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現在、医療保護入院者をもつ家族です。至急知りたいのですが、先日、県の精神保健福祉センターの精神医療審査会から、退院等に関する請求の意見書とともに、患者本人と主治医と家族を別々に面談するという案内の入った封書が送られてきました。意見書に記入して送付するようになっています。面談は、あと10日後です。
現在の入院は5年目に入りますが、このようなことは初めてで、恐怖心を感じています。今回の入院に関しては恨まれていることは確かで、もし退院となった場合、こちらに危害を向けてくると思っております。

面談では、どのようなことを聞かれるのでしょうか?また、こういう面談が行われるということは、退院する方向に向かってるのでしょうか?何か少しでも情報がほしいとおもってます。

A 回答 (1件)

精神科の看護師です。



それは単純に、患者さんが退院を希望した(ないしは、自分が病気であるという認識がなくて、不当入院だと考えた)。そこで医師に申し立てたが、「まだ入院が必要」と判断された。
そこで、患者に認められている権利として、精神医療審査会に退院の請求をした。
ということでしょう。

自分が病気であるという認識がない患者さんが、退院の請求を審査会にするのは、決して珍しいことではありません。

審査会側としては、これが患者の言う通り不当な入院なのか、それとも医療及び保護が必要な入院(医療保護入院)として妥当なのかを調べに入るわけです。

患者本人も診察されますし、医師や家族に面接もします。
面接で聞かれることは、主に入院した時の状態(精神状態)ですね。
別に嘘をつく必要は全くないので、本当のことを正直に答えれば良いだけです。

本当に不当入院をさせているような悪質な病院なら、審査会が退院を命じる場合もあります。
しかし多くの普通の精神科医療を行っている病院ならば、(実際にまだ入院が必要な状態でしょうから)退院請求が認められることは、めったにありません。
つまり強制的に退院となることはありません。

>こういう面談が行われるということは、退院する方向に向かってるのでしょうか?

むしろ逆です。退院する方向に向かっているのなら、医師から家族にその旨が伝えられます。
審査会からの手紙が来たということは、患者本人が審査会に申し立てたということです。そして医師は退院に同意していないわけです。
ですから、とても退院の方向に向かっている(病状が改善している)とは言えない状態だと思われます。
わかりますかね・・・。
病状が改善していない(自分が病気だと思っていない)、病状が悪い、からこそ本人が退院したがって退院請求をしたわけです。
本当に病状が改善していれば、医師が退院を(本人にも家族にも)促していきます。

審査会の面談は、そんなに緊張してのぞむ必要は全くないです。
普通に事実をお話してくれば、大丈夫です。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく、詳しく教えてくださって、ありがとうございました。面談の日も近づいてくるにつれ、心配や不安が高まっておりました。  当日は、ありのままの状態を話そうと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/10/22 22:26

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