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1980年のソ連軍と現在の自衛隊が戦ったら自衛隊は勝てるでしょうか?核兵器は除きます。

A 回答 (8件)

無理です。



イギリス国際戦略研究所の発行する「ミリタリーバランス1981年~82年版」によると・・
(1980年とは1年違いがありますが、そう戦力に開きはないと思います)

ソ連陸軍の兵力は182万5千人で、戦車の数は4万5千両。
現在の陸上自衛隊は約15万人で、戦車の数は900両。

ソ連空軍の戦闘機数は5300機で、航空自衛隊は攻撃機を入れて約370機。

ソ連海軍の艦艇は・・
巡洋艦37隻。このうち原子力巡洋艦は1隻。またミサイル巡洋艦は27隻で、あとの10隻は砲のみの旧式艦。
駆逐艦は73隻で、このうち41隻がミサイル駆逐艦で、あとの32隻が砲のみ。
フリゲート艦は180隻で、このうちミサイルフリゲートが72隻で、あとの108隻は砲のみ。
他にミサイル艇128隻。魚雷艇220隻。哨戒艇111隻。
潜水艦は核抜きという事なので弾道ミサイル潜水艦は抜きにして・・
原子力巡航ミサイル潜水艦が47隻。巡航ミサイル通常型潜水艦が22隻。攻撃型原子力潜水艦が52隻。攻撃型通常潜水艦が138隻。
これに対し、海上自衛隊は護衛艦が50隻、通常型潜水艦が16隻。

難しい話は抜きにして、ただ単純に戦力をぶつけあったなら自衛隊は高性能な兵器により多大な損害をソ連軍に与えるでしょう。しかし、最終的には数の差で圧倒され敗北すると思います。

ちょっと小難しい話をすると、自衛隊に日本が守れるかというと、無理です。日本の弱点は海上交通路です。貿易ができなければ日本の命取りです。そしてペルシャ湾、インド洋、南シナ海、太平洋の広大で長い海上交通路をわずかな海上自衛隊の戦力では守りきれません。ソ連の大潜水艦隊の通商破壊戦に敗北するのは必至です。

ですが、それはまあ置いておいて・・もしソ連軍が日本に侵攻するとしたら・・
まずは準備でしょう。西から極東に戦力を移し、航空基地を幾つも建設し、全ての揚陸艦をソ連太平洋艦隊に配属し、沿海州沿岸にスカッドC地対地ミサイルを数百基集結させます。
そして、まずは千歳基地にミサイルでの一斉攻撃を行います。沿海州沿岸から千歳までは500キロに達しません。スカッドCなら十分に射程内です。また、潜水艦発射巡航ミサイルも使用します。長距離爆撃機から発射する長距離空対地ミサイルも使用します。このミサイルは射程が300キロもあるので、長距離爆撃機はミグ戦闘機の援護を十分受けられます。バジャー、ベアといった長距離爆撃機は460機もあります。
ミサイルの波状攻撃、飽和攻撃により千歳基地を無力化します。
いかに高性能の戦闘機、対空ミサイル部隊でも数が多すぎて対処できないのではないかと思います。戦闘機も基地と滑走路が無ければ戦えません。他の基地に行くか、民間空港を利用するしかありませんが、そこで補給・整備の体制を整えるのは大変でしょう。
千歳の次は三沢です。
北海道の制空権が取れそうなら上陸作戦を開始します。イワン・ロゴフ級揚陸艦1隻、アリゲーター級戦車揚陸艦14隻、ロプチャ級戦車揚陸艦12隻、ポルノクヌイ級戦車揚陸艦52隻を中心とする揚陸艦隊です。この艦艇の数なら一度に720両の戦車を運べます。二往復すれば、早くも質的にはともかく数的には自衛隊の戦車の数を凌駕します。三往復すれば自衛隊の倍の数の戦車です。
ソ連太平洋艦隊はその援護です。日本の潜水艦対策には機雷原を構成し揚陸艦部隊に近寄らせないようにします。あとは空と海上の対潜部隊に厳重に監視させれば十分でしょう。
そして、南下し順々に攻略していきます。
スペツナズなどの特殊部隊を日本各所に侵入させ破壊工作も行います。
数の少ない自衛隊は非常に苦戦を強いられるでしょう。
つまりはソ連軍の勝利という事で。
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ソ連軍の目的が日本の物理的占領なら、無理です。



