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老人ホームで介護士して働いている方に質問です。

自分の知人で、現在老人ホームに勤めている人が居るのですが、
その人は福祉系の学校出身で、在学時より介護に関する勉強をしており、実習の過程で
介助者の体の負担を最大限に減らす介助法を習ったようなのですが、いざ就職してみると
そのようなものは全く役に立たず(体に負担の少ない介助法では時間的余裕がないらしいです)
力任せに無理矢理やっているらしく、腰を痛めたと聞きました。

そこで、現在介護士として働いている方に質問なのですが
介助者の体に負担が少ない介助法を実践できているかどうか、という点について教えてください。
(身体的負担が少ない物なら、施設独自等どんな介助法でも構いません)

A 回答 (6件)

長文の回答を読んでいただき、補足ありがとうございます。

補足のメール設定をしていないので気付きませんでした。
お礼なら自動メールが来るのですが、回答に納得されないとされないタイプの方ですかね。

「ベテラン・新人・技能・要領の良さも含めても、総合的に見て全国的に老人ホームでは身体的に負担の大きい介助法を行わざる終えない状況にあるのが普通ということ」
の回答です。

介助法だけでは解決しない場合もあります。
なんせ、一日に何十回も人を持ち上げる(動かす)んですから。疲れは蓄積されますよ。どうしても、力仕事になってしまいますので。
重度ケアにおける介護職にとっての腰痛は職業病だと思います。「にくづき・月」に「かなめ・要」と書いて「腰」です。体の中心部にあり、字のごとく「要」なので、あらゆる介助に負担が来ます。対象者との視線を合わせるために中腰になっても負担はあります。
ニュースや特集などでご存じの内容が事実であると言っても間違いではないと思います。
根拠として、毎年腰痛等の検診が必須になっていますよ。

私はコルセットを巻かないと介助に入れませんし、背中、腰、膝を痛めています。残念ですが、介助法を指導していてもです。
でも、介助する量が少ないセクションなら、平気です。やはり、積み重ねじゃないでしょうか。

「痛めていない人を探すのが難しいのでは?」と答えたい所ですが、先の回答者さんがいましたね。(笑)
重度ケアの特養で、そうならばすごいことだと思いますよ。

流れの中で、どうしても急がないといけないとき(緊急時など)や、バランスを崩された時に踏ん張ったりしたときに、力が入って痛めた方もいます。

最後に。
私は同じ質問に3度の回答はしない主義です。
この回答でも、疑問が残れば、私の力不足を認めて諦めます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはりどう足掻いても、どう経験積んでも、一番は介助量が多い限り体を壊すことは必須なんですね・・・

丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/24 11:45

こんばんは。



介護職です。

色々お伝えしたいことがありますが、「介助者の体に負担が少ない介助法を実践できているかどうか」という1点だけに絞って回答します。

要介助者が多い特養などは、残念ながら、実践出来ていないところが多いです。

一言で回答するとここまでです。


以下は私の見解ですので、興味があれば読んでください。


実践出来ていない理由としては、職員不足をあげる事が多くなります。

なぜ、学校を出たばかりの職員さんが習ってきた技術を出せない理由が、職員不足なのか。

既存の特養の職員配置基準は、利用者3に対して職員1です。
60人の特養であれば、常勤換算(1日8時間、週5日勤務)で20人です。
その20人で早出・日勤・遅出・夜勤・休み等を回します。
1人の職員が月に21日働くとすれば、420コマになるので、一日平均14人です。
夜勤を3人置けば、昼間の職員は11人です。
夜勤を2日間(16時間・夕方に入って朝まで)でカウントすれば、昼間は8人です。
職員の振り分けは、早出4人、日勤3人、遅出4人って所でしょうか。
夜勤が2日間カウントなら早出3人、日勤2人、遅出3人ですかね。
そうなると、朝のケアの人数が少なくなります。昼間もお風呂介助等に人が取られて毎日バタバタです。
60人の利用者のうち、8割が何らかの介助を必要とすれば、48人の介助が必要になります。
質問にある移乗について参考ですが、一日の中で移乗が多い人をカウントしたことがありましたが、50回を超えていました。

