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今、ドラマ見ていて疑問に思ったんですが、裏帳簿ってなんでつけちゃうんですか?
そんなもの作らなければ、少なくとも裏帳簿としての証拠は残らなくてすむと思うのに・・・

あ、経済とか経営の専門知識を何ももたない理系の学生なので、素人にもわかるようにお願いします

A 回答 (4件)

裏帳簿ってのは言い方を帰ると「本当の帳簿」です。



貴方が仕入れたものを10倍の価格をつけて売る仕事をしてるとします。
だれでも「いったいいくら儲かってるのか」自分で記録します。
売った代金と仕入れ代金の差が儲けというほど商売は単純ではありません。
携帯電話代とかガソリン代とか経費もかかります。
自分の手が足りないときはアルバイトを使うかもしれません。
そういう記録をみて「自分の儲け」を知るには記録から見なくてはあきまへん。
全部覚えてるというならべつです。
この記録が帳簿です。

ですが帳簿とおりに所得申告するとどえらい所得税が出るので、こらあかんて!となり
本当の帳簿に乗ってる数字をいじくるわけです。
売上を減らすとか、経費を水増ししてしまうとかです。
そしていじくった帳簿を元にして所得税の申告をしてしまうわけです。

見方を変えると、申告書を作成するためにいじくった帳簿が「裏帳簿」ですが、「表に出せない帳簿」といういみで自分がもってる本当のことが書いてある帳簿が裏帳簿といわれてるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2010/11/22 15:32

ヘソクリに帳簿は要りません。


なぜならプール(入金)する人と、使う(出金)人が同じだからです。

しかし入出金する人が複数である裏金は、誰がいくら入れて、誰がいくら出したかが把握できません。

質問者さまがそのお金に関与する人だったらどうしますか?
入金したよと言いつつポケットにお金を入れたり、逆に出金したよと言わずにポケットにお金を入れたりできるわけです。

そうなっては困るので、裏金も帳簿が必要になるのです。
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この回答へのお礼

記録って、難しいものですね
となると、裏帳簿を扱うのは、絶対に信頼のおける仲間じゃないとできませんね
こわいこわい

お礼日時:2010/11/22 15:31

まず、帳簿というものは、経営状態を確認したり資金繰りの状態を確認して対策をとるための情報源として使うことが主な目的です。

物々交換ではなく信用取引が主体である現代の事業では、実際の取引とお金の動きにはずれが生じていますので、帳簿を付けていないと実際の経営状況が把握できません。一人で日銭の商売をしているような状況ならいざ知らず、人を使って材料を仕入れて、掛け(ツケ)で物を売って、などと様々な取引の絡む事業を行っている場合、その全貌を把握する手段として帳簿を付けるのです。
現在のところ、複式簿記を超える経営技術は開発されていませんので、商売をするなら簿記会計が必須ということです。

帳簿を税金の申告のためにつけるものと考えているような人も見かけますが、それは間違いです。税法は独自の規定で税金計算の方法を決めてもよいのでしょうが、税金のためだけに別途計算しなければいけないとなると納税者が大変なので、経営のために付けているはずの帳簿を税金計算に流用するという制度になっています。「帳簿なんか付けなくても経営はできる」などと考えているようでは、掛け(ツケ)で売買することもできないし、他人に仕事の一部を任せることもできません。実際、帳簿をきちんとつけられないような経営者は開業資金が尽きると資金をうまく回すことができずに、すぐに経営破たんを起こします。要するに、「帳簿は経営に絶対必要だ」ということです。

デタラメに作られた帳簿は経理に慣れた人間なら簡単にわかりますから、ニセ帳簿は真実の帳簿である裏帳簿をもとにして作らざるを得ず、裏帳簿がなければニセ帳簿も作れないでしょう。ある意味、(方向性は間違っているにしても)真面目だから裏帳簿を付けていると言えなくもないでしょう。そもそもバレないように隠すから裏帳簿であって、見つからないようにしているのですから、「見つからないようにするために作らない」というのは、それを作っている人からすれば本末転倒なんでしょう。

なお、実際には裏帳簿が見つかったことで脱税がばれるというのはあまりないと思います。他の要素(タレコミとか取引先の調査とか)で脱税していることがまずバレて、「脱税をしているから裏帳簿があるはずだ」と確信を持たれた結果、証拠としての裏帳簿が捜索されて発見されるのだと思います。現実には裏帳簿がみつからなくても脱税は脱税であり、裏帳簿は脱税犯罪を立証するうえでの補強証拠の一つに過ぎないでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、信用取引ですか
なんとなくわかりました

そして、ドラマでよくあるあれは補強証拠にすぎなかったのですね

お礼日時:2010/11/22 15:30

裏帳簿をつける理由は何らかの不正で資金か財産をどこかに隠すためです。



従って、堂々と普通の場所におくことができません。

たとえば他人名義の預金に入れることもあるし、絵画や宝石にしてどこかに預けることもあります。

記憶力が非常に良い人はまだしも、複雑な隠し方をする場合は本人にも何が何処にあるかがわからなくる恐れがあるし、保管場所から取り戻すためには正確な数量や金額の記録がないとわからなくなることもあります。
あるいは多分複数の人間が協力しないとできない場合もあるので関係者の持分を記録する必要もあるかもしれません。

以前に読んだミステリーでは、抜群の記憶力を持った高利貸が帳簿を持たずに記憶で管理していたのを殺されるというストーリーがありました。
これでは後が困りますよね。
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この回答へのお礼

んー、なるほど、本人がわからなくならないため・・・

記憶力が高くなくても、例えば品物1つにつき一律何%とか決めてしまえば、裏帳簿として外部に残さなくてもいいってことですかね?
そう単純じゃないのでしょうかね?

お礼日時:2010/11/18 22:57

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