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小論文問題「協力」「時間」「学ぶ」などの抽象的なテーマの場合どのように書けばよいのでしょうか?小論文の本を読んでみましたが、このような抽象的なテーマでは悩んでしまいます。お知恵をかして頂けないでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

医療系だったんですか。

どこに提出するのかわからなかったので、これまで一般的な話をしましたが、専門性の高い学校向けだと話は変わってきます。
専門性の高い学校へ提出する小論文なら、その専門に関わる問題を材料にした方がおそらく有効でしょう。

たとえば病院のたらい回しや医療・介護現場での人手不足、医療ミスの問題などは「協力」「時間」に使えますよね。医師の研修と熟練の問題なら「学ぶ」にも使えるでしょうし。
当然、この手の問題は小論文で簡単に結論が出せるわけではないですが、医療現場が直面している問題について真剣に考えている、ということ自体が評価としてプラスになるだろうと思われます。

そうなると、ビジネスマン向けの本より、医療問題を扱った新書か何かを読んだ方がいいですね。

ただ、私も医療系の専門学校向けの小論文は扱ったことがないので、どういう傾向があるのか、正直言ってわかりません。
もし可能なら、過去の受験者がどういう小論文を書いているのか、情報を仕入れるのが得策かと思います。
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この回答へのお礼

rkd4050様。
昨日もご回答頂きありがとうございました。医療系の試験とお伝えするのが遅くなり大変申し訳ございませんでした。受験する学校が創立5年ほどで今年度まで25名程度の定員しか採らなかったようで過去合格者をさがすのが難しいのですが、やはり医療系の問題を材料にした方が無難かとは思います。
ですがrkd4050様のご回答も参考になりました。分かりやすく、納得させられる部分ばかりでした。貴重なお時間感謝しております。

お礼日時:2010/10/18 01:58

小論文は自分を企業に売り込む営業活動の一環として書きます。


なので、どんなお題で書くにせよ、結果的に自己アピールになっていなければなりません。
だから、「時間」などの一見とりとめのなさそうなお題であっても、No.1で言ったように、具体的なお題として絞り込めるのです。

何の制限もないなら「哲学・科学史における時間概念の変遷」とか、そういうテーマで書いてもいいわけですが、就職論文である以上、自分や就職先の企業に関連のある内容にしなければなりません。

いくら人生経験が浅いといっても、これまでの人生の中で「時間」や「学び(ぶ)」に関わったことがないとは言わせません。
書けないというなら、それについて真剣に考えたことがないだけでしょう。ならば今から自分の人生を振り返りつつ、考えればいいだけの話です。

あと、ビジネスマン向けの自己啓発本などを読むことです。どの本を読んでも、社会人として「協力」「時間」「学び」をいかに考えるかについて書いていないものはありません。
あの手の本に書かれている社会人像は、企業が求めている像とほぼ合致します。ということは、小論文を書く際にどういうアピールの仕方をすれば理想的であるかもわかってくるはずです。
もちろん、できもしない立派なことを書きすぎると嘘がバレてしまいますが、多少見栄えを良くするための指針にはなるはずです。リクルートスーツを着込んだりするのと同じことです。

多少関係ない話になりますが、「高齢者の自立」って、自己アピールに繋がるのでしょうか? 就職論文のテーマとしては扱いにくそうなので、ちょっと興味があります。
高齢者をターゲットにした商品を企画・開発・販売している企業に提出するならわかりますが。
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この回答へのお礼

rkd4050様。
いつも、ご回答ありがとうございます。「時間」や「学ぶ」などについて、さっそくビジネスマン向けの本読んでみます。
すみません、最初に説明するべきだったんですが医療系の専門学校を受験予定です。

お礼日時:2010/10/17 03:26

「協力は大事だ」というのは理屈ですが、理屈は実践しなければ意味がありません。

「協力は大事だ」と主張したいなら、自分がそれを実践した経験が核として必要になります(それを小論文に書くかどうかは別として)。偉そうなことを言うなら、まず自分はどうなのかを考える必要がある、というわけですね。
たとえば、クラブ部長としてみんなをまとめて企画を成功させたとか、逆に失敗して難しさを痛感したとか。
どうしてもそういうのがなければ、誰かがリーダーシップを発揮してみんなを導いたのを見て、自分もああいう風になれるだろうかと考えた、という程度のものでもいい。

ただし、自分の経験、特に成功体験は、ある特定下でたまたま成功しただけのもので、あらゆる状況下で通用するとは限りません(この辺を考慮していない小論文は、老人の自慢話みたいになるわけです)。
そのため、その体験にどの程度の強度があるのかを確かめるために、他の事件を利用します。
自分が総理大臣だったらと想定して、政治の時事問題を考えるなど(こういうことはいきなりはできないので、新聞を読むときなど、自分が加害者だったら、被害者だったら、どうすればよりよい結果になったのか、などと普段から多面的に物事を考えるようにする)。

このように、理論に対する実体験、時事問題や歴史事件などを利用した仮想実験を行うことで、そのテーマを語る上での課題が浮き彫りになってきます。

こうした作業をすることで、より説得力のある実例の出し方ができるようになるわけです。同じ時事問題を引き合いに出すにしても、上っ面だけで論じているのと、こうした作業を経て論じているのでは全く質が異なります。
あと、やってみればわかりますが、生きた実例を出すのに、必ずしも実体験を書く必要がないこともわかるはずです(そもそも1000字程度で何かを主張しようとしたら、実体験を書く余裕がなくなることが多いですし、実体験を書くとかえって論拠が弱くなることも多い)。

