プロが教えるわが家の防犯対策術!

カマキリは降雪量を推測する?!

雪国のカマキリは卵を越冬させるため、雪に埋まらない高さに卵を産み付ける
雪国の人々は、産み付けられたカマキリの卵の位置(高さ)を見て、その冬の雪の量を推測する目安にする

以上、NHKピタゴラスイッチで放送していた概要ですが

カマキリが産卵時にその年の冬の降雪量を鑑み、雪に埋まらない高さに卵を産み付けるというのは本当ですか?

もし事実であれば、カマキリはどうやってその年の降雪量を推測しているのでしょうか?

A 回答 (8件)

質問者に対して回答をするべきで回答者間で議論をしても仕方がないと思っているのですが(だからいちいち小出しに投稿せずに一回の回答で全部書いて欲しいのですが)、suiran2の言うのが正しければ古老たちが使う占いのようなものだったんじゃないかと想像します。



そして、そう言う私も答えの一部を書くのを忘れていたのですが、酒井さんは「カマキリは地中の微弱振動を感知している」と考えているみたいです。
ちなみに酒井さんには日高さんがだまされるほどの文才があったと表現するのが正しいと思います。

また、絡みたくなかったので指摘しなかったことですが、安藤さんのデータに穴があるなら本人に教えてあげてください。上越タウンジャーナルにでも連絡すれば安藤さんに知らせてくれるでしょう。

参考URL:http://jjournal.jp/archives/320
    • good
    • 0

昔入広瀬村(現在は長岡市かも知れません。

)に言った際にカマキリの卵包予測で今年は雪が多いと言われました。しかし、河原のススキ?の卵包はそれほど上ではなかったのです。どうもお話を聞く限り特定の場所の限られた植物に生み付けられた卵包を予測に利用しているのではないかと推測しました。つまり、全ての卵包のデーターを利用しているわけではないらしいと言うことです。考えてみれば当然のことですが地理的に吹きだまりもありますしその反対もあります。どのような場所のどのような植物に生み付けられた卵包を利用しているのかは残念ながら分かりませんでしたが…

ですから私が論点が全くかみ合っていないと言ったのは、カマキリの卵包が積雪量予測に利用できるかどうかで、カマキリの生態ではありません。厳密に言えば、昔古老が予測に利用していたその地方の特定の場所の特定の植物の卵包が積雪予測に使えるかどうかの問題です。この予測に利用しているものが単に卵包の高さだけではないかも知れません。ですからむしろこの問題は昆虫の話ではなく、地理的問題や風等の地学的な知識も持った人が長年のデーターを数学的に解析しないと解明できない問題なのではと思います。昆虫学者がそのような基礎知識なしに短期間の調査・実験等で否定するのは大人げないことと思います。

博士論文の内容は詳しく知りません。どうもその後の様子から判断すると決してほめられた人ではないようですね。ただし、全ての卵包のデーターではなく特定の植物(スギ)の特定の卵包を利用したと言うことは、上記のように古老達の話をある程度理解していたのではないかと思います。残念ながら地理的ファクターが入っているかいないかは知りませんが…ですから私はその研究手法はおもしろいものと思います。あの日高先生も騙されたくらいの光るものがあったと思います。
    • good
    • 0

カマキリ(オオカマキリ)が積雪量を予測するという話では酒井與喜夫さんが確かに博士号(工学)を取られています。

その研究は『カマキリは大雪を知っていた』(農山漁村文化協会)等にまとめられています。

これに対しては弘前大学名誉教授の安藤喜一さんが反論しています。
カマキリは積雪量を予測して卵包の高さを変えることはないし、そもそも雪に埋もれても卵包は死なないから高さを変える必要もない、というものです。
これらの話は『耐性の昆虫学』(東海大学出版会)の中の『オオカマキリの耐雪性』という章および『地球温暖化と昆虫』(全農村教育協会)の中の『ありえない話「カマキリの雪予想」』というコラムに書かれています(これに関する学会発表等も何度か行われています)。

どちらの話が確からしいか、ご興味があれば読み比べるのがいいんじゃないでしょうか。
    • good
    • 1

雪国の人々は、産み付けられたカマキリの卵の位置(高さ)を見て、その冬の雪の量を推測する目安にする…



これは事実ですよ。皆さんやっていることです。むろんあくまでも推測の一つの材料ですが…それはカマキリの生み付けられる卵包が年により高さが変化するからですね。雪国の子供達が自由研究等で取り扱いますが、最大積雪深とどの程度相関するかは数学的なデーター処理が必要ですから子供達の研究では残念ながら明確な結論を得ることは無理ですが…

この分野についてはどのように数学的処理をするかが問題ですから昆虫学者は研究していません。昆虫学者が卵包の卵には耐凍性があるからと否定しているようですが、私は極めて大人げないことと思っています。卵包の高さと積雪量に相関がないとデーターを示して否定しているわけではありません。雪に埋もれても孵化率は変わらないと言っているだけです。論点は全く別ですね。

昔からの言い伝えや等が科学の発展でろくに検証もされずに否定され続けてきましたが、最近はそれら伝承の類にもそれなりに科学的に意味のあることが判ってきたものも多いようです。カマキリと雪の関係も検証せずして否定することには大きな疑問を感じます。私はこれらの古老の話は害がない限りは、まずは疑問を感じつつ信じて科学的検証をすべきものと思います。
    • good
    • 0

そもそもカマキリの卵には耐雪性があるし、昆虫の専門家からは否定されている話です。


http://shibuken.seesaa.net/article/98418281.html
http://ohrwurm.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/po …
    • good
    • 0

積雪がどのような影響を及ぼすか知らない方が発言していますが、積雪の力はすさまじく鉄棒も曲げるほどですし、表面が溶けて再び凍ることから内部では温度変化は少なくなりますが他の環境は厳しいものです。

雪中カワゲラでさえ積雪の表面が彼らの生活範囲です。ですから卵嚢が埋まることはカマキリにとっては死活問題です。

最大積雪深とカマキリの卵嚢の位置については、極めて高い相関があるようです。その分野の研究で博士号を取った方がいらっしゃるはずです。決して俗説や都市伝説ではありません。様々な地域にカマキリを移動しても卵嚢の高さは環境で変化するようです。ですからカマキリは何らかの手段で予測しているようですが、残念ながらそれについては解ってはいないようです。
    • good
    • 0

新潟だったか長野でしたでしょうか?



気象予報士の森田さんも紹介してましたね。

何となくそうかな?と思いそうですが

・カマキリは毎年世代交代しているので、年ごとの違いが降雪量を予測しているのか?単なる個体差か?判断できない。

・実際には、寒風に晒されるよりも雪に埋まった方が保温効果はある。(雪のかまくらなどの例)雪に埋まらない事が
 カマキリの親子にとってどの様なメリットがあるのか不明。

など考えれば、俗説と思う方が妥当ではないかと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

俗説の域を出ていないのですね

お礼日時:2010/09/15 21:57

似たような話、モズのはやにえでも言われています。


でも・・・最近の比較では必ずしも一致しない、という結果が出ているそうですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます

学術的には???ということなんですね

お礼日時:2010/09/15 21:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!