中国海軍はJL-1潜水艦発射核ミサイルを12機搭載したシア級092型原子力ミサイル潜水艦を配備していますが、これは米国やロシアの潜水艦に比べて、攻撃性能や建造技術レベルは優れているのでしょうか、航空母艦まで建造できるほど、国家予算的にも建造技術的にも、欧米並み以上になったのでしょうか

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A 回答 (3件)

 中国海軍の092型に関する性能評価ということになると、かなり悲観的な評価しか出来ないでしょう。



 092型がアメリカのジョージ・ワシントン級をコピーしたことは周知の事実ですが(というよりJW級をコピーした旧ソ連のデルタ級を再コピーか)、JW級が急場しのぎの建艦であり、その後洗練されたケーシング船体を持ったオハイオ級SSBNへとしっかり進化したのに比べて、中国海軍はその後の093型に至るも相も変らぬ効率が極めて悪いケーシング船体しか建造できなかったことは、潜水艦に関してのみ評価しても、それほど洗練された設計思想なり、建造能力がなかったとしか言えません。

 
 しかも092型の自由流入排出孔(フリフラッドホールとも言いますが)の数が異常に多いため(不思議にその理由は分かりません)、無駄にノイズの多い、つまりうるさい潜水艦となってしまっていることは致命的とさえいえます。

 アメリカ海軍のサブマリーナに言わせれば、このクラスは中国の軍港を出港した時点で、その動きをハワイからでも把握できるという冗談が出るほどです。中国空軍にも言えることですが、中国の設計者はどうも流体力学に弱いのかもしれませんね。

 空母に関してもその意思と努力は認めざるを得ませんが、空母という巨大プロジェクトはただやる気があれば何とかなるというものではありません。建造そのものは兎に角やれば何とかなるでしょうが、その後が非常に懐疑的です。

 まず予算面から言えばですが、これはもう半端じゃない金がかかることは軍事上の常識です。空母には艦載機が必要です。その艦載機にしても単なる戦闘攻撃機だけを用意すればいいのではなく、早期警戒機、対潜哨戒機、さらには空中給油機も必需品です。これらはすべて当たり前ですが艦載タイプでなければなりません。
いかに中国の人件費が安いとはいえ、これだけでも膨大な予算が必要ですし(因みにアメリカの空母は船体と艦載機だけで、約8000億以上が必要です)、毎年の桁外れなランニングコストも頭が痛いでしょう。経済状況が厳しいアメリカもCBGを削減したいほどでしょう。

 ともあれ中国はそのどれもがまだ存在していません。さらに空母艦載機の発進をどのような方式にするかで、空母自体の能力が左右されます。当然カタパルト発進が絶対有利ですが、中国にはまず不可能です。かといってアメリカが輸出するはずもありません。

 結局ワリヤーグのようにスキージャンプ発進式しか方策はなく、これではアメリカ正式空母の能力の3分の1も発揮できないでしょう。これではいかにアメリカ並みに空母艦隊を創出したとしても(これでも莫大な予算を食いますが)、その存在価値はたんに周辺諸国への恫喝程度の意味しか見出せないかと考えます。

 中国海軍は2050年までに4から5個のCBGを作り上げるという算段をしているといいますが、とらぬ狸のなんとやらとなる可能性も否定できないのではないでしょうか。

 現在の異常とも言える経済発展がいつまでも続くはずがないのは自明ですし、一旦経済が落ち込み始めたとき、とんでもない金食い虫である空母艦隊がいつまでも維持できる保障はどこにもないはずです。そういう意味では、中国海軍は今壮大な実験的冒険をしているとも言えます。

 中国における軍事予算は年々増加していることは事実ですが、それでもやはり人民解放軍のうちの陸軍へそのほとんどが割かれていますので、海軍の空母建造で予算を削られることにもなりかねない陸軍首脳部の反発も、今後の海軍におけるCBG構想にたいする不安定要素と言えます。

 海軍自体の艦艇全般の技術的評価をするならば、まず真っ先にいえることはあまりにもばらばらな仕様で出来上がっていることが大きな問題です。

 アメリカ、イスラエル、フランス、ロシア、ドイツなどなど、手当たり次第に手を出したせいで、艦や兵器システム、電子機器類の運用の統一が極めて困難になり、しかもシステムエラーやハード面の故障などの際、その対策に非常に無駄な時間と経費を費やすことになり、ひいては稼働率が悪くなるという悪循環を招いています。

