先日に話題の「最後の忠臣蔵」映画を見てきたのですが、素朴な疑問として原作がある程度は実話なのか知りたくなりました。どなたか教えて頂けますか?

A 回答 (2件)

池宮彰一郎の原作は創作です。

池宮の『忠臣蔵夜話』に創作の苦労話とあわせて元禄赤穂事件にまつわる未解明の謎に対する私見があります。

寺坂信行筆記とかいう子孫がまとめたとされる史料があるようですが、吉右衛門信行本人が秘したままわからないことが多く残っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。あまりにもできたお話なので、むしろ、ほとんど架空だと思えば、安心できました。

お礼日時:2010/12/27 21:27

忠臣蔵そのものが「実話」と呼ぶにはあまりにも不可解な部分が多いのです。


歴史全般に関してそうですが、事実かどうかというのは、当時から生きてる人間が存在し、明確な記憶が無い限りは実証できないのです。
つまり「不可能」ということ。

まして忠臣蔵は戯作(演劇)として作られた部分が多いもので、そこを叩き台にしての小説の映画化ですから、これはもうどこまでが事実か?などというのは…むしろ「どれが真実か?」という方がピッタリきそうです。
そういったレベルの問題です。

歴史の実証は難しいですね。
逆に言えば、だからこそ自由に物語が語れるわけで、楽しめる要素が増えるわけですから、それで良いと思ってます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。あまりにもできたお話なので、むしろ、ほとんど架空だと思えば、安心できました。

お礼日時:2010/12/27 21:27

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Q「ショーシャンクの空に」についてと、実話を元にしたお勧め映画。

私の好きな映画の一つに「ショーシャンクの空に」がありますが、
その作品はスティーブンキングが原作者であるというだけであって、
実話ではないと思っていました。
でも色々なサイトを見ていると、実話だとおっしゃる方も多々おられるようです。

実際には実話なのでしょうか?
とても疑問です。
どなたか分かる方おられないでしょうか?

それから、実話を元にした映画でお勧な映画はありますか?
私は「告発」「シンドラーのリスト」「あなたに降る夢」とか心に残ってますが、
実話を元にした映画で、皆さんの好きな作品を教えてください。
よろしくお願いします<(_ _)>

Aベストアンサー

実話ではないと思います。
映画の舞台であるショーシャンク刑務所は、原作者と脚本家がイメージで作り上げたフィクションで、実際の刑務所を入念に取材することはあえてしなかった、と何かで読んだ記憶があります。
スティーブン・キングは過去の映画や小説からのイメージを引用踏襲して、新たな物語を生み出すことを得意とする作家で、このショーシャンク刑務所の中で繰り広げられるエピソードも、ほとんどが過去の映画等からの引用でできあがっているそうです。
真実かどうかはわかりませんが、「ショーシャンクの空に」は、「穴」という実話を基にしたフランス映画の影響を受けている、という話もあるようですし、実際にありそうな事件ですから、実話と思う人もいるのかもしれません。

実話を基にした映画では、私も「告発」が好きです。あと、邦画ですが、「誰も知らない」も良かったです。

参考URL:http://www.kyoto2001.com/nuk/orekore/cfile07.htm

Q『忠臣蔵』の「蔵」

『忠臣蔵』の「忠臣」はよく分かりますが、「蔵」というのは何でしょうか?

Aベストアンサー

江戸の歌舞伎関係者が工夫をこらした命名でしょうね。

「忠臣蔵」が赤穂事件を基にしているのは明らかですが、
そのままでは上演許可は出ないので、現実の事件と関係ないというタテマエにしてあります。
歌舞伎の「忠臣蔵」の主人公は大星由良之助であり、大石内蔵助ではありません。

検閲がなければ、題名は「忠臣大石内蔵助」となっていたことでしょう。
しかしそれはできないので、一字だけ取って「忠臣蔵」としたのでしょう。
役人が「この『蔵』はなんだ。大石内蔵助のことじゃないのか」
と言ってきたら、
「いえいえ、蔵のように多くの忠臣がいるという意味ですよ」
と返すわけです。
役人の方でも、そこで「なるほど」と納得したふりをする…という呼吸だったと思います。

Q実話に基づいたハリウッド映画を見た・詳しい方に質問

大学生です。

今、ハリウッド映画に関して
「実際にあった話とそれがもとになった映画でのストーリーの差」
をテーマに調べてレポートを作成しようと思っているのですが

(つまり、実話を元にして作られた映画でも、脚色があったり、実際には無かったことが付け足されたりのように 加工修正されますよね?? それが例えばどのようなものがあるか
またいくつかの映画で脚色される共通点や傾向は、あるのか)


自分が思いつく実話に基づいてるものは 
・タイタニック ・ユナイテッド93 ・硫黄島からの手紙 ・華氏911
なんですがこれらの映画のストーリーと、実話の差や脚色はどんなものがありましたか??

