語以外の外国語を学ぶ時は初めてではないので、英語学習の経験から外国語を覚える要領もつかんでいるし、例えば スペイン語なんかは 英語の知識が大いに助けになるので習得が早いように思えます。しかし、ほとんどの場合、英語とスペイン語の力には格段の差があるのが普通です。一番大きな理由は学習時間の量にあると考えられます。確かにそうなんですが、少し補足して考える必要があると思います。
先ず、英語以外の外国語の場合、初級レベルに関しては上達が早くとも、これ以上はなかなか進歩しないことが多いようです。これは、結局は学習時間の量に帰結するかもしれませんが、日常生活においては、英語以外の外国語は英語に比べて格段に接する機会が少なく、2ヶ国語を平行して学習したとしても よほど意識しない限り、英語の方に力を置くからだと思います。
そこで、英語以外の外国語を英語と同等かそれ以上習得された方に質問です。どのようにして、英語以外の外国語を習得されましたか? 英語との関わりも含めて体験談をお伺いしたいと思います。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
ご自身はフランス語がおできになるのではなかったでしたっけ。違いましたかしら。
私はスペイン語を4-5年習いましたが、大学だとかでなく、普通の町の語学教室でした。
後でNOVAだとか英語教室も行ったことがありますが、それより先にスペイン語教室に行きました。
当時はスペイン語力のほうが高いか、英語と同等ぐらいでした。
その後はあまりスペイン語を勉強せず、英語を勉強したので今はスペイン語より英語のレベルのほうが高いのですが、これは意識して英語を選んだためです。
スペイン語学習のほうにもっと力を入れていれば、英語力のほうが高いということは無かっただろうと思います。英語だから、英語以外だからということでなくて、「自分がどちららを重視したか」です。
最近またスペイン語をやり直していますが、かなり忘れてしまったのでアクセント記号がどこだったかとか活用形とか、大変です(^^;
よく英語の知識がないと他の外国語を覚えにくいというアドバイスも見かけるのですが、スペイン語を勉強した時点では英語の文法知識はろくにありませんでした。もちろん現在形、過去形、未来形、現在完了などは一応分かっていましたが、自動詞・他動詞は最近分かるようになったので、今スペイン語の辞書を見直していて、やっと〔他〕〔自〕の文字があったことに気づいたという次第です。
私は生活上も仕事上も英語が必要ということはほとんどないので、英語もスペイン語も同じような距離感です。まあ確かに米軍ラジオを聞けるというのはあるんですが・・・・・スペイン語のAMラジオ放送はありませんので。
>英語学習の経験から外国語を覚える要領もつかんでいるし
私は逆にスペイン語学習の経験から外国語を覚える要領を掴んだ気がします。高校時代、英文法に興味が持てなかったし必要性も分からなかったのですが、後でスペイン語を勉強から文法の利用方法を理解しました。
回答ありがとうございます。
>ご自身はフランス語がおできになるのではなかったでしたっけ。違いましたかしら。
はい、フランス語の方が得意です。
>英語だから、英語以外だからということでなくて、「自分がどちららを重視したか」です。
ですから理由はどうであれ、2ヶ国語を学習した場合、質問でも書いたように 大半の人は英語に力を置くということです。そして、gallinaさんもご多分に漏れず、英語を重視されたわけですね。
英語と英語以外の外国語の大きな違いは、英語は誰でも学校で習いますが、英語以外の外国語の場合は「選択」の要素が強いことです。ですから、gallinaさんが英語以外の外国語を学ぶにしても、スペイン語の他にも、フランス語、中国語、韓国語などの選択肢があり、その中でもスペイン語に最も惹かれたわけですよね。ですから、スペイン語は自分で選んだ外国語という意識があったはずです。しかし、それでも結局は スペイン語は英語ほど魅力がなかったわけですよね。一方、#1さんの場合は 英語よりもドイツ語が好きだったということが伺われます。
>私は生活上も仕事上も英語が必要ということはほとんどないので、英語もスペイン語も同じような距離感です。
普通に生活している分には、英語の方が圧倒的に触れる機会が多いはずです。
No.5
- 回答日時:
自分は、英語の他にカタルーニャ語とスペイン語それと少しですがフランス語が話せます。
(カタルーニャ語はほぼネイティブ並み。その次にスペイン語。)またいつの日かスウェーデンの大学に入学したいので、スウェーデン語も勉強中です。(もともと趣味のひとつに各国語比較が自分にはあります。)ですのでできるだけお力になれるように回答いたします。
まず、率直に言いますが、外国語習得は英語も含めて反復運動(繰り返し身につけること。)です。
ですので本来は英語であれ質問者様が挙げたスペイン語であれ、根気良く勉強することです。
自分は外国語習得のときにその日にあったことなどを日記にして外国語(英語とカタルーニャ語とスペイン語で。)で書いたりして覚えた単語を忘れないよう何度も読み返したり。発音練習もかねて、声に出して読んだりしました。
