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リニア新幹線開発は本当に必要なのか?

リニア新幹線のニュースの裏で、中国が従来技術の新幹線で時速500kmを超えるものを開発中とあった。日本人として世界に誇れる技術が欲しいかも知れないが、実際に利用するお客が欲しいのは、リニア新幹線の技術ではなく安く速く移動することである。

従来型新幹線で時速400kmで営業運転できれば路線長286kmのCルートなら約50分でリニア新幹線の40分と約10分間の差である。

同じ速度であれば従来型新幹線はリニア新幹線より乗り心地は悪いかも知れないが、建設コストは約8割、維持コストは2/3以下である。約10分間の差を気にしなければ、日本人はもっと安く移動できるのである。

TGVは時速360kmの営業運転を目指しており、2027年のリニア新幹線開業なのだから、線路の基礎が出来た頃にもう一度、最終選択をしたらどうかと思う。世界市場でも売れず日本に国益をもたらさない高コストの移動手段を後世の人に残してはいけないと思う。

リニア新幹線の開発は本当に必要なのでしょうか?従来型で第2新幹線を建設すれば車両の兼用性が出るし、維持メンテナンスが楽だと思うのですが。ある程度トンネルとか掘れて基礎が出来たころに見直しできる仕組みが要ると思うのですが。

A 回答 (6件)

磁気浮上型の方が、車輪駆動型よりも維持コストは安くなるのではないでしょうか。



車輪駆動型で400Km/h以上の商用運転を実現するための線路の直線性維持は大変な技術で、鉄道先進国でなければ実現困難ではないでしょうか。コスト面でも現行新幹線の300km/h運用よりもずっと保線コストがかかるはずです。とくにトンネル内での保線作業は危険と隣り合わせでコストも高く請求されると考えるべきでしょう。

一方、磁気浮上型であれば、とくにJR東海は100mm以上も浮上する方式ですので、維持精度は低くても可で、100メートルで5センチ程度ので凹凸が有っても浮上間隔で吸収しながら安定走行ができるでしょう。高速鉄道保線技術の無い途上国や共産圏でも維持運用が可能です。

建設コストは磁気コイルを延々と埋設しないといけないので鉄道線路より高くつくのかもしれませんが、維持コストが150%にもなるというのは何かの間違でしょう。あるいは現時点で正確な見積もりができないので安全サイドの(高額な)費用を覚悟しておくということではないでしょうか。

もうひとつは高速走行時の電力消費ですが、同じ400km/hで走行する場合でも、車輪系の機械摩擦損失がなく空気摩擦損失だけの磁気浮上式リニアは省エネルギーです。同じ400km/hでも省エネルギーですが、これが磁気浮上500km/h走行が車輪駆動400km/h走行よりも省エネだったらどうでしょうか。地球上の化石燃料が無くなって行く近未来に航空機に代わる(とくに500キロ圏で)交通機関として、世界に需要が見込めるのが磁気浮上式だとおもいます。

建設費が高いのは用地買収費やトンネル建設費などが中心ですから、平地が多く、土地の強制収容が容易な共産主義国では建設費も相当安くなると考えるべきですね。

土木工事に目処がついた時点で再度検討することには賛成です。
保線費用や高速運用時の電力消費などできるだけ正確な情報開示をしてほしいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

超伝導とはいえ、冷却が必要でしょうから、そのリニアモータのモータ効率と、通常の電動モータのモータ効率を考えれば、たぶん電力消費は従来型の新幹線のが低いと思います。

たしかに土地代や電気代が安いところでは活躍するかもしれませんね。

お礼日時:2010/10/25 23:18

実際に利用するお客が欲しいのは安く速く移動することである。

(真理)

>従来型新幹線で時速400kmで営業運転できれば路線長286kmのCルートなら約50分でリニア新幹線の40分と約10分間の差である。

速く無い。(うそっぱち)


>約10分間の差を気にしなければ、日本人はもっと安く移動できるのである

速く無い。(うそっぱち)


>建設コストは約8割
実際に利用するお客が欲しいのは安く速く移動することである。(真理)

乗客にはまるで無関係。
うそっぱち。

上記から導き出した結論こそ、不要なもの。「間違いとでたらめな結論。」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。。。面白い人ですね。

お礼日時:2010/10/25 23:14

そもそも何故リニア新幹線が必要になったか、です。



これはご存知ですか?