まず、制空権がとれません。ソ連の戦闘機は制空戦闘機ではなく、防空戦闘機なので、爆撃機の援護ができません。また、それ以前に洋上飛行すらできないでしょう。
83年の大韓航空機撃墜事件で、ソ連の迎撃能力や戦闘機運用能力が低いことが露呈しています。
F15を200機そろえ、防空に徹し、レーダー・システムも早期警戒機ももっている航空自衛隊と、ケンカできる方法が思い付きません。

せいぜいバックファイアでテロ的なミサイル攻撃はできるかもしれませんが、80年だとソ連全土に200機ないので、いやがらせ以上のことにはならないでしょう。こういうときに、イッパツ核兵器をつかえると恐ろしいことになりますが。

さて、日本の40トン以上の戦車に対抗するためには、同等の戦車を揚陸させる必要があります。

が、そのためには40トン以上の戦車を揚陸艦に積む施設が必要です。極東におけるソ連の港湾事情を考えると、はじめた時点で日本側に察知されるでしょう。

また、日本は着上陸、つまり船が浜辺に乗り上げて、戦車おろすのには適していない海岸線が多いので、結果的に「もってきた戦車を荷卸しするための、港を占領する」必要があります。日本側がその港湾設備を破壊したら、どうしようもありません。

つまり、どこを狙ってくるかが読めてしまうので、ソ連側としては、やめたくなるとおもいます。それと、上陸した戦車の燃料も、兵士の食料も、輸送しなくてはなりませんが、どうしましょう。現代日本が所有している対戦車ヘリコプターもどうにかしないとなりません。

で、それ以前にソ連は制空権がないので、世界最強の対艦攻撃能力をもつF2に襲われて、揚陸艦も輸送艦も大惨事になるでしょう。日本本土に近づいても陸上発射のSSMにやられるだけです。
極東で貴重な揚陸艦・輸送艦を無駄にしたら、ソ連の世界戦略が崩壊します。
やめようよ(´・ω・`)

日本を経済的に干上がらせる、ですが、日本が干上がると西側全体が大迷惑します。また、日本だけを標的に経済戦争(軍事行動含む)をしたら、ソ連・東側に勝っている経済力で軍拡して、ソ連を圧迫させるレーガン・ドクトリンでソ連とケンカしている、アメリカに日本が接近するでしょう。

日本のタンカーだけ、日本行きの船だけ攻撃する、というのはゲーム的にはいいでしょうが、船の国籍、船主、乗組員の国籍は必ずしも日本・日本人ではありません。それでも攻撃したら、外交問題になります。

で、80年だとソ連はアフガニスタンに足を突っ込んでいます。もう2年目で、大惨事というか、引っ込みがつかないというか状態です。そこで、日本を攻めようと言ったら、どうなることか。

また、ブレジネフがボケてきていて軍務の経験もないのに、よりにもよってスターリンと同じ、ソ連邦元帥、と自称して軍部とガタガタしています。
アフガニスタン侵攻が政治局(ブレジネフ自身)の正式決定ではなく側近の暴走だということが今では判明しており、政府もガタガタしています。レーガン・ドクトリンに対抗するため軍事費は増えますが、国民生活がダメになります。となると、経済がダメになり、軍事費が伸び悩み、しかしアフガンが、という悪循環突入です。
このブレジネフの内政無策を知っているから、ゴルバチョフという改革しようよ、なひとがでてくるわけです。