そのほかにも、スペイン語の勉強の時には英語と比較してやってました。確かに質問者様の言うとおり英語と似ている単語が結構あります。(もともと英語もスペイン語も同じインドヨーロッパ語族に属するのでどちらも親戚みたいなものです。)でもだからといってすべて似ているわけではなく異なるところも多いです。(スペイン語は歴史的にアラビア人に支配されていたのでイスラム文化の影響が濃いです。)
ですので自分はスペイン語は、とにかく慣れる事に重点を置いて勉強しました。
例えば、基本文法をある程度勉強した後わからない単語があっても原文を読んだり(最初は比較的簡単な文章から。慣れたらもうちょっと難しい文や長文など。)していました。読むことは語学学習の上で結構重要です。外国語を読んで理解できるようになると、書く力や慣れたら話すこともできるようになります。
(もちろん人によってかかる時間は変わりますが。)自分は英語も習得したかったので、スペイン語の単語でわからないものがあったら日本語の意味を調べるのみならず英語での意味も英和(もしくは西英)辞典で調べていました。最初は日本語でしかその単語の意味が理解できなかったけど、今は英語やスペイン語でもすぐ理解できるようになりました。前に書いたように繰り返し覚えた賜物だと思っています。
今はインターネットのウィキぺディアなど無料で読めるものが結構あるので、英語でもスペイン語でも読むのに慣れることができます。スペイン語を覚えられたので、他のラテン系言語も話せなくとも読んで理解できるようになりました。(実はフランス語もカタルーニャ語やスペイン語(特にカタルーニャ語)のおかげで少し話せるようになりました。)
読む書くなどはいいとしても話す聞くになると事情が異なります。
やはり、聞く(特に聞く)話すになると人との付き合いに大いに関係があります。
そこで、このふたつを身に付けるには現地に行くことです(スペイン語の場合は、スペインもしくは中南米のスペイン語圏へ。)
自分の場合はスペインのマラガという町に、留学(一年間)しました。
実は自分はスペイン人(実際はカタルーニャ人)と日本人のハーフなのです。小さい時からカタルーニャ語に慣れしたしならざるおえなかったので、カタルーニャ語がネイティブに準ずるくらい話せるので、スペイン語の理解も結構早かったです。
とと、留学体験のことを言いますが、最初自分も苦労しました。ホームステイの家族のスペイン語が聞き取れないこともあったのでスペイン語で、英語を話せますかとたずねたら、ステイ先の夫婦両方とも英語が話せるので英語を交えながらスペイン語で話しました。留学するなら英語も少しできるようになった方が有利です。北ヨーロッパやオランダなどの人達ほどではないけどヨーロッパには(中南米なども)英語を話せる人が結構います。ですから恥ずかしがらずに自分の意思を一生懸命英語を交えながらでもいいので、話すことです。国は違えども同じ人だから真剣に耳を傾けてくれます。
留学中自分は聞き取れないこととかがあったら、スペイン語で自分が聞き取れないことがあったら、質問したり会話の返答をするときは簡単な英語で話してください、そしてわかるようになったらスペイン語でゆっくり話してくださいと紙に書いて見せました。そしたら理解してくれて、徐々にスペイン語になれてきました。それと語学学校のクラスメイトとは、スペイン語だけではなく、英語も使って話しました。留学中は日本語も含めて語学をフルに活用しました。今は日本にいますがいろんな言葉を読んでいます。
それと、留学できるお金がなかったら、話す聞くはインターネットのYou Tubeで動画を見ればリスニングの練習代わりもできます。話すは大学の公開講座などでネイティブの先生などと外国語で話すなどで鍛えられます。
でもやっぱり、留学が一番良いです。
(カタルーニャはバルセロナ周辺です。)
No.4
- 回答日時:
>やっぱりここなんですね。
ただ、趣味レベルで何となく好きだけではモチベーションの維持が難しいんですよね。そして、ここが英語以外の難しさの一つかもしれません。旅行レベルの「英会話」習得にもモチベーション維持が出来ない人が世の中の大半でしょう。英語だって何となくの人が多いですよ。
私の場合は別にスペイン語学習のモチベーション維持が出来なかったわけではありません。
優先度の問題です。
(挫折したのは英語の翻訳学習です)
2つの言語を一度に同じだけの分量で学習できないタイプの人間なので、区切らないとできないんですよ。だからあえて意識的に切り替えて、しばらくの間は英語を優先していただけです。
現代社会では英語がメジャーで汎用性があって、仕事でも使う可能性が一番高いので、結局英語を優先する人が多いのでしょう。
18世紀ヨーロッパの貴族だったらフランス語をやったし、それ以前はラテン語だったし、時代ごとにメジャーな言語が多く習われるのは世の理ですから。
英語以外の外国語は習得が難しいかどうかは、言語によると思います。
NHK語学講座にあるような日本でメジャーな言語ならやりようがあると思いますが、たとえばパシュトゥン語、ウルドゥ語などだと日本ではマイナーなため、もっと困難でしょう。
あとは本人のニーズ次第かと。
