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酸素と二酸化炭素についてお聞かせ下さい。当方アホでして、先日まで『酸素が毒』とは知りませんでした。鉄の酸化や人間が老いるというのは酸素の酸化と聞きました。そこで疑問ですが、人間は酸素を取り入れ、二酸化炭素を放出しています。植物は二酸化炭素を取り入れ、酸素を放出していると学校で習った気がしますが、酸素を毒というなら、二酸化炭素は毒ではないのでしょうか?生物学的に話になってしまうのでしょうが、何卒アホにもわかるようお願いします。

A 回答 (4件)

動植物が酸素を吸収するのは、エネルギーを生み出すために、栄養(糖分や脂肪分、タンパク質)を酸素で酸化し、分解するためです。


これはものを燃やすのと化学的には同じような反応で、エネルギーが発生します。このエネルギーを使って我々は動いたり物を考えたりできます。
そして、栄養が酸素によって分解されると水と二酸化炭素が出てきます。

この二酸化炭素は肉体は利用できないので外に排出するわけです。


ちなみに酸素が毒というのは、我々の肉体もまたタンパク質や脂肪でできてますから、酸素によって酸化されて破壊されてしまうからですね。
活性酸素というやつです。
活性酸素とは化学的に非常に反応性が高くなった酸素のことですね。

実際、高濃度の酸素を吸うと、肺の細胞が破壊されて酸素中毒になって死亡してしまいます。

つまり酸素は強大なエネルギーを生み出す爆薬のようなものです。
うまく扱えば役に立ちますが、反面、非常に危険なのです。



二酸化炭素についてですが、二酸化炭素自体は毒性は低く酸素のように肉体を破壊する作用はありません。
しかしながら、我々の肺は二酸化炭素と酸素の濃度によって呼吸機能が調整されていますので、二酸化炭素濃度が高くなると(具体的には4%以上)二酸化炭素を体内から上手く排出できなくなり呼吸が阻害されるようになります。
さらに二酸化炭素濃度が7%以上になると呼吸が阻害されて生命維持が出来なくなって最悪死亡してしまいます。

二酸化炭素は毒ではないですが、粗大ゴミのようなものですね。それ自体は毒でもないですが、家のそとに大量にあると家を押しつぶされてしまいます。



ちなみに植物も酸素を吸収して二酸化炭素を排出する呼吸をしてます。
二酸化炭素を吸収して酸素を排出する働きは光合成といって呼吸とは別です。

植物は呼吸と光合成を両方してますが、光合成のほうが活発なので結果的に放出する酸素の量のほうが吸収する酸素の量より多いので、一般的には植物は二酸化炭素を吸収して酸素を放出する、とだけ言われていますが、これは大間違いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。植物はそのような働きとは知りませんでした。ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/14 17:16

老いに関しては活性酸素のことですね。


空気中にある酸素とは少し異なります(ほぼ同じですが)
ですが空気中の酸素でも高濃度だと酸素中毒になります。

同じように二酸化炭素でも高濃度になると二酸化炭素中毒になります。

ただ普通の生活をしていれば心配することではありません。

風邪薬も大量摂取すると幻覚が起きます。
最近サプリが流行っていますが、特定の養分を取りすぎると体に異常がでます。
何事も過ぎれば毒になるんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。その通りですね。過ぎは良くありません。ちなみに当方は酒を過ぎております。

お礼日時:2010/09/14 16:53

一応「二酸化炭素中毒」というものはありますが, 実際には非常にまれです. というのも「二酸化炭素と酸素は十分にあるけど一酸化炭素が少ない」という状況を作らないといけない (酸素が少なければただの酸欠, 一酸化炭素が多いと一酸化炭素中毒になる) からです. 二酸化炭素中毒になるときの目安はだいたい空気中で 50 % くらいとかだったような気がする.


あと, ヒトでは体内の二酸化炭素の量を測定して呼吸を調整している (空気中には酸素より二酸化炭素の方が少なく, 「少ない方で測定する」方が簡単にわかるため: 魚類では逆に酸素をモニターしているとか) ので, 二酸化炭素が「少なすぎる」と勝手に「酸欠だ」と勘違いして呼吸を増やしてしまうことがあります... というのが「過換気症候群」ないし「過呼吸症候群」と呼ばれるもの. あと, 血液の pH の調整にも二酸化炭素が使われています.
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2010/09/14 16:50

http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E4%BA%8C%E9%85%B8% …

ご参考までに。

「毒」では無いでしょうが、ある濃度になれば「死」に至る場合も有るのですから、酸素と同じように「毒性が有る」と考えるのが妥当でしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今PCの環境におりませんでして、帰宅次第拝見させていただきます。

お礼日時:2010/09/14 15:18

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