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私は梅田正徳氏のような奇抜な店舗や住宅などを手がけるデザイナー志望なのですが、いまいちインテリアデザイナー・空間デザイナー・建築士のハッキリとした違いが分かりません。

なんだかニュアンス的な違いがあるのは感じ取れるのですが、第三者に答えれる程の明確な違いがわかりかねます。

インテリアデザインと空間デザインはともかく、建築士は資格が付き物ですから全くの別物と考える人もいますが、中にはル・コルビジェを筆頭に建築物の粋を越え、芸術的な空間を屋内外問わずに作り出す、いわばインテリアデザインの要素が強い建築士もいます。

そもそも英語では、空間デザインのことを「architecture and interior design」 というそうで、直訳すると「建築&インテリアデザイン」になりますよね… しかし、建築士の免許を持たない空間デザイナーは多い。。。


これらの違いはいかなるものなのでしょうか。。。

A 回答 (3件)

コルビジェは建築士ではないですが、建築の才能がある人です。



インテリア・デザインを漢字で書けば室内装飾です。
室内装飾を考える人をインテリア・デザイナーと呼んだ方が今流でかっこよいでしょう。

「空間デザイナー」となると、自称○○の世界でしょう。
大田道灌や昔の大工の棟梁はそれなりに空間デザイナーだったと思います。
でも、やはり建築士では無かったですね。

建築士という資格は、デザイナー的な部分よりも、司法書士とか、社会保険労務士などと同じように関連法規の専門家としての知識・能力が必要でしょう。従って、その国の内部だけで必要な資格ですし、法律の異なる外国で活躍する業務ではないです。

建築士の中でも、構造とか設備が専門の建築士は、エンジニアですから国境を越えて活躍できます。


また、建築家に関しては、もっと漠然としています。
Wikipediaの引用ですが、
「現在の日本においては、必ずしも「建築家」の明確な定義が法律でなされておらず、たとえ国家資格である建築士の資格取得者の中でも10%程度しか建築設計の経験がないとされる。」

これが日本の実態の様ですね。
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建築士になりたいと思っていた立場から最近思うことです。

(今は一級建築士です)
資格なしのデザイナーとしてやっていくには創造・芸術のプロであるということと人間工学や人の行動の知識や感覚を身に付けなければいけませんね。絵にかいた餅を素晴らしいと思って作ってみて不評であることは次の仕事にはなかなかつながらないものです。
その上、申請や構造資格者とともに仕事をしなければ成立しません。
何とも想いだけでなくプレゼン能力とコミュニケーション能力にたけていないとできないと痛感します。

私はデザイナーの一部は施主のために自分を抑えるというスタンスはないのだと感じています。
法律よりも以前に人として求める空間を考えて後から法クリアを考えればよいようなスタンスでもあります。自分の我儘な自己実現では無いけれどその想いの具現化は心から伸びていくのでしょう。
そして、世の中にはその箱に、世界に入りたい使用したい人も結構います。

私は建築士は技術者であり法律家のような気がしています。
私のスタンスは技術や法律を知らない方々を守り建物に安心して住んでいただきたい活動していただきたいと感じています。
基準法の第1条もそうです、国民の生命、健康、財産を守る仕事です。
そうそう、会社をリストラになった後意匠設計事務所(デザインというよりはトータルな建築の窓口)として活動してからはやっぱり技術や知識だけでなくコミュニケ―ション能力は必要と感じました。ここに違いはないですね。

創作を持って人を豊かにするか、技術や知識で国民を守るか。
こんな違いではないでしょうか。
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まず、日本国内か国外かで、大きく分かれると思いますので、



日本の場合として考えると、

建築士、インテリアコーディネーターは、名乗るには資格が必要になります

しかし、建築家やインテリアデザイナー、空間デザイナーは、資格は必要ありませんので、
誰でも実績が無くても「私は建築家です」と言っても、嘘にはなりませんね。
また、名前は付けたい放題なので、建築作家とか名乗ってもOKでしょ。

>これらの違いはいかなるものなのでしょうか。。。

建築士と違い、しっかりとした定義が無い以上、相手がどう取るかでしょう。
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