自分自身実際に見てみようとは思うのですが時間があまり無いので
見たことがあったり詳しい方には、是非色々教えて頂きたいです。


また、実話を元にして作られたハリウッド映画には他にはどんなものがありますか?
他の映画についても見たことある方は教えてほしいです

Aベストアンサー

追記

一部、既出があるかもしれません。

また、「実際にあった話とそれがもとになった映画」
based on true story , inspired by true story など、
どこまでを実話に基づくと言っていいかは議論のあるところです。

例えば「プラダを着た悪魔」はいわゆる私小説の類を映画化したもので、
大筋は事実ですが、フィクションの形を取っています。
また、「ブラザーズ・グリム」は童話作家のグリム兄弟が伝承民話を集める話ですが、
映画としてはファンタジーです。

また、「夢駆ける馬ドリーマー」などは、
原題に「Dreamer: Inspired by a True Story」
と、わざわざ実話に基づくと要れる念の入りようですが
どこまでホントに近いかはわかりません。

これら実話に基づくと言えば言えなくもないですが、
マーク・ザッカーバーグに「実際と同じなのはスリッパだけ」と言わしめた
「ソーシャル・ネックワーク」より事実から離れていると思われます。



「イン・トゥ・ザ・ワイルド」
 127時間とにて非なる映画。
 若者が家族に反発してエリートコースから外れて放浪の旅に出て、
 結局は荒野で死んでしまう。
 日記をもとに映画化されているので多分に脚色されていると思うが、
 事実とどの程度異なるかは不明。

「アメリア」
 女性で始めた大西洋単独横断飛行をなしとげたアメリア・イアハートの物語。
 大西洋横断中に行方不明となるが、原因はいまだにはっきりしておらず、
 失踪(墜落?)の部分は脚色

「ある侯爵夫人の生涯」
 デボンシャー侯爵夫人のジョージアナの物語。
 結構有名な人だったようだが、300年以上も前のことなのでどの程度事実に近いかは不明。

「英国王のスピーチ」
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「キンキーブーツ」
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「世界最速のインディアン」
 インディアンはオートバイのメーカー名。
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 バート・マンロー(主人公)は実在の人物で世界記録も本当だが脚色がかなりあるらしい。

「ネバーランド」
 ピーターパンの作者、ジェームズ・バリの伝記映画。

「パブリック・エネミーズ」
 ギャングのジョン・デリンジャーの物語。
 登場人物は実在する。最後に殺されるシーンの設定はだいぶ違うようだ。
 また警察に乗り込むシーンは脚色だろうと思う。

「ハリウッドランド」
 スーパーマンとして一世を風靡したジョージ・リーブスの自殺の真相に迫る。
 他殺をにおわせるが事件の謎は解明されないまま終わる。

「バンクジョブ」
 関係者が9割は本当だと言った、銀行強盗と英国王室のスキャンダルにまつわる話。

「ブーリン家の姉妹」
 アン・ブーリンとメアリー・ブーリン姉妹の物語。
 ラストではメアリー・ブーリンがエリザベス1世を育てたことになっているが
 これは完全な脚色。
 メアリーとアンの姉妹関係は(どっちが姉か)諸説がある。
 アンがフランスに行って戻る事情などはかなり違うようだ。

「エリザベス ゴールデン・エイジ」
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 大筋は歴史の示すとおりだが、アルマダの戦いの細かい部分はかなり違う。
 メアリー・スチュアートの処刑は事実通りだが、
 イギリス王室の歴史は結構複雑で事実との違いはよく判らない。

「ミス・ポター」
 ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの物語。
 映画では初の絵本のように書かれるが、実際は自費で何冊か出していた。
 旦那が死んでからの経緯、特に再婚相手の素性などは脚色。

