なぜ飛行機では「パラシュート常時着用」にしないのでしょうか?
以前から疑問に思っていた点ですが、乗客全員が離陸前にパラシュートを装着していたとします。 この条件で離陸し、不幸にも飛行中に緊急事態が発生。 この時に以下の手順を。
【1】もうこれは墜落すると判ったら、機長が扉(ハッチ?)の開放を命令。
【2】一人ずつ順番に飛び降りて降下中にパラシュートを開く。
【3】着地点が陸上だった場合は飛行機の落ちそうな圏内から逃げる。
【4】【3】の場合、ついでに圏内にいる人口にも「飛行機が墜落するぞ」と叫ぶ。
【5】【4】の場合、乗客及び圏内にいた全員で逃げる。
着地点が海上の場合でもただ落ちるよりは生還の可能性が遥かに高い。
全員は無理だとしてもこれでせめて乗客数名(もしくは数十名)の命が助かる可能性が生まれます。
「墜落時はスカイダイビングと違って即座に落ちる」という考えもありますが、それでも何もせずに神頼みのまま落ちてゆくよりは何倍もマシだと思いますが。
酸素マスクだのなんだの備えてるのになんでこんな当たり前のようなシステムを採用しないのでしょうか?
「しない方がマシ」と断言できる理由が何一つないと思うのですが…。
※この内容に適切なカテゴリーが判りませんので「法律」にしておきます。 数日しても回答無しの場合は念のために「旅行」の方に移動させて頂きます。
No.13
- 回答日時:
規約がどうのこうのと言う前に、上の回答を読め!
あれ? 本当だ。 前にも同じ内容の質問が。 他にも同じ事を考えてた人間はそれなりにいるって事か。 良かったよかった(そういう問題じゃないか)。
いやはや検索時のキーワード選択が悪かったのか私は気づきませんでした。 指摘ありがとうございます。
No.11
- 回答日時:
#2です。
忘れ物をしちゃいました。航空機を整備するなかで急減圧テストがあります。機体の装置で地上にいながら機内の圧力(上空)を変えるんです。そこでドアを開けると少なくとも鼓膜が破けます。パラシュートをつける際は耳栓着用をお願いします。旅行は楽しものにしたいですね~。。。会話禁止になるのが残念です。あっそうそう勿論上空でも燃料を積んでますんでパイロットさんには燃料を抜いてからハッチを開けるようお願いして下さい。でないと木端微塵の際引火して大爆発を起こしちゃいますから。お解りですか?そうこうしてる内にもうとっくに落ちてます。だからこそ別の回答者さんが言うように最後まで諦めず滑空でも何でも後のことを備えてあるんです。全くもって当たり前ではござりませんよ。でもあったら面白いですね?2度と乗りませんが。。。
またまたお礼をスルーして貰っていいですよ。^^
なるほど。 まぁ確かに科学的に考えれば解ったことですが……何ともお恥ずかしい。
どうも墜落し始めてから無事に生還という話をあまり聞かないもので、他に手段は無いモノかと少々強引な思考になってしまいました。
貴重な貴重なお時間を二度も無駄にしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
No.10
- 回答日時:
ダメではないですが、いまいち効果が薄いからでしょう。
>【1】もうこれは墜落すると判ったら、機長が扉(ハッチ?)の開放を命令。
飛行機の高度をご存じですか?
