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自覚症状のない慢性膵炎です。

今年1月に、会社の健康診断で血清アミラーゼの数値が高く、かかりつけの内科にて再検査しました。
自覚症状は全くありませんが、慢性膵炎と診断され、フオイパンを毎食後2錠飲んでいます。

2ヶ月に1回血液検査をしていますが、リパーゼという数値が下がるもまだまだ正常範囲ではないとのこと。(先日の検査ではリパーゼが81でした。)
消化を助けるベリチームという薬も追加されました。

自覚症状が無いのに、薬で抑えることに意味があるのでしょうか?

私は普段お酒は飲みませんし、揚げ物やフライも滅多に食べません。
お昼も自分で作ったお弁当を食べています。なので外食もほとんどしません。
思い当たるとしたら、チョコレートやおせんべいなどのお菓子はほぼ毎日口にしています。

原因があるとすれば、お菓子の食べ過ぎでしょうか?

かかりつけ医も「困ったね・・・」というくらいです。

もし何か、改善法やアドバイスを頂けるようでしたら、どうぞよろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (4件)

膵炎は急性のものもあれば、慢性といわれるものもあります。


急性のものは劇症で、のた打ち回るほど痛いのですが、慢性のものは無症状のときもあります。

こういったことは肝臓でもあります。
「眠れる臓器」と肝臓は言われますが、肝炎がなんらかの原因で炎症を起こしたときも、大きな自覚は無いままに進行しているときもあります。
これは癌でも同じです。

膵臓というのは「消化酵素」を産出し、それを十二指腸に流しています。
腸の働きなどが何らかの原因でオーバーロードになると、膵液自体が枷になって、膵臓を自分で痛めつけるようになってしまいます。
これはストレスからくる胃潰瘍の仕組みとも似ています。

お菓子(市販のお菓子)には、大変に残念なことに、多量の「油脂」が含まれています。
おまけに小麦粉が使われ、卵も使われています。
これらは「腸内で簡単に吸収されないものばかり」なので、腸はオーバーロードになりやすいし、胆嚢も働きづめになります。
おまけに多量の糖分を含み、血糖値をバランスさせるためのインスリンなどの分泌にかかわる膵臓自体も大忙しです。

慢性膵炎は膵臓が炎症を起こすことで、その部分が石灰化していくという「大変に恐ろしい病気」です。
石灰化してしまった部分は、もう元には戻りません。
つまり「残存部で働いている」わけです。

ここまで書けば、油断なら無い事態だというのはお分かりになるでしょう。
菓子はアルコールと同等か、もしくはそれ以上の「敵」なのです。
食べる量を控えるのはもちろんのこと、食べるものも栄養士さんなどと相談して、スナック菓子などは厳禁とし、糖分は仕方ないですから、小麦粉・卵などを使用していないような菓子に切り替えてください。
なお、おせんべいなどにも油脂はありますし、卵などが使われていることも珍しくありません。
また、潰瘍性大腸炎の原因と疑われている「リノール酸」配合の油が使われていないとは限りませんので、原材料についてはとにかく「こだわり」が大事です。

最後に膵炎の原因は、肝炎と同じく「アルコール摂取ばかりではない」ということも、ここで書いておきます。
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この回答へのお礼

ご丁寧な解説、アドバイスありがとうございます。

エコーとCTの結果、石灰化はしていないという事でしたので、ご指摘いただいた通り食生活の見直しをしたいと思います。

どうもありがとうございますm(__)m

お礼日時:2010/10/23 18:50

若い人にも多いのですが急性膵炎は発症する直前に一過性の強いストレスがあったことを聞き出せます。

例えば、肴の少ない大酒、徹夜の仕事、遊び(例えばマージャンなど)、あるいは辛い精神状態などです。つまりこれらが激しいストレスとなって顆粒球に攻撃され膵臓の組織破壊が起こったのです。こういうストレスが慢性的に続くと組織破壊も慢性化していきます。顆粒球が常在菌に反応すると化膿性の疾患となります。

自分の消化酵素が原因で膵臓がやられるなんてことを考えてると治るものも治らなくなります。消化酵素を作らないようにして一方で消化薬を追加することは矛盾があるのではないでしょうか。

食べることで一時的ではありますがストレスは解消します。ストレスが多いほど食べて誤魔化すことにもなります。質問者さんはチョコレートやお菓子を良く食べるそうですが、自分でも気が付かないうちにストレスを抱え込んでるのかもしれませんね。いずれにせよ膵炎のきっかけはストレスだと思います。アルコールは飲まれないそうですが例えば、長時間の過重労働や職場や家庭の人間関係など心や体のストレスです。
ストレスで免疫力が低下した結果の発病ですので、慢性膵炎を克服するためには今までの生活を見直す必要があります。心や体をよりリラックスさせることで免疫力を回復させなければなりません。

仮に消化酵素が犯人だとしてもではなぜ消化酵素なのか、という原因がつかめていない限りは薬は使えないはずです。例え量が増えたとしても組織を溶かすほどに酸性度が増すわけでもなく。

体が勝手に自ら間違えを犯すことなんぞありえない。何十億年もかかって進化してきた我々の体はそれほどお粗末にはできていません。

じっくりと今までの生活を振り返ってみることから始められることをおすすめいたします。
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この回答へのお礼

ご丁寧な解説とご指摘ありがとうございます。

ストレスが原因となりますと否めません。(特に通勤のストレスです。)
普段スポーツクラブでヨガをしたり、気分転換を図っているつもりですが、知らず知らず負荷がかかっているという事でしょうか。

出来る範囲内でストレスフリーな環境を作ってみようと思います。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/10/26 12:24

>自覚症状が無いのに、薬で抑えることに意味があるのでしょうか


そう思うなら、薬を飲むのをやめたらどう? 
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ここに長文にて書くよりも、スバリ、次のサイトをご覧になって下さい。


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