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文中で重要な語句を強調する場合、そこに圏点を付けたり、あるいは鉤括弧で括ったりしますが、近年の文を読んでみると、時たまにダブルクォーテーションで対象を括っている例が見受けられます。
これは日本語の慣習的な表現として、ある程度認知されているものなのでしょうか。
利用することは憚られるものでしょうか。

私は、英語圏の引用表現が歪曲して輸入されたのだと考え、極力使用しないようにしてきました。
皆様は強調としてのダブルクォーテーションに対して、どのような見解を持たれていますか。
是非、情報をお寄せください。

A 回答 (3件)

共同通信社発行の“記者ハンドブック”を見てみました(ちょっと古い版です)。



引用符は 「 」、『 』、“ ” を使うことと書いてありました。ハンドブックは『縦書き』で書かれていますので、「かっこ」は縦書き用のものです(つまり、「 」を90度、右に回転させた形)。

そして、“ ” はどうしても必要な場合に限って使い、乱用はしない、となっていました。


私はハンドブックの指針に完全に同意したいと思います。
 
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>時たまにダブルクォーテーションで対象を括っている例が見受けられます。


これは日本語の慣習的な表現として、ある程度認知されているものなのでしょうか。
利用することは憚られるものでしょうか。

全くそうは思いません。明治以後の日本文学では森鴎外以外の文学者小説家がこぞって頻繁にこれを用いました。認知度は100%近いと思います。ダブルもトリプルも例があるそうです。どんどん使っていいのではないでしょうか!!!
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私に言わせると、日本語の中に今までなかった新しい自由度を取り組むことは好ましいことだと思います。

だから、そんな便利な記号を極力使用しないようにして自分の表現の可能性を制限してしまう方が理解できません。

ただし、それを日本語として使い出したのに、相変わらずそれをダブルクォーテーションというやたらにダラダラと字数の多い場所を取るカタカナ文字で表記する方が、余程見苦しいと思います。

従って、この記号を日本語として取り入れた時には、それに適切な漢字と言う表意文字に直して、それの音読みと訓読みを駆使しながら、その言葉で表されている意味の透明性を追求して行く方が筋だと思います。

事実カタカナにされてしまったお陰でその発音が日本流に歪められてしまっているので、その言葉は元の国の人に通じなく成ってしまっています。だから、この記号の便利さを使いつつ、「ダブルクォーテーション」などと言う11文字もあるだらしのないカタカナ文字を使わずに、例えば「二重引用符」と言う5文字で済むような簡潔な言葉を使うように注意しましょう。
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