スカイダイビングはだいたい3000m程度。飛行機の高度は12000m以上。
富士山の頂上なら数人に一人が高山病になる程度ですが、エベレストの頂上より高い場所ではほとんどの人があっという間に低酸素症になります。
だから機内には酸素ボンベがついてますよね。
持ち運び型の酸素ボンベで息をしながら飛び降りてパラシュートを開くなんて高度な技を素人が出来るわけはありません。
さらに、高度12000mの気温は地上が40℃でも-10℃以下です。
落下時の風速と合わせると体感温度は-30℃ぐらいになるでしょう。冬なら-50℃とかも。
下に降りる前に凍死するか、意識を失っている可能性が高いです。
低い位置に降りてきてから飛ぶという手もありますが、墜落しそうな状況ということは普通は操縦不能の状態ですから、そんな余裕があるのなら操縦の立て直しをしたほうがマシです。
>【3】着地点が陸上だった場合は飛行機の落ちそうな圏内から逃げる。
そんなことしなくても落下中に飛行機との距離は何キロも離れていくはずですよ。
>【4】【3】の場合、ついでに圏内にいる人口にも「飛行機が墜落するぞ」と叫ぶ。
それは管制官がレーダーで判断してマスコミや自治体の速報で連絡したほうが早いです。
というか、操縦不能の飛行機なんてどっちに動くかもわからないような状態なんですから、
落ちる可能性のある数十キロ圏内から逃げるなんて不可能だと思います。
日航ジャンボ機の事故でも数十分飛んで、その間上昇や下降を繰り返して何度も大きく右へ左へ行った挙げ句に山に突っ込んだんですからね。
なるほど。 もう少し科学的に考えるべきでした。 恥ずかしい限りです。
詳しい回答をありがとうございました。
私以外にも類似した疑問を抱いていた方が数名いらしたようで少々安心しました。
No.9
- 回答日時:
まず、墜落する時は突然です、一気に高度が下がれば乗客の殆どが意識がなくなります。
高度1km2kmと言う上空で空気が薄く、窒息死ですよ。
飛行機は離陸時は300km程度の速度です、飛行中は900km前後です、その速度で窓から飛び降れますか?
鳥のように、ジェットエンジンに吸い込まれちゃうよ?
墜落は最後の最後の結果論であって、墜落すかも解からない状況で客を掘り出せないでしょう。
300人近い乗客を掘り出そうとすると、大変な時間と超パニックになりますね、通常であれば、時速100kmの風圧にも立っていられないでしょうね。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
パラシュート降下のためには「訓練」が必要です。
安全な着地のためには「操縦」が必要ですから。
飛行機に乗るために自腹で金を出し、1週間もの訓練をしますか?
せめて1年ごとやらないと、まともに降下は出来ませんが。
降下のためにパラシュートに装着するハーネスは、個人の体格に合わせて調整が必要です。
降下するためには機体後部から順番に飛び出さなければならない。前部とかだとエンジンに吸い込まれたり翼に引っかかって身体はバラバラになります。
もし、エンジンに吸い込まれた場合は、正常なエンジンであっても破壊されますので、墜落が早くなります。
後部にだけ重量が偏った場合は、バランスが崩れて墜落を早めます。航空機の荷物や人員はバランスを考慮して積載されます。
誰かが尻込みをしたらそこからは誰も出られません。後ろから押したら殺人未遂です。
小さな子供や障害者にはパラシュートハーネスが取り付けられません。
子供や障害者は置き去りですか? このような弱者を最初に保護しなければならないのに。
よしんば、パラシュートを装着して飛び出そうとしても、旅客機は時速800km/hで飛んでいます。出たとたんに何も装備していない生身の身体はバラバラになります。
水平飛行を保って飛ぶためには300km/h以上の速度が必要です。
それでも相当な衝撃を受けます。訓練されていない場合、確実に意識を失います。
旅客機が飛行する高度は1万m以上です。
ここには人間が訓練も無しに存在できる程の酸素はありません。
また、温度も零度以下です。冬だと-40度以下にもなります。
生きて降下できても、地上にたどり着くまでに手足などは凍傷によって四肢切断となります。
生き残っても地獄ですね。
五体満足で降下するのなら500mから1000m程度でしょう。
