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感情の明確化と言語化の違い

臨床心理学を現在学んでいるのですが、今度、学校臨床の実習で小学校の教員に対して感情の明確化と感情の言語化について話をすることになりました。しかし、いざ説明しようとすると教科書通りの内容になってしまい上手く伝わらず難しい説明になってしまって困っています。また、感情の明確化と感情の言語化にどのような違いがあるのかという内容も説明しなければならないのですが、今ひとつ明確な違いが説明しきれず困っています。
 分かりやすい表現で、感情の明確化と言語化を説明するにはどのような説明がいいのか。また、感情の明確化と言語化の違いについて皆様のお知恵をお貸しください!

A 回答 (2件)

草の根カウンセラーです。


 感情の言語化は、クライエントが自分の内側にある様々な悩みを、話を聴いてもらうことによって、すこしづつ「つらかったんだ。」「かなしかった。」などと感情をまさに言葉にすることです。感情の言語化は、その人の癒しです。人は自分の感情を言葉にすることで癒されます。
 一方感情の明確化とは、カウンセラーがクライエントの言葉にならない感情を、察し汲んでさしあげることによって、クライエントが「分かってもらった」と受容体験をすることであると、私は理解しています。
 明確化が決まれば、カウンセリングはグッと深まります。決まらなければカウンセラーの実力不足を露呈することになります。カウンセリングの現場からの意見です。参考にまで
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臨床心理学よりも実践的な心学をする者ですが参考にしてください。



感情を言語化したからといってそれは必ずしも明確化したとはいえないのです。何故なら明確化とは言った本人の目的をと心の奥に潜む深層心理まで明らかにすることができてこそ明確であるといえるのであるからです。

それは必ずしも気持ちを言葉にして文章化したところで現れるものではありませんので明確化したのではないといえるでしょう。

心を病んだ人がカウンセリングで「私には構わないでくれ」といったりします。その言葉どおりなら構わないでほしいそのものですが、カウンセリングに来ることは構ってほしいことを意味しますので、感情を明確化すれば構うことになります。
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