上記の情報を踏まえて新人さんの心理をお伝えします。
ベテランの職員さんは介助を初めてから終わるまでのスピードがとても速いです。もちろん介助に慣れていますから。
ちなみに、私はめちゃめちゃ速いです。(苦笑)
対して新人さんは時間がかかります。ケアを丁寧にする新人さんは、焦ってしまいます。
そこでボディメカニクスです。他のケアも含め、学校で学んできたものって、ベテランのスピードに対応するものではありません。
追い付くためにケアが雑になって、習ってきたことかできなくなって、結果自分のフォームが出来ると腰痛が伴う移乗になってしまいます。

そこで体を壊してしまう人がいますし、時間がたってからフォームを直せる人もいます。その頃には他のことも含めて要領もよくなっていますから。

そこで気付く事は、ちょっと時間がかかっても、雑用等他の業務で時間を短縮すれば大丈夫って事なんです。
でも、余裕のない新人さんは、その事実に自分で気付くまでは、アドバイスをしても、なかなか伝わりません。
答えは学校で教えてくれてるのに。

ですから、質問にある「身体的負担が少ない物」ってのは、「学校で学んできたもの」なんです。

もし、ここまで読んでいただけたなら、知人さんに「学校で学んできたものであってるよ」って言ってあげてください。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

新人が身体に負担の少ない介護が出来ない理由は今までの質問も合わせ大体分かったのですが、
知人の施設は、「慣れていて要領がいいベテラン職員」も、もちろん全員ではないでしょうが結構な人数が頻繁に体を痛めていると聞いています。
前述の介護の専門家に聞いたときも、回答者様と同じく「まだまだ技術不足だし新人は腰を痛めても当たり前」と聞きました。

そこで回答の「介助者の体に負担が少ない介助法は実践出来ていないところが多い」というのは
ベテラン・新人・技能・要領の良さも含めても、総合的に見て全国的に老人ホームでは身体的に負担の大きい介助法を行わざる終えない状況にあるのが普通ということなのでしょうか?

補足日時:2011/01/23 21:59
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私ねトランスで体痛めたこと一回もないよ自慢じゃないけどね



つか、昨日宅老所で普通に二人介助してたから正直笑いそうになったし

人体にはね動かすことができる点や線があるの、そこを抑えれば簡単に動かせるわけよ

んじゃ、友達が椅子に座っている時友達のおでこを指一本だけで押さえてごらん
絶対友達立ち上がれないからさ試してごらん

これで実感できるよ
ボディメカニクスの極意がね
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うーん、はっきり言うと職場の指導の仕方が悪いね、学校で習った方法と現場の覚えてきたのは違うのは当たり前の話、なれないボディメカニクスで遅いのも分かるし、体を痛めるってのはどこかに無理が生じてるわけだ、麻痺の位置とか痛いとこ考えれる余裕なんてある訳ないでしょ、



私が会得した体を痛めない体交とトランスの極意は

角度少なく、平行移動、基本は引っ張る
動きは円の動きで力はゼロね
リズムは波の動きに合わせて、心は空を感じる。(ここ、コピペして覚えよう)

なれないうちは友達や恋人に力を抜いた状態にしてもらって練習しまくりましょう、たった2500時間累計でやれば簡単にできますよ

基本は起こす、座らせる、車椅子に移動させるだけなんだから簡単なのよ?