「ワールド・トレード・センター」
 911で崩落したWTCで生き埋めになった消防士の奇跡の生還の物語。
 実際に救出された人をモデルに作られている。

追記

一部、既出があるかもしれません。

また、「実際にあった話とそれがもとになった映画」
based on true story , inspired by true story など、
どこまでを実話に基づくと言っていいかは議論のあるところです。

例えば「プラダを着た悪魔」はいわゆる私小説の類を映画化したもので、
大筋は事実ですが、フィクションの形を取っています。
また、「ブラザーズ・グリム」は童話作家のグリム兄弟が伝承民話を集める話ですが、
映画としてはファンタジーです。

また、「夢駆ける馬ドリーマー」などは、
原題に...続きを読む

Q忠臣蔵の”蔵”って何?

ご存知、日本人なら忠臣蔵ですが・・・
この忠臣蔵というタイトルの中で、”忠臣”の意味は良く分かります。忠義に厚い犬は”忠犬”、同じく忠義に厚い家臣は”忠臣”。
しかし、”蔵”の意味がいまひとつ良く分かりません。
赤穂藩には、”忠臣の貯えがたくさんあって、忠臣の倉庫みたいだ”と言う意味でしょうか?それとも、大石蔵之介の蔵をとって、忠臣「蔵之介」物語という意味でしょうか?
それとも、「蔵」という文字そのものに物語という意味があるのでしょうか?

Aベストアンサー

忠臣蔵の由来は大石が「忠臣」で蔵助の「蔵」から取ったものです。

詳しくは下記ご参考に。

参考URL:http://mutiya77.hp.infoseek.co.jp/edo4.htm

Q実話を基にした映画

実話でなくても感動する映画はたくさんありますが、
なんか、「実話」で泣きたいんです(笑)

悲しくて泣くもの以外でおすすめ教えてください!

Aベストアンサー

私の中では、悲しくて泣くのではない=スポコンものなんですが(笑)
お好きだったら参考になると思います。

■ギャングスターズ 明日へのタッチダウン
 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id328235/
 これは泣く場面が何回もあり、かなりおすすめの実話です。

■タイタンズを忘れない
 http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD182/index.html
 これもかなり好きな実話なんですが、
 高校生役にしては老けてる俳優が目につくのが少し気になります。

Q忠臣蔵映画の1シーンについて疑問があります

忠臣蔵映画を見るのが好きです。その中の1シーンについて教えてください。

東映10周年の版で、大石が江戸に行こうとする後半での1シーンです。
大石はある宿場の陣屋に、別人の名をかたって投宿します。当の本人が宿場について、自分の名をかたった人物がいると知って激怒し、直談判することに。赤穂浪士一行はあせりますが、大石は会うといいます。
そして、やってきた相手がなにをしに江戸へ行くのか問いただすと、増上寺に寄付をしに、といい、相手は、ならば寄付の目録があるだろう、みせろといいます。
大石はあせらず、木の黒塗りの箱をだし、相手に書類を渡しますが、白紙。相手は一瞬激昂しますが、その時、大石が紙をだした箱に浅野(赤穂?)の紋所が描いてあるのに気づきます。
全てを悟った相手は、お役目ご苦労さまです、と引き下がり、大石は難を逃れます。

いくつか忠臣蔵映画をみたのですが、このシーンに出会ったのは初めてです。ちなみに、歌舞伎はみたことがありません。
いわれのあるシーンなのでしょうか? 委細ご存じの方、おいででしたらお教えください。

Aベストアンサー

 この事で私も赤穂市に教えていただきました。

 2.垣見五郎兵衛について
 (1)大石内蔵助が東下りの道中で本物の垣見五郎兵衛と対面して腹芸でその場を見事に切り抜けるという話はもちろん創作です。
ただし、大石主税が近江の郷士垣見左内と名乗って、公事訴訟のためという名目で先に江戸に入り、その後見人の伯父五郎兵衛として江戸に入ったのは史実です。実際の道中は何事もなく、密かに下ったようで。
 (2)有名な大佛次郎の『赤穂浪士』をはじめ小説の中では、この創作話はあまり出てこないようですが、講談を活字にしたような本には出てくるようです。ただし、現在入手可能な本があるのかどうかはわかりません。

