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基礎代謝で脂肪って燃焼するのですか?

あちこちのサイトや本を見ましたが
・脂肪を燃焼するには有酸素運動が効率的で、最低20分以上有酸素運動を続けないと脂肪は燃焼しない
・基礎代謝は、安静にしていてもエネルギーを消費する量で、筋肉を増やせば(太くすれば)基礎代謝は上がる。
おまかですが、こんな感じとなってます。

であれば、基礎代謝は有酸素運動とは違う=脂肪は燃焼しない
ということになると思うのですが、
では、基礎代謝をあげるとやせるというのはどういうことになるのでしょうか?

今のままだと、
基礎代謝を上げる=摂取したカロリーが体脂肪になりにくい=太りにくい
くらいしか思いつきません。

多分、どこか解釈が間違ってるんだと思うんですが、そう思って探しても、明確に記載されてるところを見つけれません。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

> 基礎代謝で脂肪って燃焼するのですか?



はい、基礎代謝は主に脂肪を燃焼します。
人体の心臓も呼吸筋も消化器も骨格筋もすべて筋肉でできていて、これらの臓器はすべて脂肪を燃焼します。
あなたが体脂肪計をお持ちでしたら、基礎代謝が1100から1200Kcalと出ていると思いますが、そのうちの82%までは、心臓や呼吸筋、消化器などの臓器が脂肪を燃焼して消費するカロリーです。

ですから、人間は絶食しても、水さえ飲めば1ヶ月位は生きられますし、
内臓が脂肪を燃やしているので、食事制限をすれば、運動なしでも体脂肪が減るのです。

> であれば、基礎代謝は有酸素運動とは違う=脂肪は燃焼しない

基礎代謝と有酸素運動とは違います。
基礎代謝は脂肪を燃やし、有酸素運動はグリコーゲンを燃やします。
でも、この説明は複雑なので後回しにしましょう。

> では、基礎代謝をあげるとやせるというのはどういうことになるのでしょうか?

基礎代謝は約1200Kcalの非常に大きなカロリーで、その殆どが脂肪を燃焼しているのですから、もしも、基礎代謝をあげることができれば、それだけ痩せやすくなります。
ただし、仮に女性の筋肉が1Kg増加しても、基礎代謝のアップは僅か8Kcalなので、いわれるほどの効果はありません。

> ・脂肪を燃焼するには有酸素運動が効率的で、最低20分以上有酸素運動を続けないと脂肪は燃焼しない

人の身体は、安静時には脂肪を燃やしています。また、有酸素運動中でも、内臓は変わらず脂肪を燃やしています。
有酸素運動中に何が変わるかというと、骨格筋がパワーを出すときに、脂肪とグリコーゲンをだいたい半々位の割合で燃焼してパワーを出します。ですから、ウォーキングをすると、体脂肪の消費が増します。
一方、筋トレでは最大パワーが必要ですから、グリコーゲンの消費が80%位に増加し、脂肪の燃焼は20%位に低下します。
ですから、脂肪を燃焼するには有酸素運動の方が効率的ですが、20分以上継続しないと脂肪が燃えないということはありません。20分前でも、脂肪はよく燃えています。

> ・基礎代謝は、安静にしていてもエネルギーを消費する量で、筋肉を増やせば(太くすれば)基礎代謝は上がる。

女性の筋肉が1Kg増加しても、基礎代謝のアップは僅か8Kcalなので、いわれるほどの効果はありません。
それよりも、筋肉を1Kg増加させるには、ものすごい運動量が必要で、その時の消費カロリーでだいぶ痩せるだろうと思います。
「基礎代謝で脂肪って燃焼するのですか?」の回答画像3
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かなりおおざっぱな説明になってしまいますが。



安静時の脂肪を維持するのにはちょっとのエネルギーで足ります。
ですが安静時の筋肉を維持するためには、脂肪よりも多くのエネルギーが必要となります。

だから筋肉を付けて代謝を上げる=摂取したカロリーは筋肉の維持に消費される=太りにくい

となるわけです。

こんなんで分かりますでしょうか(^_^;)
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 基礎代謝量は体を横たえ筋肉を使わずに静かに寝ているときに消費する、命をつなぐ上で最小限度必要なエネルギーです。

体脂肪は食べ物が一時的に足りなくなって飢餓の状態になっても、生き長らえるようにカロリーを体に補給するエネルギーの貯蔵庫のようなものですから、動かずにジッとしている状態でも摂取カロリーが基礎代謝量よりも少なくなると体脂肪は消費されます。

 基礎代謝量を上げるのには筋肉量を増やせば(つまり筋肉質の体になると)いいのですが、体脂肪を増やしても(つまり肥満になっても)基礎代謝量は増えます。同じ増加量なら筋肉を増やしたほうが体脂肪を増やすよりも基礎代謝量の増加は多めになります。
 筋肉であれ体脂肪であれ、それが増えると基礎代謝量が増えるのは、筋肉細胞も脂肪細胞も生きていて活動し代謝しており、そのためのエネルギーを必要とするからです。

 1日の消費カロリーは、生活や労働のために体を動かすのに必要なカロリーを基礎代謝量に加えたものになります。どのくらい体を動かす日常生活を送っているかの程度を生活強度と呼んでいますが、1日の消費カロリーは 基礎代謝量×生活強度 で見積もることがよくあります。生活強度は体(筋肉)を動かす程度によって1.3~2になります(肉体労働者や職業スポーツマンなどは2よりももっと多いはずです)。
 ですから基礎代謝量が多いと1日の消費カロリーも多くなるわけで、食べる量(正確に言えば摂取カロリー)が同じなら基礎代謝量の多い人ほど細身である(太っていない)ことになります。

 1日の消費カロリーよりも多くカロリーを摂取すると(つまり食べ過ぎると)差し引き余計なカロリーは体脂肪となって蓄えられ、飢餓の状態に備えます(つまり太って体重が増えます)。体重が増えると(筋肉量と体脂肪量が増えると)基礎代謝量が増え1日の消費カロリーも増えるので、摂取カロリーと消費カロリーがバランスしたところで体重は安定します。

 体(筋肉)を動かすとそれに必要なエネルギーは筋肉に含まれているグリコーゲンや血液に含まれる糖質がまず使われます。エネルギーとしていちばん使われやすい形だからです。ですがこれらはすぐに底を尽きますので、次は体脂肪を消費してエネルギーになります。これが20分後などと言われているようです(たとえて言えば、モノを買うときに、まずはいちばん使いやすい財布の中のお金を使うようなものです)。
 ですが、筋肉中や血液中のエネルギーはいつまでも不足の状態にはしておけませんので、体脂肪(いわば定期預金のお金)が利用されて健常な状態に戻ります(定期預金を取り崩して財布に必要なだけ戻すようなものです)。ですから20分後とは言っても、結局はすべて体脂肪が燃焼することになります。
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