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名作フォレストガンプの有名なセリフで

" You never know what you're going to get."

がありますがどうしてあなたは食べるまで中身は分からないと訳す事が出来るのでしょうか?

全くの英語の初心者だからこそ疑問があります。

" あなたが食べようとする物は決してわからない"

と訳すと思うのですが、whatには~するまでという意味があるのでしょうか?
辞書にはそんな事は書いていませんでした。

食べるまで中身は分からないと訳せるのか教えて下さい。

A 回答 (3件)

映画版の『フォレスト・ガンプ/一期一会』ですね。

実際には「Life is like a box of chocolates. You never know what you're going to get.」で、フォレストのおっかさんが息子にいつも言い聞かせていた言葉として登場します。

この「chocolates」は原作の小説とは違う扱いをされていますが、それはさておき、いずれにせよいわゆる assorted chocolates とか divinity という名称で売られていることの多い、こういうものです。
http://images.search.yahoo.com/search/images;_yl …

つまり、かじってみるまでチョコレートのコーティングの中身がナッツなのかクリームなのかキャラメルなのか、また、クリームならどんなクリームなのかがわからない類いのものでして、しかもいろいろな種類が1つの箱の中に詰め合わせになっているんですね。もちろん、中には好みのものもあるかもしれないし、ちょっとガッカリな味もあるかもしれない。欧米では、好きな女性に花やチョコの詰め合わせを贈る習慣がありますが、ひとつには女性が「あら、これはどんな味かしら。あっちは何かしら」と楽しめるから喜ばれる、というのもあるわけです。

さて、この2つのセンテンスをあわせて直訳すると「人生とはチョコレートの詰め合わせのようなものだ。あなたは決してわからない、何をあなたがゲットしようとしているかを」となります。それを自然でわかりやすい日本語字幕にすると「人生は、まるでチョコの詰め合わせ。食べるまで中身は分からない」みたいな感じになるわけです。

で、何を言わんとしているかというと、「人生は未知なものや冒険に溢れている。食わず嫌いをせずに、挑戦してみないと、中にどんなお楽しみが詰まっているかわからないものだよ」ということですね。それをおっかさんは、どうやら障害者であるフォレストにいつも言ってきかせて、おそれずに人生を歩むよう教えていたのでしょう。それでフォレストは、どんどん運をつかんでいくわけです。

whatに「~するまで」という意味があるのではなく、「going to~」に「~しようとしている/~するつもりだ」という意味があるのです。
http://eow.alc.co.jp/going+to/UTF-8/

それがここでは、文脈から「食べようとしている」という意味だと判断でき、「食べようとしているものがわからない」ということは、つきつめて言えば「食べようとしている段階では決してわからない(が、食べればわかるかもしれない)」ということにもなるわけです。

参考URL:http://www.imdb.com/title/tt0109830/quotes
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この回答へのお礼

訳仕方について教えて頂きありがとうとざいます。
私は、You never know what you're going to getの文ばかりにとらわれていました。
しかし、前の文章を抜いて考え、中身の分からないチョコレートの意味自体が思い浮かばなかったので非常に困惑しましたがようやく理解出来ました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/23 18:49

このwhatは、関係代名詞のwhatでしょう。



習ったと思いますが、関係代名詞のwhat = the thing(s) which です。
よって原文は、
" You never know the thing which you're going to get."
と同意で有り、「あなたは、あなたが食べようとする物は、知る事が出来ない。」
であり、意訳すると、「あなたは食べるまでは、知る事は出来ない。」となるのでしょう。
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この回答へのお礼

関係代名詞をもう一度教わりなおすこととします。
大変勉強になりました。

お礼日時:2011/01/23 18:46

大変良い質問です。


実際の意味はおっしゃる通り、

>あなたが食べようとする物は決してわからない
 
であります。ですのでこれを飛躍させて、
「食べて初めて味がわかる>食べなきゃ味は分からない」
となるのです。

つまり隠喩として、この映画のテーマでもある、
「頭で考えたって何も始まらない、行動あるのみ」
「観念論を廃せ、実践論で勝負」
まさにフォレストの生き方を象徴する重要なクライテリオンであります。

元来アメリカはピルグリム・ファーザーズの入植の歴史以来こうした
実践哲学思想の根強い国土であります。

やってみなきゃわからない、なんとしてもやり遂げるぞ
というフロンティア・スピリッツこそが
アメリカ人の真骨頂として深く根付いており、
極端な拝金主義、享楽指向に待ったをかける意図で制作された
珠玉の名作がこの映画だった訳です。
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。
まだまだ訳しかたがうまくできていませんのでこれからもっと学んでいきたいです。

お礼日時:2011/01/23 18:45

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