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私は児童養護施設に就職を考えています。

しかし、変則勤務で体を壊しやすいことや、休暇をとることが難しかったり、子どもたちが施設にいる時間に合わせて休憩時間が長く4時間頂くような場合もあるということ。一日の拘束時間が長いため生活がとても不規則になるなどを聞き、身体がものすごく強いというわけではないので、難しいのかなと悩んでおります。
身体を壊しやすいというのは本当にそうなのでしょうか。休憩時間をそんなに頂くようなことはありますか。また、結婚したとして家族や子どもを持った後に施設職員を続けることは難しいでしょうか。

不躾な質問かもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

体を実際に壊してしまうかどうかは、働いてみないとわかりませんし、ご本人に合うかどうかにもよるので何とも言えません。

しかし、壊しやすいかと聞かれれば、そうかもしれません。

休憩時間を頂く、というのは合っているようで違うかな。施設は子どもたちの「住む家」です。普通のご家庭に置き換えたとして、子どもたちが学校に行っている間、お母さんは何をしていますか。家事が忙しいかもしれませんが、学校に行ってから夕方帰ってくるまでずっと家事をし続けることはあまりないと思います。お母さん自身の時間、テレビを見たりお友達と出かけたりパートに出たり。そのような時間が、職員にとっての「休憩」に当たるわけです。
施設にもよりますが、一例として勤務時間をあげると、
「朝6:30~9:00」→子どもたちが起きて学校に行くまで
「15:00~21:00」→帰ってきてから就床まで
1日のうちでこの2つの時間帯に勤務するのを断続勤務と言います。なので、9:00~16:00は休憩ですが、あくまでも休憩なので拘束時間となります。
この他、夜勤(16:00~翌9:00)、日勤(8:30~17:00)、その他の時間帯などあります。
このようにかなり不規則ですし、断勤に関しては拘束時間も長いですし、身体的に大変ではあります。

また、精神的にも大変です。養護施設に預けられる理由は、昔は親が亡くなったり離婚して片親だったり、経済的理由で仕方なく入所する子も多かったですが、最近は両親揃っていても虐待や育児放棄、蒸発などがほとんどです。なので、子どもたちは心に大きな傷を負っています。そして、人を信じることができにくくなっています。全員がとは言いませんが、そのような子が多くいます。彼らにどのように寄り添ってあげるか、どこまで寄り添っていいのか、職員自身も常に悩み葛藤しています。
大きな施設ならあまりないかもしれませんが、小規模施設だと職員と子どもたちの距離が近い半面、仕事とプライベートがなかなか切り離せなくなってしまうこともあります。養護施設の多くは住み込みなので、寝ても覚めても子どもたちと一緒、休暇も取りにくい、などは日常です。なので、結婚したとして、ましてや子どもができた時、続けられるかはその職場環境にもよると思います。あまり細かくは言いませんが。。

身体的にも精神的にも、そして経済的にも大変な仕事です。言い出したらきりがありません。ですが、子どもたちの笑顔に癒されたり、救われたりすることも多く、子どもたちの成長が楽しみで、とてもやりがいのある仕事です。すぐに結果は出ませんが、必ずやってきたことが形になってきます。
頑張ってください
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この回答へのお礼

質問にお答えいただきありがとうございます。

子どもたちが施設にいる間以外は「休憩」となることが多いのですね。
そんなにも拘束時間が長いとは思いもよりませんでしたが、普通のご家庭に置き換えて考えると当然のことだと思いました。

施設入所の理由も以前とは移り変わってきていること、子どもたちの心の傷のことなど教えていただきありがとうございます。不安な気持ちで施設にいる子たちにとって、職員に子どもが出来たからやめるというのは辛いなあとも感じました。

責任を持って仕事を行えるか、今一度しっかりと就職について考えたいと思います。

お礼日時:2010/09/12 06:02

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