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酸化還元反応の実験で、ヨウ素のエタノール溶液(化学式がわかりません)に亜鉛粉末を加えてしばらく放置し、上澄み液の色を観察するというのをやったのですが・・・

(1)「しばらく放置」するのはなぜですか?ほかの実験では忠告されていないのに・・・
(2)上澄み液を注視する意味とは何ですか?
(3)結果として、黒いものが沈殿しているようにみえたのですが、これはどのような物質であると考えられますか?イオン反応式では、2I(-)+Zn(2+)ができると思うので、見当がつきません・・・

どれか1つでも答えていただけると幸いです

A 回答 (2件)

酸化還元反応は普通水溶液でやりますね。


この実験ではアルコール溶液になっています。
I2はエタノールには溶けます。きれいな赤紫色になると思います。
でもZnの塊を入れても底に沈むだけでほとんど反応は起こらないでしょう。
少し反応が起こったとしても色の変化は分かりません。
イオン反応は水のような極性の強い溶液での方が起こりやすいのです。
Zn粉末を使っているのは反応速度を大きくするためです。
Znの粉末は水面に浮いていたのではありませんか。
表面でゆっくり反応が進みます。生じたZnI2は無色ですから表面だけで色の変化が生じます。
ZnI2は水にもエタノールにも溶けるようです。沈澱してくるほどの量はできていないと思います。
Znの固体を粉末で入れていますから浮いていたZnが少しずつ沈んで行くという事も起こっています。沈澱は多分Znでしょう。

エタノールを使ったのはゆっくりとした反応で色の変化を観るためではないでしょうか。
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(1)について、


完全に反応が終了するまで、他の実験よりも時間が掛るからでしょう。
酸化力が高いとすぐにでも反応しますが、低い場合はゆっくりです。
そんな感じ。
(2)について、
まあ、そのまま溶液の色に変化があるからです。
ヨウ素は有色の元素で、多くの化合物や混合物にも赤紫、黒紫の色を持ちます。
ヨウ素の沈殿物が出来たことで、溶液中のヨウ素が減り、ヨウ素混合液の色が変化するのです。
(3)について、
ヨウ素Iと亜鉛Zn、エタノールC2H5OHの物質くらいしかないので、
沈殿物は、物質はZnI2です。
よく反応式から、ZnI2ではなく2I(-)+Zn(2+)じゃないですか?
みたいな意見も聞きますが、イオンが出てくるのはイオン反応式です。
どんな物質が出来たか?というのは、化学反応式で見ます。

質問者さまのお歳は分かりませんが、化学を習い始めて間もないのであれば、
今は、理屈よりもそういうものだと覚えた方が無難です。
1+1=2の証明方法もあるらしいのですが、証明を覚えるよりもそういうものだと思った方が無難であるように・・・。
どうしても専門的な分野となると、高校の高等基本教育では間に合わず、大学での専門分野になってしまいます。

参考までに、
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