プロが教えるわが家の防犯対策術!

オーディオ端子のロジウムメッキと金メッキのそれぞれのメリット

アンプとスピーカーを、専門の業者さんにオーダーメイドで製作して貰うことになりました。
接続端子については、フルテック製品を支給して装着して頂く予定です。

フルテック製品の場合、例えばスピーカーターミナルであれば、「ロジウムメッキ」と「24K金メッキ」があります。ロジウムメッキの方が、金メッキより3割くらい高くなります。
http://www.furutech.com/a2008/product2.asp?prodN …

「ロジウムメッキの方が高いのは、貴金属コストの差の反映」であり、ロジウムメッキ・24K金メッキのそれぞれに良さがあるものと思われますが、ご教示を頂ければと思います。

A 回答 (6件)

予算が豊富にあるのならば何を使うのも自由ですが、そのように高価なものの現実的な意味は何でしょうか。



すぐ想像できるのは、長期的な耐酸化特性でしょう。また金属の堅さによるケーブルとの密着性ということもあると思います。

これをもう少し端的に言うと、アンプとケーブルとスピーカーの接点での抵抗値の違いということに帰します。
勿論、抵抗値が小さい方が良いということは一般には言えそうですが、どれほどの違いがあるのでしょうか。

例えば、一度接続したケーブルを10年以上も取り替えないというような場合にはどうかと思いますが、現実にはマニアであるほど頻繁に交換があります。その都度締め直しをする訳ですから、ある程度しっかりしたもので不用意に緩むようなものでなければ、実用的に高価なものを使う必要は感じません。

私の手元にも30年も前のアンプがあり、端子は表面が曇っていますが、これにスピーカーをしっかり取り付ければ全く問題なく音が出ています。

装飾品としてお考えならば別ですが、実用品としてならば普通の端子で構造的にしっかりしたものであれば、金メッキでも十分ではないでしょうか。


ちなみにオーディオに使用される導体についての専門家の考察があります。
参考までにごらん下さい。巷で言われる高価な製品の意味について考え直すきっかけになるかもしれません。


導線の材質
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/materia …
    • good
    • 0

理論的にはまったく#1様の見解が正当であると思います。


が、オーディオというあくまで趣味の世界を考えたときはたして電気的あるいは物理的に変わりが無いのなら資質を下げてよいものであろうか、という疑問は常々感じております。
例を挙げればアンプのパネルをアルミから樹脂に変えても実際の音にそれほどの変化は現れないでしょう。ツマミを高級品にしたとて急激に音質が良くなるわけでもありません。しかしだからといってこういった部分を合理的に切り捨ててコストダウンを計る、というのはいかがなものだろうかということでございます。
例えは異なるかもしれませんが、それは同一の料理を瀬戸物の器で食するか、プラスチックのそれで済ませるかということではないでしょうか。ターミナルのメッキはどちらでもお好きな方を選んで差し支え無いと思いますよ。価格の高い方を選択しても私はまったく無意味とは思いません。質問者様が選ばれたメッキが「良い方」なのですから。

この回答への補足

 

補足日時:2010/09/06 19:21
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。


このフルテックの端子は、ペアで5,000円前後と、端子としての造りを考えれば適正な価格と考えております。あくまでも私の価値観ですので、他人様に押しつけるつもりはございませんが。

金メッキとロジウムメッキのそれぞれのメリットについては引き続き回答をお待ちしますが、
『質問者様が選ばれたメッキが「良い方」なのですから』
というくらいに、気楽に考えて良いのかもしれませんね。

お礼日時:2010/09/06 19:28

>オーディオというあくまで趣味の世界を考えたときはたして電気的あるいは物理的に変わりが無いのなら資質を下げてよいものであろうか、という疑問は常々感じております。



私は自作オーディオで永年やってきたものです。
もともと自作は昔の音響製品がかなり高価で普通のサラリーマンなどには手が出なかった時代に、少しでも安くという目的で、多くのアマチュアが挑戦していたものです。

ところが、いつの間にか少々マニアックな世界になってきて、訳もわからない効能にとんでもない代金を払うことが当たり前になっているところがあります。そのような風潮には、少し原点に戻って考えたらどうですかと申し上げています。

ですから、高価な接点で音が良くなったと思うのは全く自由ですが、私にはその理由がわからないので、考え直したらどうですかと申し上げています。
資質を下げても音に影響する可能性が無かったら、下げることには何の問題もないと思いますが、いかがでしょうか。

ちなみに、ケーブルの接点でもっとも過酷なものは、多分電気溶接機ではないかと思います。常時数百アンペアの電量が流れます。実はこの機械のケーブルを接続する端子は、ただの銅に亜鉛か錫をめっきしただけです。高々10アンペア程度のアンプの端子になぜ貴金属のようなものが必然性があるのかというのが素朴な疑問です。

この質問を見た時に、当社の技術者に聞いてみましたが、彼も意味が無いねという意見でした。

この回答への補足

大変失礼ですが、私の質問は
「「ロジウムメッキの方が高いのは、貴金属コストの差の反映」であり、ロジウムメッキ・24K金メッキのそれぞれに良さがあるものと思われますが、ご教示を頂ければと思います」
です。

補足日時:2010/09/06 19:29
    • good
    • 0

昔は、接触点は金メッキが最高とされていましたが、今はロジウムですか!