 つまり話は、本物の垣見さんが乗り込んできて、証拠を見せろといわれたとき、大石は泰然自若を装い、これにございますとさんぼうっていうのかな、切腹の脇差などをのせる台に浅野家の紋のある脇差を載せて出したら、垣見さんはしばらく絶句して、よくわかりました。正に正真正銘の垣見五郎兵衛に違いありません。
 当方こそ名をかたり真に申し訳ない。小道具の手形などを差し出しますので、ご免蒙りますと、引き取った。ということですね。
 そして隣室で左に大刀を抱え柄に手をかけていた、家中の同志はそっとでてきた。ということでした。
 こういう話は私も好きでして、山岡鉄太郎の西郷座敷への乗り込みとか。

 いろいろ教えてもらいましたが、後一つだけご参考に。
 3.泉岳寺の墓について
  (1)(2)このような話は初耳で、あくまでも俗説だと思います。
  (3)泉岳寺には46人ではなく、48人の墓があります。元禄16年(1703)2月4日に切腹したのは、討入り直後に行方を くらました寺坂吉右衛門を除く46人で、その墓碑が最初に建てられました。その後、明和4年(1767)に討入りに先がけて自刃した萱野三平の供養墓が建てられ、天寿を全うした寺坂吉右衛門の墓が 明治元年(1868)に建てられました。

    以下省略

 この事で私も赤穂市に教えていただきました。

 2.垣見五郎兵衛について
 (1)大石内蔵助が東下りの道中で本物の垣見五郎兵衛と対面して腹芸でその場を見事に切り抜けるという話はもちろん創作です。
ただし、大石主税が近江の郷士垣見左内と名乗って、公事訴訟のためという名目で先に江戸に入り、その後見人の伯父五郎兵衛として江戸に入ったのは史実です。実際の道中は何事もなく、密かに下ったようで。
 (2)有名な大佛次郎の『赤穂浪士』をはじめ小説の中では、この創作話はあまり出てこないよう...続きを読む

Q実話に基づいたハリウッド映画を見た・詳しい方に質問

大学生です。

今、ハリウッド映画に関して
「実際にあった話とそれがもとになった映画でのストーリーの差」
をテーマに調べてレポートを作成しようと思っているのですが

(つまり、実話を元にして作られた映画でも、脚色があったり、実際には無かったことが付け足されたりのように 加工修正されますよね?? それが例えばどのようなものがあるか
またいくつかの映画で脚色される共通点や傾向は、あるのか)


自分が思いつく実話に基づいてるものは 
・タイタニック ・ユナイテッド93 ・硫黄島からの手紙 ・華氏911
なんですがこれらの映画のストーリーと、実話の差や脚色はどんなものがありましたか??

自分自身実際に見てみようとは思うのですが時間があまり無いので
見たことがあったり詳しい方には、是非色々教えて頂きたいです。


また、実話を元にして作られたハリウッド映画には他にはどんなものがありますか?
他の映画についても見たことある方は教えてほしいです

Aベストアンサー

これなんかどうだろう。
オープニングロールだけ必聴です。
(レア映像)

http://www.youtube.com/watch?v=PVnzssIEt18

Q「忠臣蔵」についていくつかの疑問

こんにちは。「忠臣蔵」についていくつか質問をさせていただきます。全部にお答えいただかなくとも結構です。また、現在放映中のドラマには限りません。

1.
脇坂淡路守ですが、浅野が吉良を切りつけた後、自分の家紋をわざと汚し吉良を「無礼者」と罵ります。その際吉良は詫びていますが、吉良の方が地位は上ですよね?なぜ吉良は詫びているのでしょうか。パニックを利用しただけなのでしょうか。

2.
色々な資料を見ていると、忠臣蔵では悪役とされる吉良ですが、名君とも呼ばれているという表現を見ました。具体的にどのように名君だったのか知りたいのですが、エピソードやそれを紹介しているページなどはあるでしょうか。

3.
これは忠臣蔵に限りませんが、当時の1両(小判1枚)は現在の価値に直すとどれくらいの金額なのでしょうか。

4.
私個人の感想なのですが、今ドラマ放映中の「忠臣蔵」はあまりに演技臭く、感情移入できず正直面白いとは思いません(見るのを止めました)。

ですが、番組公式サイトのBBSには良い評価のコメントがずらり(事前に管理者が選別しているので当然ですが)、他のサイトでも大抵そのようです。

私の周りでは私と同意見の方が多いのですが、実際どう思われますか?これは個人的な感想ですので賛否両論、実際に他の忠臣蔵を見たり読んだりされた方の感想をお聞きしたいです。