線路を走る鉄道の場合、ですが、
まず、高速になればなるほど、車体が浮いてしまう、というのがあります。
従って、線路を走るための摩擦が確保できない。
また、さらに、緊急時のブレーキが(線路からは)かからなくなってきます。

さらに、高速運転のためには、できるだけ直線にちかい線路が必要になってきます。


あと、リニアと鉄道の違いは、加速度にあります。
加速も減速もしにくいので、
最高速度までもっていくまでの時間・距離が、鉄道の方が長くかかり、
最高速度で走れる距離・時間も短いです。


さらに、鉄道の場合、
架線から電気をどうとるか、というのも課題になってきます。
高速になればなるほど、安定して架線に接触させておくのが難しいのです。

夜方、従来型新幹線のパンタ付近に乗ってみれば、
スパークが激しいのがよくわかります。
そうでなくても、
新幹線が走り抜けて行くのを眺めることができれば、十分わかります。


従来型の鉄道には、限界があるのがわかっていて、
これらの問題を解決するために、リニアの研究開発が始まったのでした。


以上より、
従来型の延長では、
・線路を新しく直線なルートをとるしかなく、
・大幅な技術革新が必要であり、
・安全性も犠牲にし、

また、仮に、ご呈示の通り、400km/h運転を鉄道で行っても、
その時間の差が10分の差で済むとはとても思えません。
となると、従来型の延長で第二新幹線を作るメリットがどんどんなくなってきます。

開発維持コスト・車両コストも、
従来型の延長を、今と同じ条件で算出できず、もっと大幅に高く見積もるべきです。


それから、更にその先の発展性がまったく感じられません。
従来型の発展性にそれだけ限界があるからこそ、リニアなのです。


ちなみに、リニア新幹線を敷くこと自体は、
JR東海の独自資金単独で、だったと思います。



中国が500km/hを目指して研究中というニュースは私も見ましたが、
正直、同じことが日本で実現可能だとは思いません。
大陸だからこそ、
或はあの国だからこそ、
最高時速500km/hを出せるだけの直線を敷くことが可能なのだろうし、
その分犠牲になるものも大きいでしょう。



トンネル掘るというか、
詳細なルート決める時点で、
将来どんな運転をしていくか、
発展させて行くか、そういう目論見も必要です。


この時期にリニアでも既に遅いと私は感じてます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

JR東海の資金だろうと、JR利用者全てに及ぶわけで。未だ何度も議論して欲しいなと思うのですが・・・ね。

お礼日時:2010/10/25 23:13

素人なので一般論しか書けませんが、多くのものが導入時には「無くてもよい」と言われてきたように思います。

新幹線に対しても、最初は「これからは航空機の時代。時代錯誤だ。」という意見があったといいます。しかし実際には、今、世界中で高速鉄道の整備が進められています。

新幹線は開業からすでに約半世紀を経て、技術的には円熟期でしょう。リニアはこれからです。数十年先のことを考えると、リニアの将来性に期待する方が妥当ではないでしょうか。比較すべきは現在の新幹線とリニアではなく、数十年先のそれらではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 多くのものが導入時には「無くてもよい」と言われてきたように

それは一理ありますね。今の新幹線が開業時はそう言われたらしいですね。

お礼日時:2010/10/25 23:07

>建設コストは約8割、維持コストは2/3以下である。

約10分間の差を気にしなければ、
10分と言うが、そこは2割の差があるわけで車両が路線を占拠する時間が短くなれば車両を増やせます。
旅客機から順当に乗客を奪い乗車率を新幹線並みにした場合、車両を1割増やせば収入は1割増え、東海道新幹線の1.04兆円から推定するに、年間1000億円の収入増加ですね。

また、東海道新幹線の年間乗客数は16億人、ここで時給単価が高いビジネスマンを半分の8億人と仮定。
これらの人間の時間単金を5000円とすると、8億人×5000円×1/6時間=6000億円
ってな感じで経済効果は表すのですが、

>日本に国益をもたらさない
2割もの時間短縮を無視して計算したら、そりゃ利益など消えてしまうでしょ。

>世界市場でも売れず
根拠不明なので突っ込む気にもなれません
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

リニア新幹線利用者全員が、40分と50分の10分間の差で金銭的な付加価値を生めば・・・ね。喫茶店で一服したら意味が無くなってしまいますね。

お礼日時:2010/10/25 23:06

>>リニア新幹線の開発は本当に必要なのでしょうか?



一般的に仕事の生産性がアップすれば、個人の成果もアップし売上が伸びて給与も上がります。
たとえば、移動時間に半日かかるところが、1時間になれば、一日がかりの仕事が半日で終わるようなことになります。
つまりは、早く移動できるってことは、時間単価の高い忙しい人にとってメリットは大きいわけですね。もちろん運賃は、そういう方たちの時給を考えれば、それ相応に高くなってもいいわけですよ。

まあ、日本の未来を考えればリニアは必要ってことだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

移動時間は半日単位ではなく、40分と50分なので、あまり影響無い気がします。

お礼日時:2010/10/25 23:01

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