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五線譜の下第一線のド(ハ長調とします)を男女が歌うとします。このとき、男女とも物理的に同じ振動数の音を出しているのですか?それとも、男子と女子のどちらかがこの音符とは違う高さ(キーというのですか?)を出しているのでしょうか?何かの本で女子が男子よりも約1オクターブ高い音を出していると書いているのを読んだ記憶があります。そうすると、楽譜も男用と女用の2つがないといけないはずです。ところが、校歌では一つの楽譜しかありませんよね。そうすると、男女のうちどちらかが無理してこの楽譜のキーで歌っているのだろうかと疑問に感じたわけです。もし、男も女も楽譜の同じ音符は同じ振動数の音を出して歌っているのなら、下のドは男女とも同じ高さの音を出しているとすると、普通の女子でも1オクターブ上のド(五線譜の第三間)を超えて、その上のミやファなども軽々と出せて、男よりも圧倒的に音域は広いということになるのでしょうか?そして、女の方が男よりも1オクターブ高いというのは女らしい声質による錯覚なのでしょうか?

A 回答 (3件)

同じ楽譜を見て歌うとき男性は実音より1オクターブ下で歌うのが通例です。


女性は実音通りなので1オクターブずれるのが普通です。(幼児を除く)
なので校歌や童謡などは1オクターブ違いで両方が無理なく歌えるKeyに設定するのが通例です。
このことは様々な理論書に記載されていますし、実際自然に歌うとそうなります。
つまり#1の回答は明らかな間違いです。


女声と男声が楽譜上の同じ音を実際に同じ音で歌うと、不思議なことに男性のほうが「高く」聞こえます。
女性の声は高く聞こえるのではなく実際に高いのです。1オクターブほどではありませんがおよそ4度から5度、女性の方が高い。
声の低い男性がそれと同じと音域を出すのだから当然女性より高く聞こえます。
この点でも#1の回答は間違っています。


ちなみに出せる音域は女性より男性のほうが広いです。
男性は仮声帯を使う発声で女性の高いキーを出せますが、女性に男性の低い声は出ませんから。これは声帯の仕組み上のことです。


#1で
>女性は振動の中心周波数が同じでも音の出る幅が狭いので、その音色が
高い音程に聞こえてしまうのです。

とありますがコレも間違いです。
倍音が多く含まれる音は高く聞こえる、つまり同じ音域なら女性の声のほうが「低く」感じるわけです。



さらに余談ですが#1にあるマライアキャリーが7オクターブ出るというのも大きな間違いです。
実しやかに伝えられていますが日本での宣伝用にどこかで間違って情報が伝わったのでしょう。

音域の広い男性が最高に出しても4オクターブ半~5オクターブくらいが理論的な人間の限界です。
実際に歌える音域となると到底4オクターブまでいかないです。
人間に7オクターブというのは絶対に出せません。
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この回答へのお礼

私の知りたいことをことごとく教えていただきありがとうございました。男女のデュエットが歌うとき、時々男性の方が高い声を出しているように聞こえるのを不思議に思っていました。それで、今回の質問になったのです。もともと、男性が約1オクターブほど下の声をだしていても、同じ高さを出していると感じているから、と認識すると納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/05 23:34

同じ譜面を使って歌を歌う場合は、普通は、女子に対して、男子は1オクターブ低く歌います。


人間の声は2オクターブと少し出るので、男女共通にかぶる声域もありますが、その領域は狭いので、歌の要求する上限・下限の範囲によっては男女がオクターブの差で歌うほうが歌いやすい場合が多いです。もちろん、曲の要求する音域が広すぎて、男女で譜面を共用できない歌もあります。
校歌や、唱歌、童謡など男女を問わずに親しんで歌われる曲の場合は、男女の声域を考えて、譜面を作る場合に、男女とも「オクターブ違いで、まあまあ歌える」というキー設定としています。
更に、即興でピアノやギターでも簡単に伴奏できるということになると、キーはハ長調、ヘ長調、ト長調くらいになりますので、市販の唱歌集などはこの3種類のキーがとても多いです。
なお、「キー」は、12段階ありますが、階段のように上下に連なっているものではなく、時計の文字盤のようなもので、右回りでも左回りでも12進むと(オクターブ進むと)同じキーに戻ります。したがって、男女がオクターブ違って歌っていても「キー」は同じです。
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この回答へのお礼

同じ譜面でも男子と女子では同じ物理的高さの音を出していないということが確認できました。ありがとうございました。後半のキーについてはよくわからないので、今後の勉強の参考にします。

お礼日時:2011/01/05 23:27

 ハ長調の「ド」の音は男性でも女性でも同じ音の高さです。


では何故女性の方が高い「音」に聞こえるか?

 大きな違いは
男性は女性より声帯が長いのです。女性は少し声帯が短いです。

男性は声帯が長い分同じ音程でも出る音の幅が広くなります。→低い感じに聞こえる。
女性は声帯が短い分   〃      幅が狭くなります。→高い感じ 〃   。

因みに「ド」の中心周波数は261.62Hzです。(男性、女性とも同じです)

声帯からでた振動が骨や内臓、筋肉に伝わり大きな振動になり
空気を伝わって相手方に「声」として伝わります。
人それぞれ振動の仕方が異なるのでそれが個人の音色になります。

女性は振動の中心周波数が同じでも音の出る幅が狭いので、その音色が
高い音程に聞こえてしまうのです。


 音域について
声帯が長い分男性は低い音から高い音まで広く出ます
コーラスだと男性は4部構成です。
 トップテナー、セカンドテナー、バリトン、ベース
女性は、3部構成になります。
 ソプラノ、メゾソプラノ、アルト

 日本人で成人女性の場合約60%以上の方がアルトに属している様です。
どちらがより高い音程の声が出るかについては、男女共に同じと思います。

 例外
女性オペラ歌手でマリアカラスさんは男性同様、低い声から高い声まで
出ていました。凄い技術ですね。
また米国のマライアキャリーさんは7オクターブでますね。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/05 23:24

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