長文失礼致しました。

こんにちは。「忠臣蔵」についていくつか質問をさせていただきます。全部にお答えいただかなくとも結構です。また、現在放映中のドラマには限りません。

1.
脇坂淡路守ですが、浅野が吉良を切りつけた後、自分の家紋をわざと汚し吉良を「無礼者」と罵ります。その際吉良は詫びていますが、吉良の方が地位は上ですよね?なぜ吉良は詫びているのでしょうか。パニックを利用しただけなのでしょうか。

2.
色々な資料を見ていると、忠臣蔵では悪役とされる吉良ですが、名君とも呼ばれているという表現を見...続きを読む

Aベストアンサー

 脇坂淡路守のエピソードは古くから講談などで読まれてきた有名な話ですが、虚構です。しかし江戸時代の武士ならばかくもあろうか、というリアリティを持っているよくできた逸話ではあります。
 まず吉良と脇坂、浅野の身分関係ですが、たしかに朝廷からもらう官位は脇坂・浅野よりずっと吉良が格上であるものの、石高(給料)については吉良は脇坂・浅野の十分の一以下、悪くすると大石内蔵助のような家老職に毛の生えた程度しかもらっていません。吉良は大名ではなく高家という特別な立場(旗本の一種)で、これはもともと名門マニアだった家康が「大名にしてたくさん石高を持たせるほどの人間ではないけれど、名門の家がなくなるのはさみしい」と考えて、足利幕府にゆかりのある連中を取立てたのが起源です、いわば生きて子供を作るのが職業みたいな連中ですが、それだけではもったいないということで、後になって「名門貴族だから礼儀作法には詳しかろう。朝廷との交渉や儀式係として働かせよう」ということになったのです。
 大名・旗本の格、身分の上下というのはじつにむつかしくて、ふつう旗本や譜代大名、つまり徳川家の身内が石高が低いのに官位がわりと高いのに比べて、外様大名(脇坂・浅野もこれ)は逆になっていることが多いのです。吉良はそれが極端で、また脇坂・浅野は外様の割に石高が低いほうなのですが、やはりこうした一般的な特徴にあてはめることができます。これは家康の巧妙な大名政策によるもので、「官位」と「石高」を両方持っていると幕府内に勢力を扶植して反乱をおこすかもしれないから、どちらか一方しか与えずにおこう、という考えに基づいています。
 そのため、石高の低い連中は「官位はおれのほうが上だし、将軍家の直参だ」という誇りがあり、官位の低い連中は「石高で比べたら旗本や譜代なんかずっと下じゃないか」という意識がある。そういうねじれた現象があるために、身分はどっちがしたともはっきりきめられず、大名が相互に憎しみあう制度になっているのです。そうやって、大名間を分断し、一致協力して徳川家を倒さないようにするのが真のねらいなのです。
 脇坂・浅野と吉良の関係にしてもこれと同様。石高という基準で見るか、官位という基準で見るかでまったく逆になり、お互い自分に有利なほうを内心の基準にして相手を見下しています。ですから亢奮してくるとふだんは隠している「自分の(有利な)基準」が頭をもたげてくるわけです。
 また、武士にとって紋を汚されるというのは大変な侮辱です。今なら国旗を足で踏まれたという感じでしょうか。江戸時代の人、特に武士は、先祖代々の家柄で生きています。彼らが今こうやって大名でいられるのは、大昔に戦場で戦ったご先祖さまがいるから。そしてその象徴が代々受継がれる家紋なのです。ですから家紋を汚されるというのは、自分だけではなく、自分の家系全体を侮蔑されることを意味し、武士にとってはこれ以上ない恥辱ということになります。
 そして、こういう致命的な恥辱を受けて、それを我慢するということは武士として恥ずべきことだとされます。ここらへんはヤクザのメンツというやつとまったくかわらない。バカにされてだまっていては、男がすたる、人から軽んじられる、と考えるわけです。臆病で命がおしいから我慢しているととられる。
 そこで、やられたほうとしてなんとしても自分の立場が立つようなオトシマイを相手につけさせなければならない。相手が頑強にあやまらないなら、切腹覚悟で刀を抜いてでも決着をつけるしかない。自分ひとりの恥辱なら我慢して我慢できないこともないのですが、これは自分の家系全体の問題であり、自分が一族と祖先を代表しているのだという意識がありますから引くに引けないのです。
 そしてこういう場合、日ごろの身分などは忘れて自分の恥辱をはらすのが武士らしいやりかたとふつうは考えられます。たしかに身分差はたいせつなものですが、しかしそれでも許されない一線があって、そこを相手が越えてきたときは充分に反撃してもかまわない、と武士社会のなかで暗黙の了解がある。むろんその結果、反撃した人間に罰が下されるのは当然なのですが、しかしそれとは別の名誉とか倫理問題として、反撃した人間はふつう「家門の名誉をまもった」と賞賛されます。すくなくとも、江戸時代の武士というのはそういう建前になっている。
 脇坂淡路守のエピソードは、要するにそういう建前を利用して、浅野に援護射撃をしてあげたということなのです。吉良としてはその場で殺されても文句をいえないような無礼をはたらいたのですから、叱りつけられただけで解放してもらえたのはむしろ幸運だったともいえましょう。
 ちなみに『首提灯』という落語では、温厚な武士がよっぱらいにからまれ、紋付の紋に痰を吐かれて、激昂して相手を無礼打ちにしてしまいます。理屈は同じです。

