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落語の大工調べで棟梁がきる啖呵の中に
カブっかじり
がありますが、そのカブの字は
本あるいは人によって、
蕪 と 株 に分かれているのですが
どちらがあっているのでしょうか?

それぞれ、どういう意味でカブなんでしょうね?
教えてください。

A 回答 (2件)

「株(かぶ)」とは、権利、免許等の意味です。


(薬を売る許可を受けていれば「薬株」というものを与えられます。
 同業者組合を「株仲間」といいます。)

「株っかぶり」とは、(実際にはその許可・免許・実力)がないのに
そういうことをして、知ったかぶりをすることいいます。

ただし、『大工調べ』では、後に「焼き芋の品質」についても
啖呵をきっていますので、「野菜つながり」という地口が隠されているもの
と思われます。
(焼き芋をかじって腹をこわして-カブをかじっていい気になって)
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

株のほうかなあ、とは思っていましたが
ちゃーーんと意味があったのですね。

知らないまま聴いていたら、勝手な解釈をしていたでしょう。
(貧乏な人は茎=株をかじるからくらいな解釈)
詳しく教えていただいたおかげで、
わたしが 株っかじりにならずにすみました。

大工調べバージョンについてまで解説していただきまして
重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2010/12/27 12:53

講談社学術文庫『江戸語の辞典』にはこう書いていました。

ご参考まで。

かぶっかじり【株っ齧】
他人の特権・特質の一端をかじりとる者。転じて猿真似をするやつ。まがいもの。にせもの。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

株のほうかなあ、とは思っていましたが
ちゃーーんと意味があったのですね。

知らないまま聴いていたら、勝手な解釈をしていたでしょう。
(貧乏な人は茎=株をかじるからくらいな解釈)
詳しく教えていただいたおかげで、
わたしが 株っかじりにならずにすみました。

お礼日時:2010/12/27 12:54

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