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ものの色が見える理由は、
その色に対応する波長以外の光がそのものに吸収されるから、
という説明がされています。

そこで疑問に思うのは、その吸収された光エネルギーは何に変換されているのでしょうか?
熱エネルギーになっているのでしょうか?

詳しい方いらっしゃいましたら教えていただきたいです。
また、参考資料も併記していただけたら幸いです。

A 回答 (3件)

参考資料は難しすぎて役に立たないと思います。


>熱エネルギーになっているのでしょうか?
大体、そんなとこです。
紫外線などエネルギーの高い光は化学反応を引き起こします。化学反応で出来た化合物は「励起」された状態にあり、蛍光や燐光を発するか、分子内の振動・回転エネルギーに変わります。この様にして「励起」状態にある物質が光を発せずに最終的に熱エネルギーが生ずる過程を「格子緩和」と呼びます。
吸収された可視光や赤外線、あるいはマイクロ波も最終的には格子緩和で熱に変わります。
その際揮発し易い成分があると気化が起こり、電子レンジ(英語で言えばマイクロウェーブ・オーブン)のように熱と蒸気になって最終的には熱も蒸気も拡散していきます。
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この回答へのお礼

丁寧でわかりやすい回答ありがとうございます。

また「格子緩和」というキーワードは非常に参考になりました。
少し調べてみましたが、物性・電磁気は奥深いですね。
今後、時間の合間をぬって勉強しようかと思います。

身近な「色」に隠れる物理を垣間見ることができて満足です。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/24 01:16

「熱エネルギーになる」


ということで、もしかして勘違いしていませんか。
熱エネルギーになるので熱くなる、でお終いではないでしょう。

吸収した光エネルギーは速やかにまた放出されます。放出される光(電磁波)の波長が、吸収したときの光の波長より長い(可視光を吸収すれば、赤外線領域の)光が出ます。紫外線を吸収して、少し時間がたってから可視光を放出するような物質もあります。蛍光とか燐光といいます。
光を吸収して物質に(化学)変化が起きなければ、吸収した光のエネルギーは放出されて元に戻ります。いくら光を当ててもどんどん吸収されるわけではありません。ふつうは吸収と放出がつりあうところまでしか吸収はしません。物質に変化が起きるのであれば、吸収された光のエネルギー(の一部)はその変化のために使われます。感光性樹脂やフィルム写真などです。
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Doc_Sundayさんの言うように大半は熱エネルギーになります。


冬に黒い服、夏に白い服を着るのはこのためです。
また。白い服は膨張して見えます。マツコDXは黒い服を着て
いますが、膨張して見えます。

さて、以下のURLは鈴木その子さんです。
別名を「美白の女王」といいます。
酸化チタンを主とする化粧品を使っておられて、光の反射率110%
(可視光計算で)です。
なぜ100%を超えるかというと、太陽光線や蛍光灯、水銀灯の光には
紫外線が含まれていて、酸化チタンは目に見えない紫外線を可視光線に
変えて放出します。そのため100%を超える表記になっていますが、
白熱灯などでは90%ちょっとだろうと推測します。
さて、鈴木その子さんが無くなったとき、世界のチタン相場が暴落しました。
偶然なのか理由のある事かどうかはわかりません。ただ、何か恐ろしいものを
感じた記憶があります。

参考URL:http://www004.upp.so-net.ne.jp/monamour/sonoko.htm
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