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ワーキングキャピタルについて質問です。
私の考えの間違いを指摘していただきたいです。

WCを求める式がなぜ以下のようになるかわかりません。

WC=売上債権+棚卸資産ー支払債務

ネットや書籍で調べたところ、WCとは、
仕入→製造→販売→入金
というプロセスの中で仕入等によるキャッシュアウトが債権決済によるキャッシュインに先行してしまうために必要となるキャッシュである、というところまでは理解できました。
が、なぜ上記の式でWCが求められるかが理解できません。

例として以下の状況を考えます。

(1)手持ちの現金:¥0
(2)1週間後買掛金決済:¥20
(3)在庫:¥10
(4)1か月後売掛金決済¥90

この場合のWCは上記の式から
90+10-20=¥80
となります。

しかしこの場合本当に¥80の現金を用意しておく必要があるでしょうか?
実際には1週間後までに必要なキャッシュは、1か月後に得られる現金や在庫の額の大小にかかわらず、¥20で一定のはずです。

つまりWCとは債務の決済が債権の決済に先行してしまうために先に支払わなければならない債務の金額そのものであり、

WC=支払債務

になるはずです。なぜ正しい式は

WC=売上債権+棚卸資産ー支払債務

で、私の考えのどこが間違っているかを教えていただけますでしょうか。

A 回答 (1件)

ちょっと条件を変えた上で説明します。


ストーリを作ってみます。

2月1日  商品100完成。即、80支払い。2週間後、20支払い。
     商品90販売。2週間後決済。  
2月15日 売掛金90回収。
3月1日  買掛金20決済。

2月2日のBSを元に見てみると
(1)2週間後買掛金決済:¥20
(2)在庫:¥10
(3)1週間後売掛金決済¥90
となります。(元々のストーリーは、買掛金・売掛金の期日を意図的に変えました)

もし2月1日の時点で現金80が無ければ、債務不履行になっていました。
別途80の資金が無ければ回らなかったということで、WC=80ということです。
どういうことかといえば、3月もほぼ同じサイクルの売り買いをするだろうから、期首にはまた80を用意しておきなさいということです。

一方、

3月1日  商品100完成。しかし先月と異なり50支払い。2週間後、50支払い。
     商品90販売。2週間後決済。  
3月15日 売掛金90回収。
4月1日  買掛金20決済。

3月2日のBSを元に見てみると
(1)2週間後買掛金決済:¥50
(2)在庫:¥10
(3)1週間後売掛金決済¥90

この場合、必要な現金WC=50。このように売掛金・買掛金をいじる事で、WCをうまく減らす方法を考えようというだけの話だと思います。
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