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今、四十代の私がなんとなくずっと気になっていたことをここで皆さんに質問をさせていただこうと思います。

私が中学生の時、歴史の時間、仏教についての授業がありました、その時は、禅宗-臨済宗、曹洞宗、についての説明だったのですが、禅宗は座禅を組んで瞑想し悟りを得ようとするのが禅宗だ、との説明を受けました。

そこで私は、他の宗派は禅宗が座禅に対してどんなことをするのかと質問をしたところ、その時の先生の答えは踊りまくって(踊るとハイになり頭の中が真っ白になり……)悟りを得ようと、という説明を受けました。

その時は、私は中学生いうこともありそういう宗派もあるんだと聞きました。
その後、年を重ねるにつれにそのことについての情報に触れる機会もあるのだろうと漠然と思っていたのですが(例えば○○寺で踊りながら修行をしているというニュースを目にするなど)そういったものは見たこともありません。

その先生はわからないことを聞かれ思わず、知らないながら適当に答えてしまったのかもしれません。それともそういう修行を行っている宗派というのは本当にあるのでしょうか?

また、ここであらためて私が先生にしたと同じ質問をここでお伺いをしたいのですが、臨済宗、曹洞宗は禅宗と呼ばれ座禅を組み瞑想をすることにより悟りに近づこうとする特徴から禅宗とひっくるめて呼ばれますが、他の宗派、また禅宗が興る以前の宗派はどういった修行を行い、その特徴からどういった呼び方をするのでしょうか?(座禅、瞑想を主として取り入れることから禅宗という呼び方があるように)
こういうことに詳しい方がおられましたらお教えいただけたらと思います、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

中一君はどこからそんな情報を得たか知らんが、日本民俗学の巨峰南方熊楠が柳田國男に宛てた大正3年5月14日の手紙によると、



諺に「天台公家、真言武家、浄土町人、禅百姓」と言いて、禅宗は百姓の教化(きょうげ)をもっぱら力めしなり。また禅宗の尼は多く越前、美濃より来る。良家の女も多く、中には絶世の美人あり。蒙古人が子を多く喇嘛僧にするごとく、知らず識らずの間に人口増殖を防ぐ一具ともなりたることらし。云々

と出て居る。中一君の話しよりも熊楠神の御託の方が信が置けるようだが。
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こんにちは。

中一です。
はい。あります。
時宗という宗派では踊念仏をして、悟りをしています。
開祖は一遍という人物で、一遍の踊念仏とかきいたことありませんか・・?
それは先生は間違っていません。
たとえば、人は祈れば誰でも極楽浄土にいけるという考え方がある宗派は浄土宗や浄土真宗などのようにいわれていますよね?まあ時代的背景からいって、浄土宗や浄土真宗は、庶民や貴族に信仰されたのに対し、曹洞宗は質素で、武士の気風にあったものであるため、武士に多く好まれるという信仰者対象に違いはあったと思います。あと、この時代には2つしょうかいしていない有名な宗派があるのですが、ながくなるので、やめにしておきます。
つまり、曹洞宗や、時宗、浄土宗、浄土真宗などは、同じ時代に信仰されたのに、大きなちがいがしょうじているところが重要なのでしょう。質問があればどうぞ。
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座禅は仏教の重要で基本的な徳目の一つで、


一説に、主に座禅を中心的な修養としていた集団が禅宗と呼ばれたのが始まりとあります。

踊ってと言うのは、多分踊り念仏とごっちゃにしたのでしょう。
踊り念仏は、天台宗の空也が始祖とされていて、その後、浄土宗だけではなく、時宗などでも行っていました。
現存する踊り念仏は時宗のもので、佐久市の跡部の西方寺だけだったと記憶しています。


ものすごく大雑把な説明ですが、
禅宗以外では悟と言う考えは基本的にはありません(禅源諸詮集都序には、禅の根元は仏性を悟のが智慧であり、智慧を修するのが定、禅那はこれを併せていうとあります)、禅宗以外は菩薩行を通し「成る」ことを目的とした宗派が多いです。
(本当に大雑把な説明です)

また、禅も、座禅という形にとらわれていないところもあります、
悟りを開いた人の多くは座禅中でないことが多いです。
悟りを開いた先人の行状を模倣するなどの修行方法もあります(公案もその一つ)。


ちなみに現在のの本の禅宗は3派で、
臨済宗、曹洞宗、日本黄檗宗です。

日本黄檗宗は江戸時代に隠元禅師から始まります、
読経は呉音で独特の雰囲気があります。

祖である黄檗希運は臨済義玄の師です。


本当は上座部と大乗から説明しなければ成らないのですが、
あまり詳しくないのと、ここですべて記載することができないので、
もう少し踏み込みたいのでしたら、、
学習研究社(学研)のエソテリカシリーズをおすすめします、
かなりわかりやすくかかれています。
それ以上知りたい場合は、専門書をお読みになるか、
代表的な各宗派の寺院で、お話を伺うことをおすすめします。
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浄土宗の一派で、鎌倉時代末期に一遍が興した時宗が踊念仏というものを伝えています。


詳しくは↓をご覧ください。

時宗 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%AE%97

踊念仏の記載あり http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%B5%E4%BB%8F# …
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昔は念仏宗という宗派が念仏しながら町中を踊り歩いたことがあるようです


これは学校で習ったと思います
今はないでしょう

昭和の中頃に仏教の一派の「踊る宗教」が勃興しましたが急速に衰えていつの間にか無くなりました
これも町中で踊っていました

日本で仏教以外に踊りを取り入れた宗教が今でもあります

玄奘の修行に見られるように禅宗以前は仏教哲学の勉強が修行だったと思われます
インドに留学して仏教哲学の三つの柱を習得した人は「三蔵」として崇められたそうです
だからインドへの旅の途中の玄奘を「三蔵法師」と呼ぶのは間違いです

座禅は釈尊が菩提樹の下で断食の行をして悟りを開いたいう故事に倣って行われているようです
実際には断食で餓死寸前の釈尊がスジャータによって助けられたことが原因で悟りを開いたそうです
釈尊が悟ったことは「困っている人が求めていることをしてあげるのが人助けだ」
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先生がおっしゃったのは浄土宗の『踊り念仏』です。

平安時代中期に広まりました。太鼓、鐘を叩いて経文を歌いながら踊るのです。今は廃れているそうです。仏教の宗派については、簡潔にコメントにまとめることが難しいのでごめんなさい。『お寺ネット』というお坊さんのサイトがありますので検索してみてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
『踊り念仏』という言葉はたしかに教科書で目にしました。しかし現代に生きる私にとって(おそらくこれは一般的な感覚だと思いますが)仏教と踊りというのが当時からかなりかけ離れた感じを受けており(イメージで言うなら仏教が静に対して、踊りは言うまでもなく動)違和感に近いものをずっと持っていたのです。

お礼日時:2011/01/23 20:00

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