しかし「各自の中でのレベル比較」でなくて、上級レベルの話をなさりたいようですね。お邪魔しました。
何度もありがとうございます。
>優先度の問題です。
ですから、結局は gallinaさんは趣味より実利を重視されたわけですね。これはあくまで価値観の問題なので、このことに関して 私は何ら口を挟むつもりはありませんが、質問でも書いたように、gallinaのようなタイプの人の方が多数派だと思いますので、私としては 英語以外の外国語を英語以上にマスターされた方からご意見をお伺いしたいと思っておりました。
一つ言えるのは、外国語は独学では習得が難しいし、英語以外の外国語は学習しても、英語と同等かそれ以上のレベルまで持って行くのは容易ではないということですね。
私の場合は先にフランス語を習得しましたので、英語をやり直した時も、普通の人の半分以下の努力で2倍以上の上達が可能になりました。私の大学の知人でも英語を専攻した人は第2外国語も中途半端な人が大部分ですが、英語以外の外国語を専攻した人は大抵 英語もかなり出来る人が多いです。
>18世紀ヨーロッパの貴族だったらフランス語をやったし、それ以前はラテン語だったし、時代ごとにメジャーな言語が多く習われるのは世の理ですから。
22世紀はひょっとしてスペイン語が英語よりもメジャーになるかもしれませんが、それまで生きられませんよね。
>しかし「各自の中でのレベル比較」でなくて、上級レベルの話をなさりたいようですね。お邪魔しました。
一応は、「各自の中でのレベル比較」なんですが、上級レベルの話になったようですね。
No.3
- 回答日時:
No.2です。
>しかし、それでも結局は スペイン語は英語ほど魅力がなかったわけですよね。一方、#1さんの場合は 英語よりもドイツ語が好きだったということが伺われます。
好きかどうかなら、恐らく私はスペイン語のほうが好きです。
翻訳勉強をしようと思ったんですよ。
途中までやってみたら難しかったので挫折というか休止というかしていますが、仕事で使えるというと英語のほうが圧倒的にニーズが高いですよね。実利的な理由です。
英語も好きは好きですけれども、スペイン語より英語が好きなわけではありません。
まあ結局今も別に仕事で使ってないので、実利も何もないですけどね(^^;;
海外旅行で便利ぐらいのものです。後は海外ニュースを読んだり、読書をしたり・・・・。
スペイン語を勉強した理由はツアーでなくスペイン旅行したかったからと、音の響きがかっこよかったからでして、目指していた語学レベルが低かったんです。旅行でサバイバルできれば目標達成だったので。
もう少しマシなレベルにしようかとまた思っておりますが・・・・。
>普通に生活している分には、英語の方が圧倒的に触れる機会が多いはずです。
わたくしの場合は、カタカナ語・和製英語・一部のコンピュータ用語ぐらいですよ。一般人ですから。ほとんどEngrishの世界です。
回答ありがとうございます。
>途中までやってみたら難しかったので挫折というか休止というかしていますが、仕事で使えるというと英語のほうが圧倒的にニーズが高いですよね。実利的な理由です。
やっぱりここなんですね。ただ、趣味レベルで何となく好きだけではモチベーションの維持が難しいんですよね。そして、ここが英語以外の難しさの一つかもしれません。
>一般人ですから。ほとんどEngrishの世界です。
いや、それでも英語に親しむ切っ掛けにはなります。これは大きいと思います。
No.1
- 回答日時:
英語が中学、高校で唯一と言ってよい学習外国語であり、検定教科書も現在は英語しか存在しません。
参考書も他の外国語と比較して云十倍もありますね。従って現在の日本において非常に学びやすい状況にあることは間違いありません。従って、英語が本当に学ぶのが容易だと勘違いされていると思っています。ドイツ語を学んだのは大学に入学してからですが、一週間に12時限(ドイツ人が4時限)2年間遣りました。その後、2年間は専門課程でドイツ語に毎日触れていました。その時期には英語は全く学んだりしてはいませんでした。卒業後は英語を仕事で実践で学習し直すことになりました。暫くの期間はドイツ語のほうがかなりの程度英語より使えたと思います。その後40年近く英語とは離れることは無かったのですが、ドイツ語も個人的に手紙を書いたり本を読んだりしてできる限りドイツ語の水準を保つ努力をした積りでしたが、現在、英語とドイツ語とどちらが出来るかはよく分りませんが、喋るのはドイツ語の方が気が楽です。
回答ありがとうございます。
>従って現在の日本において非常に学びやすい状況にあることは間違いありません。従って、英語が本当に学ぶのが容易だと勘違いされていると思っています。
英語一つを取っても昔に比べたら今は格段に学習環境に恵まれていますよね。しかし、だからと言って
ラクして英語は習得できるものでもないし、それなりの苦労は必要です。しかし、アクセスのしにくさが学習を難しくしている点は否めませんよね。例えば オランダ語ですが、文法的にはドイツ語よりも簡単になっていますが、非常に学びにくい外国語ですね。
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