 金銭換算は、なにしろ江戸時代というのは長い時代で300年ちかくあったわけですから、そのなかでも相場がどんどん変ってきます。また、米の値段による換算については、農業の変化によって戦前と戦後ではまったく米価が変ってしまったこともあって、米価だけでの換算は危険であるというのが通説です。
 だいたい江戸時代にかぎらずむかしは手工業品の値段が安く(人件費が安い)、食べものの値段が高い(食料が充分流通しない)というのが通り相場ですが、そこらあたりも含めて大雑把に言うと、元禄時代の一両は10~8万円程度が「実感」としての価値だったと言われています(時代が下るともっと安くなる)。
 ちなみに元禄時代は空前の好況で、インフレが起こっていましたので、お金の価値が低く、物の値段が高くなっています。ですから10~8万円といっても、今の感覚ではなくてバブル当時の感覚でとらえたほうが正確かもしれません。
 ちなみのちなみに、江戸時代の賄賂(交際費? つけとどけ?)の相場は、ふつう大名どうしで大判五~十枚だそうです。大判一枚が(時代にもよりますが)小判十枚から二十枚相当ぐらいだったので、40~200万円でしょうか。浅野さんもそれくらいケチらなければよかったのに……。

 脇坂淡路守のエピソードは古くから講談などで読まれてきた有名な話ですが、虚構です。しかし江戸時代の武士ならばかくもあろうか、というリアリティを持っているよくできた逸話ではあります。
 まず吉良と脇坂、浅野の身分関係ですが、たしかに朝廷からもらう官位は脇坂・浅野よりずっと吉良が格上であるものの、石高(給料)については吉良は脇坂・浅野の十分の一以下、悪くすると大石内蔵助のような家老職に毛の生えた程度しかもらっていません。吉良は大名ではなく高家という特別な立場(旗本の一種)で、...続きを読む

Q実話で賞をとった映画(外国)

実話で外国の映画で何か賞をとった、映画って何かありますか?
よろしくお願いします

Aベストアンサー

すでにタイトルの挙がっている作品も含め、かなりたくさんあるのですが、どんなジャンルがお好みなんでしょうか?

個人的なお勧めは、これぞ映画!って感じの「アラビアのロレンス」なんですけど。アカデミー賞はじめいろんな賞を獲っています。また映画史上の100本には必ず選出される作品です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009RB7CY/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-4353055-3518736

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005MFZO/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-4353055-3518736


近年のヒューマンドラマだと、「戦場のピアニスト」
ナチスの手から逃れ生き延びたピアニストの実話ですが、監督のポランスキー自身がドイツの捕虜収容所の経験者なので、見ていて痛々しいほどの映画になっています。カンヌ映画祭パルムドール受賞作です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000896HN/249-4353055-3518736