で、高度が500m程度、速度300km/h以下で水平飛行が30分以上できるぐらいコントロールできるのなら、墜落せずに空港までたどり着ける程の能力が残っていることになります。
この条件にならない限り、パラシュート降下できる条件には無い。
つまりは、危険なパラシュート降下を行う必要性がない。
また、旅客機などの運賃は、運行費用を旅客人数などで割ったのが料金だと言うことです。
航空機は、最大離陸重量が決められています。
自重に燃料の重量及び必要なクルー、装備品等を足したモノを最大離陸重量から引いた物が、運搬できる重量になります。
つまりは、パラシュートを装備すると、運べる重量 つまりは、乗客の人数が減る。 と、いうことは、乗客が払わなければならない運賃は確実に倍になります。
国内の飛行の場合は、燃料を減らせるので人数を増やす事ができます。
国外に飛ぶ場合は、燃料を減らせないので、人数を減らします。だからその分料金が上がるんです。
パラシュートは使わなくても点検が必要です。
1年に1回は展開して、点検をして、たたみ直さなければなりません。
特別な場所、技術が必要です。
時間が掛かるので、その間は飛行機を飛ばすことが出来ません。
と、言うことは、何百個も余分を持っていなければならないと言うことになります。
パラシュートもそれなりのお値段です。
とうぜん、運賃に加算されることになります。
パラシュート降下をやったことがない人は簡単に考えるんだろうね。
スカイダイビングをやる人がいたとしてもプロペラ機でしょ。
100ktそこそこ何じゃない?
訓練も無しに簡単に単独で飛び出せましたか?
旅客機からのパラシュート降下のためには、軍の空挺隊員並みの体力と装備、たゆまぬ訓練が必要と言うことになります。
その資格があって、初めて旅客機に乗る資格があると言うことになります。
どんだけ無駄か分かるか??
とても詳しい方に指摘頂き光栄に存じます。
確かにスカイダイビングの経験のみからの理論としては非常に愚かな物でした。 お詫び申します。
他にも「テロ対策として客室乗務員は常時拳銃装着」という案もあったのですが、こちらは乗務員がグルになったら終わりという点から無になりました。 たとえば乗務員及び機長の各自、それぞれの暗証番号を入力しないと開かない金庫に収納とか。 いや…馬鹿げたアイデアはココらへんで切り上げます。
回答ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
航空機事故の約9割が離着陸時に発生しています。
更に、巡航中に事故が発生し、パラシュートで脱出できる可能性のある事故となると、おそらくほとんどないでしょう。爆発物あるいは何らかの理由で機体が一気に破損してしまう事故も少なくないです。そなるとパラシュート脱出自体できませんね。更に、パラシュートは素人が使えるものではないそうです。開くとき、着地するとき、かなりの衝撃もあると聞いています。海上で散開した乗客がどうなるか? なんて想像すると実際に助かる人は限定的だと思います。
そして、それなりの重さがあり、コストもかかります。航空機メーカ/航空会社としては、その重さとコストを安全性をより高めることに使うって乗員乗客の生存率を高める、というのがより現実的となると思います。これは、大半を占める離着陸時の事故にも有効ですね。
No.6
- 回答日時:
あなたのこの疑問質問は一理も二理もあります。
素晴らしいアイディアであり評価します。
そういう視点から新たな脱出装置が考案されないともかぎりません。
戦闘機のパイロットは墜落寸前でも、
パラシュート付座席ごと上方に飛び出し
安全に脱出しています。
やはり旅客機もこういう類の
緊急脱出装置は絶対必要ですよ
それが本当に開発されれば
それを売りにして乗客数を他社より
伸ばすことも可能でしょう
あくまで想像ですが・・
No.5
- 回答日時:
回答ではなくて失礼しますが・・・
私もこのこと、いっつも気になっていました!!
シートの下にある救命胴着よりもパラシュートがあったらよいのにーっていつも思ってました。
飛行機の扉を上空で開けたら大変なことになるから、スカイダイビングの時はドアを開けっ放しだったことも知らなかったので、回答を読んで勉強になりました。
質問して下さってありがとうございました ^_^
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