プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

寺山修司のように、虚構(フィクション)を好んで歌った歌人を探しています。
特に人生や生活の中の「私」からの解放を感じられる作品が良いです。
お勧めがありましたらお願いします。

A 回答 (2件)

少し方向性は違いますが、


春日井 健 などいかがでしょうか。特に初期。

寺山修司と同人誌『極』を発行していた歌人の一人です。
ちなみに、同人には塚本邦雄、岡井隆が加わっていたと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ちょっと読んでみましたが面白そうな人ですね。後の二人も合わせて勉強したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/23 15:40

山上憶良。

高級官僚という「私」から解放され、虚構の庶民の心情を詠んだ。
藤原定家。昔の栄華は望むべくもない(でも食うには困らない荘園持ちだが)公家が、見てもいない架空の理想的な風景に浸ってうっとりした。
兼好。公務員の煩わしさと人間関係のしがらみから解放され、わびさびの元祖のようなつましい暮らしと風景を楽しんだ。
実朝。ちょっとお出かけしたときに、怖い母親と母の実家からの重圧から解放され、流行の先端の「新古今和歌集」のような歌を詠もうとした。が、田舎者の悲しさ、できたのはド演歌の「万葉集」っぽい歌だった。
現代の歌人には多すぎるので、「名歌名句辞典」を図書館で読むべし。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。
名前こそ聞いたことのある歌人ですが、そのような歌を歌っていたとは存じ上げませんでした!
何となく親近感が湧きました。
今は現代の短歌の方に興味があるので、「名歌名句辞典」を読んでみることにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/28 04:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す