 さらに最小の輸入であとは無断コピーすればいいという、中国全般に言える悪癖から来る弊害も火に油を注ぐような状況を作っています。

 ということで海軍に関する限り、そのトータル的な評価はとても欧米並みとは言えず、欧米もしくは日本並みになるためにはまだ四半世紀ほどは必要なのではないでしょうか。もっともそのときまでどの国も指を咥えて見ているだけということはまずないでしょうから、その差が縮まることはそれほどないと思われます。 

 沿岸防御海軍から外洋海軍への移行はそれほどの難事業だということです。中国はその苦しみを今から嫌というほど味わうことになるかもしれませ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます、中国製の兵器は、複数の国のコピー兵器が多く、膨大な維持費のかかる、空母まで建造する冒険に出たことは、周辺国への恫喝なのでしょう、原子力潜水艦も、ミサイル収納部分が盛り上がり、水の抵抗が大きく、また、ノイズで探知されやすいことがわかりました、

お礼日時:2010/11/05 09:18

こんにちは



092(夏級)自体は どちらかと言えば"実験艦"的性格のフネでした
ので、それをもって(性能や技術面を)云々することは なかなか
難しいですね。

後継の094(晋級)の1番艦は、2008年に配備されたばかりですが、
搭載しているSLBM(JL-2/巨浪2)は まだこの094から試験発射した
ことが無かったと思います。
(他艦を使って発射実験しているものの、まだ完成途中の模様)

JL-2が完成して、094に搭載して、試験して、と・・・、094の実力
が きちんと評価されるのは、もう少し先のような気がします。

一方 空母のほうも(巷の噂では)極めて順調にいって、完成は2015
年頃、そこから各種訓練及び改良を加えて、なんとか作戦投入可能な
レベルになるのは2020年頃だろう、と言われています。

ただ、中国がどうしても(現時点で)超えられない壁が
艦載機型のAEW(早期警戒機)と、同 電子戦作戦機、でして。
前者はロシアからヘリタイプの早期警戒機を購入することで、とりあ
えずは凌ぐようですが、後者のほうは確か目処はたっていないように
思います。


中国はここ4~5年で、原潜、水上艦艇、ともに質的向上の速度は確実
に加速してきたとは思いますが、それでも欧米 特に米国をキャッチ
アップ出来るのは、あと15~20年くらいはかかると思います。
もちろん その間 米国も当然進歩していますので、その差が広がる事
も充分考えられます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます、開発途上の実験船ということですね、たしかに海中からミサイルの発射実験は成功していないようです、やはり、固体ロケット燃料の技術、制御技術が未熟なのかもしれません、しかし、ハワイから西側の太平洋を自分の庭にしたいという中国の思惑がにじみ出ています

お礼日時:2010/11/05 09:27

「「漢和防務評論」2008年3月号の記事によると、中国海軍では1990年代中頃に


実用性に問題のあった092型に大幅な近代化を施しており、改装後を受けた
同艦は制式名称を092M型と改称。中国海軍は、092M型の改装後の運用実績に
一定の評価を与えているとしている[4]。Chinese Military Aviationの情報では、
SLBMを現在開発中のJL-2に換装する可能性が指摘されている[3]。

092型の主兵装であるJL-1 SLBM は1982年にゴルフ級通常型潜水艦から
水中発射の実験に成功した。だが夏級からの発射はミサイル発射管制装置の
不具合でなかなか実施できず、発射に成功したのは1988年だった。
JL-1の射程は2,150kmで、アメリカ本土を攻撃するにはアメリカ近海まで
進出しなければならず、実戦力としては本級は機能していない状態に近いだろう。
最小限核抑止戦略を執っている中国軍にとって生存性に優れた戦略原潜は
不可欠の戦力であり、本級は漢級攻撃原潜とともに「虎の子」というべき存在だが、
1隻だけでは継続的な核パトロールは不可能で、搭載しているJL-1Aの射程も
短いため戦略的価値は著しく低い。

なお、夏級は2隻建造され、そのうちの1隻が1985年に実施されたJL-1
発射実験の際に事故で沈没し失われた、と言われるが事実関係は不明である。」

ということのようです。

http://wiki.livedoor.jp/namacha2/d/092%B7%BF%C3% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます、「張子のトラ」のような核ミサイル原子力潜水艦ですね、実戦では故障して使えない兵器ですね、JL-2SLBM核ミサイルの開発状況はどうでしょうか、射程8000kmを目指しているようです、周辺国が核保有国なので対抗しているだけにも思えるのですが、旧ソ連時代、退役したソ連製原子力潜水艦の原子炉を、日本海に不法投棄して、現在日本はロシアに対して原子力潜水艦の原子炉の解体費用を負担しています

お礼日時:2010/11/05 09:37

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http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001016.html
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参考URL:http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001016.html


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