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クロガネモチを買いました。
赤い実が付いていて、きれいで以前からほしかった木です。

木の高さは70cm位で、プラスチックの鉢に入っています。
鉢の大きさは、直径15cm程度のちいさなものです。

この小さい鉢に入れたまま育てると、多分来年以降は綺麗な実は付かないでしょう。

こういう植木を作っている業者はいつ鉢に植え替えるのでしょうか?
実が付く直前?
実がついてから?
最初から鉢で育ててる?

どうなのでしょうか?

A 回答 (1件)

生産者によって多少の違いはあります。

増殖には挿し木や実生等がありま
すが、ほとんどは挿し木から増殖させているようです。挿し木床で発根を
させてから畑のような場所で生育をさせます。ある程度の大きさ(出荷が
出来る大きさ)になる頃に鉢上げ(苗床から掘り上げて、鉢に移し替える
事)をして鉢植えの状態で出荷日まで育てます。

現在の大きさからすると鉢は小さいように見えますが、これは鉢上げをし
た段階では大きい位だったはずです。何センチで出荷すると業者では決め
ているので、出荷段階ではどうしても鉢が小さくなってしまいます。
どうして業者は樹木の大きさに適応した鉢で出荷しないかと言うと、一つ
は一度に大量に運ぶにはスペースの問題があります。鉢が大きければ場所
も広く取らなければいけません。現在の鉢の大きさなら、鉢を大きくした
時よりも多くの数を出荷出来ますよね。運搬賃などのコストの問題も考え
ているようです。店頭で販売されている鉢植えの鉢は、そのままで生育を
させる事が可能とは思わないで下さい。一時的に鉢植えにされているのだ
と思われて下さい。購入したら植替え適期まで管理をし、適期が来た時点
で植替えなければいけないと思って下さい。

現在の大きさからすると、鉢のサイズは小さ過ぎます。プラスチック鉢で
樹木を生育させると、根張りの影響で2~3年で割れてしまいます。樹木
の鉢植えの場合は長くても3年に1度は植替えが必要なので、割れたとし
ても問題は無いのすが、通気性や熱が蓄積され易い事から駄温鉢等の焼物
鉢を使用される事を勧めさせて頂きます。

最適な購入時期は、植替えが可能な時期の前に購入する事です。
クロガネモチは常緑高木ですから、移植は5月か9月の何れかの時期に行
います。現在の鉢のサイズでは弱い風でも倒れてしまうので、次回植替え
をするための鉢を今から購入(10~12号程度)して、次の方法を試し
て下さい。空の鉢にボラ土の大粒を半分入れ、クロガネモチを鉢のまま入
れます。周囲にボラ土をいれて鉢が動かないようにします。これで安定が
良くなり、強風でも倒れなくなります。間違っても鉢から抜いて植替えを
しようとしないで下さい。

7~8月に夏の整枝と、11~2月に冬の剪定。施肥は2月の寒肥えと、
8月下旬の御礼肥えの年2回。結実をさせるためには日当たりを確保する
事。鉢植えの場合は2~3年に1回は必ず植替えをする事。室内で栽培が
出来るタイプではないので、寒かろうが暑かろうが室内にいれて猫可愛が
りをさせない事です。
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この回答へのお礼

大変詳しくありがとうございました。

お礼日時:2010/12/07 09:06

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