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生命保険会社からお金を借りています。

と、いっても親の話なんですが
数十年前に当時担当してもらっていた保険外交員を通して
借りられる限度額いっぱいまで申し込んでます。
その時の話では、配当金と満期金で相殺されるため、
保険料以外の支払いは発生しないと言われたらしいです。
保険は積立式ではありません。

しかし最近、実家に戻って何気なく郵便物を見ていたら保険会社からの通達があり
まだ借金がありますよ、という内容の事が書かれていました。
親に確認すると上記の答えが返ってきたのですが、保険会社に確認すると
貸金に利息がついており、満期で返済できたのは約半分
残金があり、更にそこにも利息がついて増え続けている。
返済の催促は年に一回、普通郵便で通知している。
との事でした。

親にも否はあるでしょうが
世間知らずな高齢者を騙すような貸し方(配当金変動など理解してないのに)
その後の通知の仕方に納得がいきません。
何とか利息だけでも安くしてもらう方法はありませんでしょうか?
こうしてる間にも利息が増え続けているので、どうか良きアドバイスをお願いします。

A 回答 (1件)

まず、契約者貸付というシステムの概要をご理解ください。



これは、
解約払戻金の9割を限度として、契約者に貸し付ける制度です。
つまり、解約払戻金がなければ、借りることができません。
しかも、いわゆる「積立型」でなければ、解約払戻金が増えないので、
契約者貸付を利用できないのです。
積立型と明記してなくても、終身死亡保険は、解約払戻金が
減ることがないので、一般的には積立型になります。

また、保険会社は、解約払戻金を担保として取っているので、
貸付額が解約払戻金を超えると、保険を解除して、
貸付を自動的に精算してしまいます。
つまり、保険もなくなるが、借金もなくなる、という形に強制的に
してしまいます。
貸付額は、もちろん、元本+利息分です。

利率は、保険会社が独自に決めますが、
担保としている解約払戻金にも利息が付くので、
実質の利率は、「貸付利率-積立利率(予定利率)」となるので、
銀行などから借り入れるよりも低利となります。

利率の計算は、半年毎、または、年1回となるので、
請求もそれに応じて、半年毎、または、年1回となります。
極端に言えば、半年毎の精算ならば、100万円かりても、
半年以内に返せば、無利息ということ。

以上が、契約者貸付の一般的なシステムです。

さて、質問者様のケースを見てみましょう。
(1)「満期で返済できたのは約半分」ならば、現在も解約払戻金の
ある有効な保険があるはずです。
例えば、終身保険。
そうでなければ、自動精算されているはずです。
(2)「返済の催促は年に一回」というのは、そもそも計算が
年に1回だからです。
(3)「世間知らずな高齢者を騙すような貸し方」
お借りになったのは、数十年前なのでしょ?
そのときも高齢者だったのでしょうか?
一般的に言って、「騙すような貸し方」とは思えませんが……
(4)「何とか利息だけでも安くしてもらう方法はありませんでしょうか?」
ありません。

自動精算されない例外があるのかもしれませんが、
私はそのようなケースに遭遇したことがありません。

いずれにしても、保険会社に問い合わせをすることをお勧めします。
(1)契約貸付の対象となっている保険とは何か?
(2)対象となる保険がある場合、解約した場合、契約者貸付はどうなるのか?
対象となる保険がない場合(私は、そんな例を知らないのですが)、
急には返せないので、交渉したいと申し出てください。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

お礼遅くなり申し訳ありません。
結局いろいろ交渉し謝罪はしてもらいましたが、金銭面では相談に乗れない
との事でしたので、親が早く縁を切りたいとの意向で全ての保険を解約し
解約金で返済しました。

謝罪内容は地区担当者が変わった時、満期になった時
本来ならば訪問して挨拶、説明すべき所を怠ったと・・・

誠意は感じられませんでした。
お客様第一主義とは到底思えない会社でした。

お礼日時:2010/11/01 16:46

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