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私は今の会社に入社して4年目になり、経理の仕事をしています。

先日、上司から「当社の会社形態として、どのような方法で原価管理を行っていくのが最も望ましいかの議論が今後していけるような講習会を開いてほしい」という話しがありました。
具体的な開催日は決まっていませんが、近々に開催する方向になるとは思います。

正直、全く自分は講習会を開いたり、プレゼンを行ったりしたことがないので本当に何もわからず困っています。

そこで、どういった方法で、準備及び説明をしていけばいいのかをできるだけ詳しく一から教えてもらえませんか?また、以下の会社内容の場合、どういった原価計算を行っていくのが望ましいか私見的な意見でかまいませんのでご意見もらえませんか?

ちなみに会社内容は以下のとおりです。
1.業種:製造業(※自社工場を持たない外注委託型の会社)
2.製造品:電子機器
3.製造方法:部材調達は自社で行い、調達した部材は外注先へ出荷(外注先が部材を破損した場合は外注先が費用負担)し、当社が作成した設計図面をもとに製品内部の製作は外注先で行い、その後自社で製品外部の組立て及び最終検査を行った後、客先に出荷する
4.備考:製品開発は自社で実施しております

以上、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

貴社の場合は、工程が社内工程と外注工程の2つですね。


勿論外注といっても様々な加工があるはずですが、社内から見ればすべて一つの工程とみなせます。

その次に社内ですが、材料調達と設計の2部門が川上で、組み立てと検査が川下であるということになります。

まず決めることは上記の原価部門の特定です。設計は開発的要素があるはずですから、何処までが非原価の研究で何処からが原価部門の活動になるかを決めます。

組み立ては原価部門に間違いありません。検査は検査完了までは原価ですが完了後の製品の管理や出荷は非原価です。

これらを貴社の実情に応じて原価部門と非原価部門を特定します。
次が原価要素の材料費、労務費、経費、それに外注費のデータの発生形態とその採集の方法を検討します。特に労務費は製品別の時間集計が可能かは結構面倒です。また経費も直接経費と間接経費の区分も会社によっていろいろです。

最後が上記の前提でどのような原価計算方式を取るかです。製品別かロット別か個別原価かというようなことです。また実際原価か標準原価かということも重要です。

簡単に言うとこのようなことですが、重要なことは貴社の工程をよく把握すること、そこで発生するデータは現状何があるかということ、今後無理なく行えるデータの収集はどのようなものがあるかというような現実問題です。理論的に正当なことばかりで検討すると、現実のデータ収集があまりにも面倒で現場から拒否されることも起こります。できれば今の生産管理システムで自然にデータが集まることが望ましいのですが。

以上で原価計算方式の骨子ができますので、後は会社として本当にやるかどうかですね。これは役員会の問題と思いますが。

ただ実際はかなり細かな経験が必要な作業になります。社内に人材がいない場合は経験者を採用するかコンサルタントを頼んだほうが良い場合もありますから、自社の実力をよく考えて実行することです。
原価計算はシステムを作っても動かないことが良くあります。その覚悟で慎重に進めてください。

この回答への補足

回答、有難うございました。
本当に参考になりました。

非常に今回の分野について詳しい方だと思うので、追加で質問をさせて下さい。
当社は主に電機機器の受注生産を行っております。受注生産の割合としては6対4又は7対3ぐらいです。
今後は使用部材のモジュール化(共通化)を図っていくことで、製品在庫を減少させるとともに納期短縮にも努め、完全受注生産の方向になる形を目指しています。
ただ、完全受注生産となるまでは相当な年月がかかるかと思われます。

そこで、お伺いしたいのが上記のような状況の場合、個別原価計算又は総合原価計算どちらの方法が当社として合うのかを教えてもらえればと思います。できれば理由等も含めて説明していただけたら非常に助かります。

回答の程、宜しくお願いします。

補足日時:2011/01/24 19:09
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原価管理とは。


原価の基準を設定し,経営内の関連各部門にこれを指示する。次いで原価の実際に発生した額を計算記録し,原価の標準と比較して差異生じた原価を分析し,これに関する資料を経営管理者に報告し,管理責任を明確にするとともに,原価の変動を抑制するように措置を講じること。ひいては,原価をできるだけ引き下げるように対処することも含まれる。
纏めると上記のことが原価管理なのです。satoshiさんは初めての経験・体験なので大変だと思います。

先ず下記の項目を調べて勉強してください。ここで簡単に説明できる事ではありません。一週間もかかってしまいましますので,項目だけ上げておきます。この他にも時代の変化で異なっているかと思いますので,参考にしてください。
原価?
限界利益?
原価会計→原価計算制度?
原価管理?
原価計算?
原価計算期間?「通常は1ヶ月間とされる。」
原価計算基準?
原価計算制度?
原価係数?「現在の100円と将来の100円とでは同じ金額でも値打ちが異なり,現在の方が評価される。これは,現在の100円は利子を生み,その分だけ将来の100円と比べると優位に立つことによる。したがって将来,手に入れる金額を現在,計算する場合には現在価値に修正する必要があり,その修正に使う係数を現価係数という。利子率をi期間をnとすると,次式が成立つ。原価係数=1/(1+i)n乗」 ・ ・ ・ ・ これらを参考に書いて見ました。
原価差異?
もし文字に誤りがあったらごめんなさい。

私の経験・体験から以上の事を書きました。講習会は研究し,調べた結果を発表し指導する事ですから1人で行うのは冒険ですので,各職場の担当者や経験者の助けを得た方がよいと思います。頑張ってください。
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