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人によって味覚が違うのは何故なんでしょうか?
ある人は○○が美味しいと感じ、ある人は不味いと感じる。
また、ある人は××を美味しいと感じ、ある人は不味く感じる。
何故このような違いが生まれるのでしょうか?

A 回答 (3件)

甘味、については美味しいと感じる感覚はほぼ同じな様です。

これは、甘味が一番エネルギーに成りやすいことから、遺伝的な味覚として摺りこまれているからかもしれません。実際、生後間もなくの乳幼児に砂糖水を舐めさせると、リラックスすることが確認されています。
さて、では他の味覚についてはどうかというと、これはもう、経験からくるものである、とするしか無いように思います。

つまり、ある味の物を食した後、身体が元気になる事が多かった、とした場合、脳がその味を覚え、それを「好ましい味」=「美味しい」と感じるようになるのではないか、と、勝手な想像でこのように考えています。
子供の頃食べられなかったものが、大人になってから食べられるようになった、というパターンも、身体がというか、脳がそのものの味を覚え、それが身体に良いものだと、経験的に認識した結果なのではないか、と愚考しています。
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こんにちは。


ひとによって好みや性格が違うのは、基本的には生後体験が異なるからです。同様に、これを「味覚嗜好嫌悪学習」といい、食べ物の好き嫌いといいますのは個人の生後体験によって決まるものです。そして、このような学習といいますのはほとんどが何らかの「条件付け」によって行われると考えられています。犬や猫にも贅沢をさせますとちゃんと好き嫌いを覚えます。

「条件付け」といいますのは、本来の感覚や意識に対し、そのときの状況や結果が付け加えられるということです。
例えば赤ん坊のときに固いものや食べづらいものを与えると、それが元で嫌いになるということがあります。味そのものは不味くないのですが、ここにその不快な体験が条件付けされるからです。あるいは、ご飯を食べているときにお母さんに怒られたため、たまたまそのオカズが嫌いになってしまうというのも「味覚嫌悪学習」の一例です。

体質的な違いというのも若干はあるはずですが、「甘み:糖分」「苦味:毒物」など、食べられる食べられない、安全、危険といった味覚感覚の基本的な部分は全人類に共通です。ですが、ここに個人の生後体験が条件付けされることによって異なる様々な好みが学習されます。我々の舌は美味い不味いを感じているのではありません。脳がそれを選んでいるんです。
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#1のお答えに補足すると、「美味しい」「不味い」のかなりの部分は刷り込みです。


「お袋の味」に代表されるように「幸福だったとき」に食べたものの味は「美味しい」と感じます。

卑近な例で済みませんが、愚息はカツ丼が大好きで豚カツが出るとわざわざカツ丼に調理して食べます。これは小学校低学年の時スキー場で初めて食べた「店屋物」が強烈にその時の幸福感と結びついています。
また母はカボチャが大嫌いです。戦争後庭で取れたカボチャを毎食食わされた経験から「またおカボ」という状態にないます。
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