経験が浅いことを嘆いていらっしゃいますが、人ひとりが経験できる内容なんて、そもそもたかが知れています。
だからこそ他者の人生経験をたくさん取り入れて、教訓にする必要があるのです。
自分の人生経験が豊富で、他者から学ぶものなどないと思っている人がいるなら、それは単なる思い上がりです。
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この回答へのお礼

rkd4050様。
今回も丁寧に回答頂きありがとうございます。丁寧な回答に毎回、納得させられます。例えば「自立」のテーマでしたら「高齢者の自立」などの関連付ける事ができますが「時間」や「学ぶ」などのテーマですとなかなか発想が思いつきません。やはり、知識不足の為、発想が思いつかないんだと思いますが・・。

お礼日時:2010/10/16 22:50

具体的に指導しようとすると、希望就職先(入試先?)がどこかなどの情報や、正確な設問(たとえば「『協力』についてあなたが思うところを述べよ」なのか、「『協力』という言葉からあなたが連想するものをテーマにして論述せよ」なのかでも多少書き方は変わってくる)の他、実際に質問者さんが書いた小論文を読んでみないとなんとも言えませんが、この場で出来る限りのことは書いてみます。



そもそも、小論文の基本的な書き方はご存じですよね?

1.主題の提示(協力は大事だ)

2.論拠の提示(なぜなら~だからだ)

3.結論(社会人になってからも協力を大事にしていきたい)

就職試験の小論文で、協力が大事だと言うしかないのは、誰が考えても当然です。
問題は、あまりにも当たり前のことだから、わざわざ論じる必要があるのか? と思ってしまうことでしょう。書けない理由もその辺にあるのではないでしょうか。

結論から言えば、どれだけ口を酸っぱくして「協力」の重要性を訴えても足りないくらいです。
たとえば、日本の政治がグダクダなのは、政治家個々人が無能だからではありません。内部抗争に明け暮れて「協力」せずに足を引っ張り合っているからです。企業が腐敗していく要因の一端も同じことです。
ここで政治問題について云々する気はありませんので、ざっくりとした話になりますが、ともかく「協力」なんて当たり前過ぎるように思えますが、人間は案外これができていないものだ、というのはお解りいただけるでしょう。

そう考えたら、一見書く材料がなさそうに見えた「協力の重要性」というテーマが、思った以上に論じる材料の多いものだと気付きませんでしょうか?
地球規模の問題から身近なことまで、かなり多くのことが材料として使えます。
「時間」にしても「学ぶ」にしても同じです。みんな口の上では大事だと言うでしょうが、本当の意味で大事にしている人は少ないものです。

「当たり前過ぎて忘れがちだからこそ、あえて強調する必要があるんだ」ということを、いかにしてうまく説得力を持たせて表現するかがポイントになるだろう、と私は思います。

もちろん論拠として実体験を使うのはオーソドックスな手段ですが、実体験を過信して「儂の若い頃はこうだった」と自慢する老人のような文章になってしまうのは困りものです(そういう小論文をよく見かける)。
かといって、知識だけで論じるのも空虚なので、実体験と知識を重ね合わせて論拠にするのがうまいでしょう。
(上で協力の重要性について説明しましたが、これはそっくりそのまま小論文で知識を利用して論旨に説得力を与える一例にもなるだろうと思います)

身近な問題と知識とを重ね合わせられるようになるには、経験と知識のストックが大量に必要になります。
経験の方はそう簡単に増えませんが、知識の方は本を読めばなんとかなります。
だから歴史本やドキュメンタリ、新聞、新書などは読んでおいた方がいいわけですね。
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この回答へのお礼

rkd4050様。
昨日もご親切に回答して頂きありがとうございました。小論文問題の内容といたしましては「あなたの考えを述べよ(800字~1000字)」です。今まで新聞とノンフィクションの本を読むくらいでした。甘く考えていたつもりはありませんが反省しています。
rkd4050様がおっしゃられるように経験も知識も薄いです。とくに確かに経験は、恥ずかしながら家庭(家族)や今も在職中の仕事くらいしか思いつきません。経験と知識を繋げるにはどのように繋げると良いのでしょうか??

お礼日時:2010/10/15 20:50

どんな小論文のお題でもそうですが、まずは出題者の狙いを考えます。


同じ抽象的なお題でも、「窓」「空」などの場合は本当に捉え所がなく、着眼点や発想力を要求しているだろうと推測できますが、「協力」「時間」「学ぶ」などは、明らかに企業や学校が重要視している概念ばかりです。
つまり、このお題は一見抽象的ですが、実はかなり具体的なことを訊いています。身も蓋もなく書けば、こうです。

「あなたはこれから社会人(学生)になる者として、これら概念についてどれだけ重要なものだと実感しているかをアピールせよ」

ここまで具体的な出題に変換できれば、あとは普通の小論文と同じように書けますよね? 書きやすいネタを使ってアピールすればいいだけです。

おそらく「協力」などの言葉を見て「重要な概念だ」と気付くかどうかをまず試しているんでしょうね。
それだけに、どれだけ文章に重みを出せるかがポイントになりそうです。下手に「協力は大切だと実感しました」などと、わかったようなことを書くのはやめましょう。
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この回答へのお礼

rkd4050様。
丁寧に教えて下さりありがとうございます。このようなテーマでしたら自分の経験を述べたので良いのでしょうか?恥ずかしながら、書き出しも、ありきたりな事しか書けず、また文章も続かず悩んでいる状態です・・。
お礼のところから再度質問になってしまい、気分を害されたようでしたら申し訳ございません。

お礼日時:2010/10/14 18:41

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