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「先ず隗より始めよ」の文章で質問です。
「燕人立太子平為君。
「太子」は王の跡継ぎで、皇太子のことだというのは分かったのですが、
「太子平」の「平」はどういう意味ですか?
訳をみたら「太子の平をたてて」と書いてあったのですが、
まったく意味がわからず困ってます。
辞書を引いても「たいら。ひらたい」としかのっていませんでした。
皇太子の平をたてるって??

それから、「君」は「くん」「きみ」どっちの読みがいいのですか?
君子とかがあるから「くん」かと思ったのですが、先生は「きみ」と読んでました。

教えて下さい。お願いします。

A 回答 (2件)

>「太子平」の「平」はどういう意味ですか?


日本風に言えば、平の皇太子と言った所でしょうか…?多少ニュアンスは異なりますがこの方が覚えやすいと思います。

歴史上、燕の国は国政の混乱期に斉の攻勢を受け大打撃を受けます。
この際、事実上燕は国としての機能を失い事実上一時期ではありますが崩壊していると解釈する事ができます。

その後の混乱期の中燕の国人は皇太子であった平を国王として即位させます。

これが後の昭王であり燕における中興の祖となる人物です。

>それから、「君」は「くん」「きみ」どっちの読みがいいのですか?

この場合の「君」は「きみ」と読むべき記述です。
「きみ」は尊き者(最高権力者)に対し臣下の礼を取るべき者が使用する言葉と解釈する事も出来るでしょう。

日本の中に漢文が流入してきた際に同文字の意別読(音訓読み)が生まれ「君」も(くん・きみ)と言う意別な読みがなされましたが、原文による解釈は「きみ」でであり、天皇や王族及び王に対する隷属者が用いる言葉の中でそれら最高権力者に対して用いられた言葉です。

まず隗よりはじめよ
平(後の昭王)と郭隗による国お越しの一文ですね。
我を用いよ、さすれば我をも凌ぐ者達が馳せ参じ国起こりやがて栄え、大儀を持って戦乱を収め大国となり安寧を齎さんと言う感じの文節です。

三国志の中にも同じような事が背景になりますが…

志を持ち、友を求める
友は盟友となりやがて力となるが方向を導く事や力の行使をするべき大儀を明確化できない
結果、同士は力を理想の為に使う事のできる「師」を求める

と言うことです。

志は隗(郭隗)と平(昭王)が持つ国の再興と「斉」を滅ぼす事。
三国志では戦乱の世を治め中山靖王の系列であった劉家の再興

盟友とは平(昭王)の後ろ盾のなった燕国の国人の中にあってより近い者たち
三国志では、言わずと知れた関羽・張飛等の英傑

師とは、郭隗をもって昭王の師となす事を自ら進言しています
三国志では諸葛亮孔明がこの場所に収まると言った所でしょうか


参考になりますか?
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この回答へのお礼

たくさんありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2010/12/01 09:54

 『太子平』(たいしへい)は、本名が姞平(きつへい)又は召平(しょうへい)だそうです。


王様の子なので『太子』と本名の一字『平』を組み合わせた『太子平』と呼ばれたようですよ。
「燕人は、太子の平さんを君(きみ)にかつぎだした。」かなぁ??
 なおこの場合『君』は「きみ」と読んで、「君主・元首。 国の持ち主」という意味があります。 

参考URL:http://blogs.yahoo.co.jp/zodiac12scorpio8/334029 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。どうりで辞書にのってないわけですね。
ほんとうにありがとうございます。

お礼日時:2010/12/01 09:53

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