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「有様」という言葉の正しい文法的用法を教えて下さい。
「兄弟で風邪をひいてしまい、次男にいたっては39度も熱が出た有様」というメールをもらいました。「39度も熱が出る有様」と感覚的には訂正したくなるのですが。これって、文法的に説明がつく誤りなのでしょうか?『有様」の他に「始末」などもおなじように動詞の現在形と組み合わせて使いたくなります。

A 回答 (3件)

二つの要素に分けてみました。


1.文の構造の変化に伴っての述部の中核動詞の時制の乱れ
「次男にいたっては39度も熱が出た」という、何ら問題のない一文だが、それを「有様」という体言に係る連体修飾文節となったことで過去形のままではバランスが保てなくなったわけです。

2.「ありさま(有り様/有様)」の使われる条件
1)主に話し言葉。文章語では「様態/情景/事態」など、より客観性・抽象性を帯びた言葉が使われる。また地の文中での「有様」は「ありよう」と読まれるか、少なくても「あるべき様子」あるいは「変わっていこうとする気配含み」といったニュアンスが濃くなる。
2)外から見ることのできる視覚的な形容表現を伴って、もしくはそれに準じた「見た目」を指す類の代名詞を冠して使われる。
3)目の当りにせざるを得ない実情という点からして、概ね「よくない・好ましくない意味」で使われる。
このようにみると「有様」には、このような連体修飾文節を受ける条件を満たしていないことが分かります。

3.参考
二文に分けるか、接続語で繋ぐか、またこの文節を例えば会話文のように括弧やダッシュで括ってしまえば時制の乱れは収まります。
一番簡単なのは中核動詞のままを生かす類の単語に替えることでしょう。
「次男にいたっては39度も熱が出た「ほど」でした」。
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有様は状態という意味ですね。
そう云う状態だと説明しているのだから「39度も熱が出る有様」の方が自然だと思います。
現在形というより、出ると言う動詞の連体形だからしっくりするのだとと思います。
始末もVる「動詞の連体形」始末の方が自然です。
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39度も熱が出た有様ー>39度も熱が出たという有様

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