見せしめとして重罪に課せられたアメリカ人青年がイスラム系の国の刑務所から脱獄するまでの実話「ミッドナイトエクスプレス」は、サスペンス映画としてもよくできていて楽しめます。カンヌのノミネート作品で、アカデミー賞やゴールデングローブ賞を獲っています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006TPF4G/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-4353055-3518736



あまり知られていませんがアルジェリアがフランスから独立する様子を描いた「アルジェの戦い」。ベネチアグランプリ作品で、出演しているのは実際にレジスタンス運動に関わった一般市民なので、顔つきからして違い迫力満点です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006RTTM/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-4353055-3518736


1974年に起きたえん罪事件「ギルフォード・フォー事件」の映画化「父の祈りを」は、投獄された無実の息子の潔白を証明しようと父親が戦う話です。ベルリン映画祭グランプリ、アカデミー賞など多くの映画賞にノミネートされています。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009EP0BQ/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-4353055-3518736


軍事政権下のギリシャで起こった政治家暗殺を描いた「Z」は本国では上映禁止、関係者は亡命。音楽担当者は反体制運動家でもあったので拘束され死刑宣告(ただし投獄中に政権が代わり無事でしたけど)、という恐怖政治を描いた傑作中の傑作です。サスペンス系の娯楽映画としても楽しめますけど、内情を知ってみると重いですよね。
DVDもあるんですけどうまくヒットしませんで、下記の解説をリンクします。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12748


なんだかどれも重そうな作品ばっかりなので、もっと身近な話ですと、
難病の患者と医者とのふれあいを描いた「レナードの朝」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002MFJ34/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-4353055-3518736

性同一性障害の女性が殺害された事件を元にした「ボーイズドントクライ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006TPEWE/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-4353055-3518736

などまだまだいっぱいあります。

すでにタイトルの挙がっている作品も含め、かなりたくさんあるのですが、どんなジャンルがお好みなんでしょうか?

個人的なお勧めは、これぞ映画!って感じの「アラビアのロレンス」なんですけど。アカデミー賞はじめいろんな賞を獲っています。また映画史上の100本には必ず選出される作品です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009RB7CY/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-4353055-3518736

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005MFZO/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-4353055-3518736


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Qお勧めの忠臣蔵作品は

できるだけ史実に近い、時代考証がしっかりしている
赤穂事件を扱った映画・時代劇・ドラマでおすすめのもの、

忠臣蔵を知るにはこれを読んでおけ、という本がありましたら是非教えて下さい。

また、寺坂信行自記について詳しい本などはありますでしょうか。

Aベストアンサー

>できるだけ史実に近い、

忠臣蔵の物語ってどこまでが史実か、かなり不明なものです。
ご存知のようにこの話は『仮名手本忠臣蔵』という人形浄瑠璃用に創作され、その後歌舞伎に取り上げられ当時大ヒットした話が大元です。

元禄14年3月の江戸城内での浅野匠頭による吉良好上野介へ切りつけた“松の廊下事件”と、翌15年12月の赤穂浪士による“吉良邸襲撃事件”の二つの事件は史実のようですが、その間の大石蔵之助等の浪士の物語は裏付けとなるようなものがなく、ほとんどが創作だと思われます。

すなわち、後世に伝わる忠臣蔵の話は『仮名手本忠臣蔵』があまりにも有名で面白かったために、これをベースにこの話が残ってしまっており事実関係などは調べられていないのが現状のようです。

史実として捉えるならば、
・江戸城内で、何かのはずみにキレテしまった浅野匠頭による吉良上野介へ切りつけた傷害事件
・藩取り潰しになり赤穂浪士達が吉良上野介への逆恨みによる吉良邸討ち入りという集団テロ事件
以上が史実になってしまうと思います。

したがって、史実に近い映画などは無いと思われますが、、

>できるだけ史実に近い、

忠臣蔵の物語ってどこまでが史実か、かなり不明なものです。
ご存知のようにこの話は『仮名手本忠臣蔵』という人形浄瑠璃用に創作され、その後歌舞伎に取り上げられ当時大ヒットした話が大元です。

元禄14年3月の江戸城内での浅野匠頭による吉良好上野介へ切りつけた“松の廊下事件”と、翌15年12月の赤穂浪士による“吉良邸襲撃事件”の二つの事件は史実のようですが、その間の大石蔵之助等の浪士の物語は裏付けとなるようなものがなく、ほとんどが創作だと思われます。

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