雷の発生頻度のグラフを見ると、関東甲信越を中心とする500km四方の範囲で2000年5月にたくさん雷が落ちているのですが、それはなぜですか?

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A 回答 (1件)

質問の意図を外していたら申しわけありませんが,「2000年5月に,雷を発生しやすくする何かが起こったとしたらそれは何か」という趣旨なら,一つ考えられるのは,上空の寒気に伴う渦です。


5月頃にしばしばあらわれる天気図のパターンとして,日本海上空に強い寒気が居座り,大気が不安定になって雷が広範囲で発生するというのがあります。
こういうパターンのときでも,地上天気図(新聞やテレビなどに出ているものです)でははっきりせず,せいぜい小さな低気圧が描かれるかどうかといった程度のものですが,上空の天気図を見ると,寒気をともなった大きな低気圧の渦(寒冷渦とか寒冷低気圧という)があるのがわかります。
これが日本付近に数日間居座り,いなくなったと思ったらまたやってきて…というパターンの年が,何年かにいっぺんあるようです。
当時の天気図を見てみたところ,月の前半がそのパターンのようです。さらに,5月12日頃には小笠原諸島付近を台風1号が通過しており,その周辺に沿って南から温暖で湿った空気が日本付近に流入して,積乱雲の発達を促した可能性も考えられます。

では,大気が不安定とは何か,またなぜ雷が増えるのか,をごく大まかに説明しましょう。
まず「大気が不安定」とは,上空に寒気が入ってきたり,地表付近が特に暑くなったりして,上空と地上との温度差が平均状態よりも大きく開くことだと思ってください。(気象学的な定義はもっときちんとしたものがあります。)
地上付近が暖められると,空気は軽くなって上昇します。上昇した先に冷たい空気(=密度が大きい「重い」空気)が待ち受けていると,下から上がってきた空気のほうが相対的に軽いので,もっと上昇しつづけます。
雲は大気が上昇しながら作られるので,高いところまで上昇しつづけると,雲が上のほうまで伸びていって,発達した積乱雲(入道雲)になり,雷が起こりやすい,というわけです。
5月頃は,ちょうど気候が春から初夏になってきて,昼の長さもかなり長いので,天気がいいと地上がかなり暖められる一方で,上空にはまだ北のほうから寒気の流入があるので,このパターンになりやすいのではないでしょうか。

なお,どのようなグラフなのか分かれば,質問の趣旨がもうすこし詳しくつかめるのですが,もしグラフがウェブ上で見られるのならURLなど教えていただければ幸いです。
「たくさん雷が落ちている」のが,何と比べてたくさんなのか,それ次第では,上の回答では的外れになってしまうかもしれませんので…。
(たとえば,「他の地方よりも関東甲信越で多いのはなぜか」「2000年5月が他の年の5月と比べて多いのはなぜか」などという考え方もあるかな,と思ったものですから。)
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この回答へのお礼

有り難うございます。5月の大気の様子がよく分かりました

お礼日時:2001/04/19 21:25

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