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体内に痛みが走る時、痛みによってイオンが流れますが、痛みのイオンと、通常体内で流れるイオンを選別する方法や技術はあるでしょうか?

また痛みのイオンと、体内で通常流れるイオンに、違いはありますか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

痛みのイオンなど存在しません。


痛みを伝えるのは痛覚神経です。


何らかの衝撃によって肉体組織が損傷すると細胞内よりカリウムイオンが放出され、これが痛覚神経の末端にある痛覚受容器を興奮させます。
(ちなみにこのカリウムイオンは周辺組織や細胞に吸収されるので体中を走るということはありません)

すると痛覚神経が興奮し、脳へ情報を伝達します。
痛覚神経が情報を伝えるときに、神経細胞の細胞膜の内外の間でナトリウムイオンとカリウムイオンの能動輸送と受動輸送による膜電位が生じ、この膜電位が新しい膜電位を呼び、神経細胞の軸索を伝わっていきます。そして神経細胞と神経細胞の間は神経伝達物質の受け渡しによって情報が次の神経に伝わっていきます。
最終的に脳に到達し、情報を受け取った脳の痛覚中枢が身体が損傷したことを認識し、「痛い!」と感じます。

ちなみにどの神経が痛覚神経かは解剖学的にも判明しています。

(ちなみに神経伝達物質はイオンではありません、また、ナトリウムイオンとカリウムイオンはこのとき細胞膜の内外を行ったり来たりするだけでこれが体内を動き回ることもありません)

大雑把な説明ですので色々と粗や抜けがありますが、詳しくお知りになりたい場合は痛覚でネットを検索するだけでも色々な専門系のサイトが出てきます。

一応、ここらへんの内容は高校生の生物レベルの知識ですので。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

ご意見大変参考になりました。

お礼日時:2010/09/22 18:50

以下のサイトを参照してください。

比較的詳しく、痛みについて書いてあります
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/ana …

痛覚と一口に言ってもさまざまな刺激がありますが、それらは特別なイオンチャネルや受容体を介して、シグナルが脳へと伝えられます。わざわざ「痛みのイオン」があるわけではありません。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

サイト参考にいたします。

お礼日時:2010/09/22 18:51

痛みの伝達物質が「イオン」という学術報告はどの国からも提出されていません。

もちろん日本でそのような事を説く学者も医師もいません。
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痛みのイオンがあるのですか?


初耳です
足の先の痛みを感じるのに0.1秒もかかりません
足の爪先から脳までイオンが移動するとしたら30秒以上かかります
そんなに時間がかかっていたのでは間に合わないと思います

確かに血液は電解質なのでイオンを含んでいますが痛みのイオンとか通常のイオンがあるとは思えません
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