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自分は歴史について興味をもっている
高校生なのですが・・
歴史学科と考古学科ってどう違って
どんなことが学べるのがわからなくて困っています。

A 回答 (5件)

大学によっても特徴が違うので一概には言いきれません。



たとえば、歴史学科の中の一つに考古学専攻を置く場合もあるでしょうし、
古文書などの文献、西洋史、東洋史、日本史の歴史解釈を広範囲・多ジャンルにおいて紐解いていくものを歴史学科とし、発掘調査を主体として人々の生業を紐解いてゆく考古学科に分ける大学もあるでしょう。

歴史学は歴史とは何かの概論からはじまり、文献資料が中心となり、現物の資料も交えながら歴史解釈を研究されるものだと思います。ですからそこには広義の西洋史・東洋史・日本史が網羅されるとおもいます。

考古学は、歴史の中でも調査や研究の仕方が全く違っているので、あえて歴史学科とは別に設置されたのかもしれません。土の中から出た遺物・遺跡をもとに地質学や科学の力も借りて時代を分析するほか、遺物や遺跡の特徴を細かく拾い上げて時代考証をしていきますので、まずは発掘調査ありきみたいなところがあります。発掘調査の手法を習得するには時間がかかりますし、歴史学と別に置いたほうが、卒業時により実践的な技能が習得できることを狙ったのかもしれません。
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NO2の方が正しいです。


大きな概念として、歴史学があり、その一分野に考古学があります。
他には、民族学、民俗学、地質学もあります。

歴史の流れを研究するために色々なアプローチがあると言うことです。

ただ、普通には歴史学は文献を元に考える学問。
考古学は証拠物件(遺跡、遺物ですね)で歴史を考える学問とも言えます。
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関心のある時代や内容に応じて変わってくると思いますよ。



たとえば、旧石器、縄文、弥生、古墳時代などですと考古学で調べないとわからないことだらけになりそうな気がします。

それ以降の時代でも、考古学的手法が有効な分野はかなりありますよ。

大まかな違いとしては、文献のある時代に関心があれば歴史学をない時代に関心があれば、考古学を選ぶとよいかなと思います。

考古学だと、現在まで残ったものを対象とするため、かなり研究できる分野は限られてきます。大学生だと、土器の編年なんかが主流の研究テーマとなりそうですし。

歴史学ですと、より文化的・社会的な内容にも触れやすいのではと思います。
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歴史学の一分野が「考古学」になります。


ただ一般的「歴史学」というと「文献史学」を指します。

「考古学」は「遺跡(遺構と遺物)」が主な研究対象で、「文献史学」は「古文書」や「絵画」などが主な研究対象です。
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歴史学 = それこそ旧石器時代から近代に至るまでの、大まかな「歴史」というカテゴリを学ぶ事です。

その過程において、説明されるのは「出来事」「用語」等についてです。例えば710年に奈良に都が移されるというのは「平城京遷都」となりますが、そこで学ぶのはせいぜい「遷都を決めた人」「時代背景」ぐらいなもので、そうゆう何か興味ある事項を自分で綿密かつ詳細に調べたりするのが、小カテゴリに当たります。歴史上の出来事 > 大まかな内容 > もっと詳細な内容 という事になります。

考古学 = 定義上、考古学は人類が残した痕跡(例えば、遺物、遺構など)の研究を通し、人類の活動とその変化を研究する学問です。文字による記録以前(有史以前)の人類についての研究が主な命題になります。カテゴリも絞りやすく、石器研究・ミイラ研究・遺跡研究等々がありますが、文献も少なく、手掛かりも少ない。そうゆう意味では、研究のし甲斐がある学問分野と言えます。
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