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インフレ時の金利上昇について

インフレ状況下で金利が上昇するのは、日銀が物価高騰を防ぐために市場に出回る金を少なくする目的で、金利が上昇するように誘導するためだと思います。
では以下の考え方は間違っていないでしょうか?
インフレ時=好景気と仮定すれば(もちろん例外あり)、
好景気により企業の設備投資需要が旺盛となったり不動産投資需要などが増えて、金を借りる需要が増えてその結果、金利が上昇する(需要と供給の関係で金利が上がる)。

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

NO.1です。



「一般的には短期金利が下がれば、長期金利も下がるのものと思いますが、例外として、短期金利と長期金利が連動しない場合とはどのような状況でしょうか?」
とのご質問ですが、確かに過去の推移を見ると短期金利と長期金利はある程度連動して動いてきているように見えますが、片方が政策金利、もう片方が市場金利、との違う性格を強く持つ以上、連動するものだという理屈は成り立ちません。

実際に過去の推移を見てみると、短期プライムレートと長期プライムレートが逆転した時期もありました。(日銀のHPで1990年末から1991年頃の推移を参照して下さい)

その頃はたしか不動産の高騰を抑制する為に総量規制を打ち出すなど金融の引き締めに入ったタイミングで、短期プライムレートが金融政策を反映して上昇する一方で長期プライムレートの上がりは鈍く、むしろ先行きの景気(資金需要?)を反映して下降し始めたことによるものです。

このように景気の変わり目などはむしろ連動しないと考えた方が良いのかもしれません。
政策はある一定の効果が見られるまで続けられるものだからです。(景気が悪くなって金利が下がり始めるまで短期金利を高く誘導し引き締めておくとか、その逆とか)

あくまで私見です。
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この回答へのお礼

度々のご回答ありがとうございます。
>片方が政策金利、もう片方が市場金利、との違う性格を強く持つ以上、連動するものだという理屈は成り立ちません。
分かりやすいご説明で理解できました。

お礼日時:2010/11/09 20:47

基本的にはtaka1012さんの考え通りで良いと思います。



もう少し詳しく言うと、日銀が誘導する政策金利は短期金利(普通は無担保コール翌日物を指す)であり市場金利は長期金利だということです。
taka1012さんが長期金利の意味で言っているのであればご質問の通りです。

資金の調達サイドから見ると需要が旺盛になるということでしょうし、運用サイドからみるとインフレになるとお金の価値が下がるということでしょうから高い金利でないと運用する価値がありません。

また、金利も相場であるので需給で決まると同時に思惑で決まる一面もあります。
好景気時でもピークアウトして下降局面に入ってくると下がり始めることがあります。

以上ご参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おかげで様で理解できました。
もしよろしければ、もう1つお聞きしたいことがあります。
長期金利は、10年物国債の利回りが基準になっているかと思います。
一般的には短期金利が下がれば、長期金利も下がるのものと思いますが、
例外として、短期金利と長期金利が連動しない場合とはどのような状況でしょうか?
よろしくお願いします。

お礼日時:2010/11/08 06:33

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