軍隊もお役所ですから、上がシッカリしていないとダメです。その点では日本もダメダメですが、ソ連の方が解決しなくてはならない問題が多いので、日本が勝ってしまうでしょう。
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まず最初に


質問に対する問題提起を
(1)本件が歴史カテゴリーで質問する内容と判断できないこと
(2)歴史的にも「勝敗の基準」について考える必要性があること
(3)戦術・戦略環境を明示しないで勝敗を論理的に説明できないこと

早い話が、質問が稚拙すぎる

歴史ではなく、準軍事的に回答すれば、年代を別にしても
本件の回答は勝敗基準・戦術・戦略状況について補足説明がない限りは回答できない
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自衛隊は勝てません。



勝つためには攻撃が必要なのですが、自衛隊は攻撃をしない”軍隊”なんです。
したがって、ソ連軍の攻撃を防御したり、攻撃効果を半減させたりすることはできても、戦いに勝つことはできないのです。
パンチを繰り出さないボクサーは最高でも15ラウンド守り続けて「判定負け」ぐらいでしょう。

敗戦後の日本は戦いに勝つことを放棄したので軍隊を持たずに、似て非なる自衛隊という組織に年間四兆円の税金を使っているのです。
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こんにちは




結論、ソ連軍の勝ち

極東ロシア(旧ソ連)軍の戦力ピークは89年なんですね、ですから
80年はそれよりは若干下回っているとは言え、ソ連がまだまだ元気
で昇り調子の時ですから、現状よりは遙かに大きな戦力を抱えてい
ました。もちろん"冷戦まっただ中"ですから"やる気満々"でしょう
し・・・(^^ゞ

防衛省の資料によれば
作戦航空機 :76年=約2,000機、89年=約2,400機
主要水上艦艇:76年=約70隻、89年=約100隻
潜水艦 :76年=約120隻、89年=約140隻
陸上兵力 :76年=30個師団/約30万人、89年=43個師団/約40万人
と、極東配備兵力だけでも、この様な巨大な数字になっています。

そのいずれもが今から30年前の装備、武器、とはいえ、こんな物量の
(一応は)近代軍が総力戦を挑んできた場合には、まず勝ち目は無い
でしょう。
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 そもそも自衛隊にはまともなパワープロジェクションがないので、おのずと「1980年代の装備のソ連軍(極東軍)が日本(北海道他)に侵攻してくる」という設定になると思います。

それを前提に考えると、

<空>
 参加できる航空兵力は少数の長距離爆撃機(Tu-95、Tu-22M程度か)くらいだが、空母機動部隊がないので戦闘機によるカバーを得られず、Fー15、F2の要撃であえなく全機撃墜の可能性大。

<水上>
 原子力巡洋艦を含む水上打撃部隊が中心だが、まだ艦隊防空システム(スカイウォッチ)が存在しないため、F2、潜水艦他による対艦ミサイル攻撃で全艦海の藻屑になる可能性大。

<水中>
 原子力潜水艦を中心に数十隻が参加するも、自衛隊の潜水艦部隊による待ち伏せ攻撃で大打撃を受け、残存艦もP3Cと対潜護衛艦を中心とした対潜哨戒網に引っかかり全滅の可能性大。

<陸上>
 航空・海上優勢が確保できないため、輸送艦が日本まで到達できず。戦闘自体が発生しない可能性大。

 ご質問がちょっと漠然としていますので、回答も漠然としたものになりました。もう少し条件を絞っていただくとありがたいです。
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当時のソ連軍に北海道に展開する自衛隊の3倍の戦車を輸送するだけの輸送船を持っていません。


戦闘機も航続力が無いので対日攻撃部隊を支援することが出来ません。
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1980年のソ連軍のこととかは私は知らないんですが


自衛隊は何もできずに負けてしまうんじゃないでしょうか?
戦力がどうのとかの前に自衛隊員が戦争で機能するとは思えません
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