またわからなかったら聞いてあげるよ

この回答への補足

回答ありがとうございます。

やはり、知人の職場がいまひとつということなんですか・・・
新人が出来ないのは当たり前としても、知人の話によるとベテラン職員も
力任せにしている人が多いらしく、腰を痛める人が多発していて
対策も事後対策ばかりで、事前・予防対策はそもそも考えてすらいないようです。

先日介護の専門家に聞いたところ体重100キロクラスでもボディメカニクスを駆使すれば一人でも全然問題なく介助可能と聞きましたした。
実技も見せていただきましたが、既に結構高齢の方なのに体重70キロある自分を
軽々椅子から椅子への移乗こなしてしまいました。
しかし、知人のところでは、60キロ程度の入所者でも二人掛りで介護しているとの事でした。

補足日時:2011/01/20 23:39
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 特養で3年、デイケアで3年の経験があります。

3年の実務経験後に介護福祉士をとりました。私の経験上、学校で教えてくれる介護技術は理論上正しいのですが、相手は体型、麻痺の程度すべて異なる人を相手にするわけですから、ある程度の経験が必要です。スポーツで例えると、柔道は体の小さい女性でも体の大きい男性を投げることができます。理論と日々の対戦練習で可能になるのです。体位変換なども、理論が解って行うのと、ただ力まかせでするのは全く違います。私の経験上、力まかせでの介助は必ず腰を痛めます。私は、介護の仕事に就いて3か月でほとんどぎっくり腰寸前になりました。病院で貰った痛み止めとコルセットを付けて仕事をしていました。そのとき腰が痛いので強く力を入れることができませんでした。けれど、あまり力を入れなくても介助できるのです。その時、初めて気づきました。介助時いらない力を入れすぎていたのだと。その経験があって介助が楽になりました。私のように腰を痛めてからわかっても遅いので、まず介護は力の強さでするのでなく、力の使い方が大事です。コツを覚えるのが大事です。初心者ならやはり先輩の介助をよく見て勉強することです。福祉の学校をでても、そこで働くパートのおばちゃんのほうが技術は上だと認めて謙虚に教えてもらってください。介護の仕事に就いてる人は喜んでおしえてくれますよ あとNHKの教育番組のなかで介護の方法をおしえてくれます。番組をチェックしてください。
お互い良い介護ができるよう頑張りましょうね。
 

この回答への補足

回答ありがとうございます。

問題は新人が出来ないのは当たり前としても
場数を踏んだ、経験豊富なベテラン職員でも、出来ないのではなく「やりたくても出来ない環境」にあるという点です。
折角ボディメカニクスというものを考案しても、現場ではどうやっても使えないのでは意味がないと思います。

そういう、環境的要因(人手不足等)でボディメカニクスを実践できないというのが老人ホームではごく一般的なのか?
と思い質問させていただきました。

補足日時:2011/01/20 23:46
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以前老人ホームで働いていた者です。


 時間に追われていて利用者、介護者共に負担の少ない介助を行うことが難しいのは、多くの施設がそうだと思います。
ボディメカにクスというのを福祉系の学校に行ったら習うと思うのですが、その基本的な原理は
(1) 支持基底面積を広くする。
(2) 対象物をできるだけ近づける
(3) リズミカルな動作
(4) てこの原理、振り子の原理を利用する
(5) ひとつの筋群を使わず、筋群を分散させる       があります。
 施設では利用者一人ひとりに合った介助法を覚えたりする言わば応用の技術を身につけるので、学校では習った事が全て生かせませんが、上に書いたボディメカにクスの原理は、利用者も介護者も負担の少ない介助方法を身につける基礎となるので、現在施設で行っている介助方法をどうしたらもっと負担の少ないものにできるだろうかをボディメカにクスの原理を使って改善していくことが必要です。
 例えばベッド上での上方移動では、全介助なら私が働いていた施設では二人が同時に利用者を抱えていちにのさん!の合図で移動していましたが、利用者にとっては怖く、介助者も大きな負担になります。そこで私はベッドに膝を立て、利用者の臀部と肩を持ち、ベッドに片膝を立て、勢いをつけてから上方に移動する等の方法を使いました。この方法ならボディメカニクスの、振り子の原理、支持基底面積を広くする、筋群を分散させる等の原理を使うので、介護者の負担を軽減することが可能です。
 施設の介助方法を学んでいくのは大変で、身体に負担がかかると思いますが、ボディメカにクスの原理をしっかりと思い出して現場で活かせるように努力することが、腰を痛めない為の秘訣だと思います。
 
 
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