たしかに、金メッキにすると、接触不良はかくだんに減ります。
古いオーディオ機器で、コネクタをさわるとガリガリという音がしたり、音が大きくなったり小さくなったりする、というのが接触不良によるトラブルですが、これが減ります。
理由は、金が持つ、柔らかさ、伸びの良さ、表面の(ミクロの)凸凹の少なさ、それにさびにくさ、などが影響すると言われています。

金は密着性がよいので、各種の工業材料に使われます。虫歯を埋めるのに使われたのも(最近は使わないそうですが)周囲の歯に密着して隙間ができにくいからです。
変わったところでは、トランペットのマウスピースを金メッキすると、唇に密着して音がよく出るようになるそうです。友人がこれをしたのですが、密着しすぎて、冬に唇が荒れていると唇の皮がむけてマウスピースにくっついてしまうそうです。(本人は音もたしかに違うと言っていました。)

ロジウムの性能については知りません。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。

「変わったところでは、トランペットのマウスピースを金メッキすると、唇に密着して音がよく出るようになるそうです。友人がこれをしたのですが、密着しすぎて、冬に唇が荒れていると唇の皮がむけてマウスピースにくっついてしまうそうです。(本人は音もたしかに違うと言っていました。)」

トランペットのマウスピースは、通常は、真鍮の地金に、銀色の金属をメッキしているようですね。

『マウスピースに金メッキすると唇に密着して音が良く出るようになる』
『トランペットを吹いている本人は音もたしかに違うと言っていました』

というお話は実に興味深いです。

ご指摘の
「金が持つ、柔らかさ、伸びの良さ、表面の(ミクロの)凸凹の少なさ、それにさびにくさ、などが影響すると言われています」
ということが如実に現れる訳ですね。

「たしかに、金メッキにすると、接触不良はかくだんに減ります。
古いオーディオ機器で、コネクタをさわるとガリガリという音がしたり、音が大きくなったり小さくなったりする、というのが接触不良によるトラブルですが、これが減ります」

これは、オーディオ機器を長く使う上で大事なことだと思います。
貴重なご教示有難うございました!

お礼日時:2010/09/06 19:43

はじめまして♪



あくまで、個人的な見方、考え方ですけれど、、、

24K金メッキなんて、数回接続を変えたら、柔らかい金属なので削れて意味が無さそうに思います。(実際には、このため、かなり厚いメッキ処理、下地メッキも十分に吟味していると思います。)

ロジウムメッキは、コスト以外は抜き差しする端子としては、一つの理想でしょうかね。

音質がうんぬん、、 まぁ、かなり高度な部分で人に因っては違いが感じられる人も居るでしょうけれど、基本的には「自己満足」の世界ではないでしょうか?

数千万~億単位の経費を掛けた高度なレコーディングスタジオで、ロジウムメッキ端子群を採用しているケースもありますが、一般的には定番の物(オーディオマニアからみますと、驚く程安価なケーブル類)で構成されたスタジオが圧倒的に多い物です。

プロ現場の場合は、ケーブルや端子類を基本的に消耗品という考え方が多く、単価も重要ですが長い経験からの品質の安定性と供給体勢を重要視します。
音が悪いなら論外ですが、ケーブルた端子が足りないので音が出ませんなんて、有ってはいけませんからね。

PA環境は別にして、個人の趣味としては、WBTのスピーカーターミナルが好みです。
(あくまで、個人の好みですよ~ん。)
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

前にアキュフェーズの技術者に伺ったのですが
「一般的な金メッキ端子は、数十回の抜き差しを行うとメッキが剥げてしまうものが少なくない。弊社製品に採用している金メッキ端子は、そのようなことのないように、部品メーカーに細かな指示を出し、十分に吟味したものを使用している」
とのことでした。

アキュフェーズ製品を所持しておりますが、RCA端子の抜き差しの時の「精密感」は素晴らしいです。加工精度の高さに加え『かなり厚いメッキ処理、下地メッキも十分に吟味』しているのでしょう。

『ロジウムメッキは、コスト以外は抜き差しする端子としては、一つの理想でしょうかね』

差し支えなければ「ロジウムメッキが一つの理想」とお考えになる理由を補足して頂けませんでしょうか?

お礼日時:2010/09/06 19:54

再び iBook-2001 です♪



お礼をいただき、ありがとうございます。

さて、ロジウムメッキがコスト以外で一つの理想と言う言及に付いてですが、音質上の理想では無い事を明らかにした上で、、、

と、私の個人的知識や感想を書き込んでもどうかと思いましたので、メッキに関して検索してみて、比較的上に出て来たサイトで言及していたURLを貼っておきますね。

http://www.nc-net.or.jp/knowledge/kouza/Course/I …

スクロールして、全体のやや中程にロジウムメッキを簡単に説明した部分がありましたよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

早々の再回答を頂き、誠にありがとうございます。

ご紹介頂いたリンク先を見させて頂きました。

「耐食性、耐摩耗性が共にすぐれている」
のが、ロジウムメッキの特質であると言うことですね。
リンク先に「ロジウムは非常に高い金属である」と書かれていましたが、調べてみますと、金の1.8倍くらいの単価です。
金メッキとロジウムメッキのどちらが、オーディオ端子のメッキとして「良い」かは別として、ロジウムメッキの方が金メッキより高いのは当然となりますね。

お礼日時:2010/09/06 21:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!