人気マンガがだれでも無料♪電子コミック読み放題!!

神名の美称「建」、「速」に関して

先日、こちらで教わった知識によると「神名に建・速が付くのは美称」だそうです。
ネット上をざっと見渡すところ、建借間命、建速須佐男命、速須佐男命、速開都比咩、速佐須良比咩などの表記が見えます。

回答の形式はお任せしますが当面の知りたいことは2点です。
1.美称「速」とは何を意味するのか。
2.美称「建」とは何を意味するのか。男神のみに使用可能と考えてよいか。

よろしくお願いします。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (3件)

「速」については、No.1の方の回答の通りかと思います。



「建」については、(出典は忘れてしまいましたが)「建」は「健」の通用
字とされていたと記憶しています。
(同様の通用の例としては万葉仮名での「き」での「伎」に対する「支」
 などが、挙げられます:
 確か「古代国語の音韻に就いて」(橋本進吉著、岩波文庫)にて、
 『「支」には本来「き」の訓はない』との記述がされていたように記憶)
http://blogs.yahoo.co.jp/koichi_cojp/27990438.html

意味としては、「武」と同義で、「勇猛さ」を称えたものでしょう。
(古事記の「倭建命」は、日本書紀では「日本武尊」という表記になって
 いること等から)

なお、「スサノヲ」の名義解釈は諸説あります。
たまたま先日、地元の図書館で拾い読みしました「古事記の研究」
(西宮一民著、桜楓社)にその記述がありましたので、借りてきました。

誤謬を恐れずに略記しますと、
 1)(ご推察と同様)地名による
 2)「砂鉄」または「砂鉄の取れるところ」の意味
  (但し著者によれば「砂鉄」を「すさ」と言った証拠はないとのこと)
 3)「吹き荒ぶ」などの「すさぶ」から
  (動詞「進む」の語幹と同根とのこと)
などを挙げられ、それらについての考察を示した上で、「勢いのままに
進む男神」との解釈を示されています。
(「第三章 スサノヲ神話の本質」の「第一節 スサノヲ神の名義」)

また、「男神のみか」とのご質問については、手元の「神道事典」
(国学院大学日本文化研究所編、弘文堂)の「神社一覧」にて、
ざっと確認したところ、奈良県の「石園座多久虫玉(いわそのにます
たくむしたま)神社」の祭神として、「建玉依比古(たけたまよりひこ)命、
建玉依比売(たけたまよりひめ)命」の名前が挙がっていました。
(見落としがあるかもしれませんが、他は見つけられませんでした)

上記の名で、「建」が「玉」への称えか「神」への称えかは微妙かも
しれませんが、記紀神話にて神武天皇の実母の名や、風土記の
登場人物の名などに「玉依姫命・玉依比売」という名があること、
称えるべきは「玉」よりは「神」であろうことなどから憶測するなら、
男神のみとは限らないということになるかと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

拝読しました。
・「建」には勇猛で、勢いのままに進むことを称える意味があるらしいと思いました。

・漢和辞典に「健」は「建」なる人をいう、との意味合いの記事があります。どうやら「健」、「建」、「武」は共通した意味を含むらしいと考えることにします。

・「スサノヲ」と砂鉄との関係は学問の対象である他に、製鉄が渡来人由来の技術という観点から政治的動機で不必要なまでに両者を強く結び付けたがる人達がいるように、薄々ながら感じます。
また、「スサノヲ」は須佐や砂鉄とは別に「荒ぶ」から来ているとの説があるのを知りました。

・「建」の女神への適用例も存在すると考えるのが自然に思えてきました。

手間を掛けて調べて下さって有り難うございました。面倒な質問は土、日を挟んだ方がよいと思うので3日(日)までは締め切らずにおきます。

お礼日時:2010/09/30 21:27

No.1です。



>『タイガー』の語源が『ティグリス』なのは新知識でした。嘗ては、あの辺りに
>まで虎が棲んでいたのが分かりました。

もっと後まで書いておけばよかった。「古代オリエント世界にはライオンはいても、虎はいない。中央アジアやインドには虎がいたことから、これらの地方との交流が生まれ、虎の存在を知ったときにこのような名前を付けたのだろう。」と続きます。

「ちはやぶる」については私もまったく同源だと思います。また、女神の神威もなかなかなものだったのではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

虎の件は分かりました。早とちりの悪癖が出ました。女神の神威の件も分かりました。
ご丁寧に有り難うございました。

お礼日時:2010/09/30 21:29

日本国語大辞典で「はや」を引くと


「(形容詞「はやい」の語幹から)速度が高いこと。早いこと。また、勇気があっていさましいこと。多く、他の語と熟して用いられる。」とあり、延喜式の祝詞から「速さすらひめ」の用例がありました。

これを見て思い出したのですが、中公新書「シュメルー人類最古の文明」によると、「ティグリス河とは『矢のように速く流れる河』の意味である。『ティグリス』には『虎』の意味もある。『矢のように速く走る動物』に由来し、英語の『タイガー』の語源になる。」とあります。
「速い」と「強い」は古代人にとって同義だったのかもしれませんね。

「建」については分かりません。あしからず。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

その後に連想した曖昧な話を記します。
・「速」について
枕詞「ちはやぶる」の「はや」と無関係ではないかもしれません。同源のような気がしますが、はて。
http://www13.plala.or.jp/hosonag/makurakotoba.htm
ちはやぶる (千早振る) (1)神が威力を発し、すさまじく荒々しい、の意から「神」や神に関する語にかかる。
これはご回答とも符合します。

原義からすると女神には合わなそうです。しかし、よい意味でしょうから原義が薄れて女神にも適用するようになったとしても不思議はありません。もっとも、最近は猛々しい「山の神」が生息しているようですから原義のままで女神にこそ相応しいのかもしれません(?)。

・「建」について
漢和辞典に偏は朝廷、旁は法律との意味合いの記述があります。また、出雲、萩界隈には地名「須佐」が何箇所かあります。これから「スサのクニの王」即ち「スサノオ」だとすれば権威の象徴として「建」を付けたくなるかもしれません。また、ざっと見るところ、女神に「建」をつけた表記がないようです。本当にないとすれば、この理由の説明にもなりそうです。牽強付会か仮説として成立するか責任はもてません。

・その他
『タイガー』の語源が『ティグリス』なのは新知識でした。嘗ては、あの辺りにまで虎が棲んでいたのが分かりました。

依然として要領を得ません。二人目の博識な方の登場を待ちます。
有り難うございました。

お礼日時:2010/09/29 18:27

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


人気Q&Aランキング