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温帯性低気圧と熱帯性低気圧との違いが知りたい。

A 回答 (4件)

温帯低気圧と熱帯低気圧の違いはすでに皆さんから回答されておりほぼ出尽くされいるようです。


私は、非常に大事な両者の特徴を述べたいと思います。

熱帯低気圧は発達すると台風と呼ばれその特徴である熱帯性循環を維持しながら南から北へと北上してゆきます。
しかし高緯度になると寒気の流入により熱帯性の特徴を失い、次第に衰えてしまいます。
その衰えは勢力の低下だけではなく、構造自体(※)が変化して熱帯性から温帯低気圧に変化する場合があります。
(※熱低の特徴である暖気核warm coreを消失し前線を伴う低気圧に変化すること)

熱帯低気圧→発達した熱帯低気圧は台風と呼ばれます→北上するにつれ構造が変化して温低化する場合がある。

これに引き替え温帯低気圧は終始構造自体に変化は起こらず熱低になることはまずありません。
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簡単に言えば、温帯低気圧は南のあったかい空気と北の冷たい空気のせめぎあい。


熱帯低気圧は全て周りがあったかい空気に取り囲まれた中に出来た低気圧。

北緯20度より低緯度地域は、気温の南北差ってほとんど無いんですよ。
だから出来るのは熱帯低気圧。
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この回答へのお礼

分かり易い、説明です。有難う御座います。

お礼日時:2010/10/19 15:20

No.1さんの補足です。


 熱帯低気圧は蒸し暑い空気から起こる低気圧なので前線をもつことはありません。雲は鉛直方向に発達します(積乱雲)。中心付近の最大風速が一定以上になれば台風などと呼ばれます。
 温帯低気圧は冷たい空気と暖かい空気のせめぎ合いで発生する低気圧で,暖かい空気が強ければ温暖前線,冷たい空気が強ければ寒冷前線,同じくらいの力ならば停滞前線が発生します。寒冷前線は温暖前線より移動速度が速いので,追いつけば閉塞前線が発生します。
 ちなみに台風の上空に寒気が入り込むと中心に向かって温暖前線と寒冷前線がのび,両者がつながると温帯低気圧になります。温帯低気圧になってから発達することもありますので注意が必要です。
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熱帯性低気圧は、全体が熱帯の暖かい空気からできていて、暖められた海面から発生する水蒸気が上空で凝結する際に放出する、潜熱をエネルギー源として発達しています。



温帯低気圧は、2つの気団又は高気圧が接する場所で、それぞれの空気の性質の差のにより発生する寒気と暖気の動きによって発達のエネルギーを得ている低気圧。
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この回答へのお礼

多方面に渡る、ご解答有難う御座います。手元の資料では、なかなか比較して考察する、項目が無く困っていました。的確な回答と認識いたしました。

お礼日時:2010/10/08 02:41

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