Heaven help the man のhelp

シャーロック・ホームズの一節に、以下の文章がありました。helpにsがつかないのはなぜですか？
Heaven help the man, and still more the woman, whose secret and reputation come into the power of Milverton.

No.5 ベストアンサー 回答者： SPS700 回答日時： 2010/12/29 15:07

　＃１です。

訂正です。

　前に言ったことは「s がつくのは３単現直接法（indicative mood）の時です。ここでは下記の「叙想法」にあたり、直接法ではないので、s がつかないのです。」と訂正します。

この回答へのお礼

何度もありがとうございました！
大変勉強になりました。

お礼日時：2011/01/04 14:29

No.4 回答者： SPS700 回答日時： 2010/12/28 18:18

　＃１です。

補足です。

＞＞helpにsがつかないのはなぜですか？

　s がつくのは３単現直接話法の時です。ここでは下記の「叙想話法」にあたり、直接話法ではないので、s がつかないのです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
下記で God save the queen の save に s がつかないのと同じです。 　
　http://ejje.weblio.jp/content/subjunctive

この回答へのお礼

追加の御説明ありがとうございます！
リンク先、今から拝見します！

お礼日時：2010/12/29 13:38

No.3 回答者： ucok 回答日時： 2010/12/28 14:21

直訳すると「天よ、男を助けたまえ」です。

つまり、「Help me.（私を助けて）」や「You wash the dishes, I wipe them.（あなた、お皿を洗って。私、拭くから）」と同じ動詞の使い方です。

「Heaven helps the man（天は男を助ける）」という言い方もできます。どちらも正しい英語ですが、意味が違うのです。

この回答へのお礼

ありがとうございます！
お礼が遅くなってすみません！

お礼日時：2010/12/29 13:37

No.2 回答者： bakansky 回答日時： 2010/12/28 14:06

Arthur Conan Doyle の The Adventure of Charles Augustus Milverton の中の1節ですね。

Ｈeaven helps those who help themselves. という諺などでは、たしかに helps とされているのが一般的なようですが、詩や雅語では help となっているものもあるようです。

「とんでもない！」 という意味で God forbid! とか、Heaven forbid! とかいう言い回しがありますが、この場合には -s がついておりません。

これは、本来が仮定法の文としてあったということに由来するようです。今日では元々が仮定法であったという意識が薄れておりますけれども。

この回答へのお礼

はい、そうです！　ただいまそれで勉強中です。
ありがとうございました！　勉強になりました！

お礼日時：2010/12/28 14:18

No.1 回答者： SPS700 回答日時： 2010/12/28 13:36

１。

God help「神よ憐れみを垂れたまえ」

２。God help you.「神様お助けください」

　のようにお願いを表します。
直訳すれば「天よ、ミルバートンの勢力下に秘密や評判が入る男、いや女は特に、助けたまえ」
意訳すれば「一度、ミルバートンに、秘密や弱みを握られた者、特に女性は、おしまいってこと。」

　歴史的には 仮定や、願望を表す特殊な話法（subjunctive mood）の名残りで、今では heaven とか God　が主語の時に、残っています。

この回答へのお礼

へぇ、そうなんですか。@p@
ありがとうございます！　勉強になりました！

お礼日時：2010/12/28 14:15