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問、サリチル酸メチルとアセチルサリチル酸に共通する性質として最も適当なものを選べ。

(1)塩化鉄(III)水溶液を加えると赤紫色を呈する。
(2)消毒剤として用いられる。
(3)異性体の数は三つである。
(4)炭酸ナトリウム水溶液を加えると同じ化合物が生じる。
(5)水酸化ナトリウム水溶液を加えると同じ化合物が生じる。

わかるかたいましたら教えてください!

A 回答 (3件)

(1)から(3)は明らかに違います。


(4)(5)は曖昧です。「生じる」というのが、どの程度の条件で、どの程度の時間をかけるかによりますし、生じるものがすべて同じであるというのか、同じものも生じるのかが不明です。
エステル部分が加水分解されるまで待つということで、かつ「同じものも生じる」という意味であればどちらも適当と言えますが、普通に考えればそういうことはないでしょうから、適当な答えはないことになります。

なお、(3)に関して位置異性体という条件であれば3種の位置異性体がありますが、それはそのもの自身を含んだ数です。なので(3)がそれ自身を含んでいるという意味であれば、位置異性体は3種ということになります。ただし、これも曖昧というか不的確な表現です。
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No.1の回答を一部訂正させていただきます。



(1)塩化鉄(III)はフェノールに対して呈色(紫~赤紫)しますので、呈色するのはフェノール性水酸基をもつサリチル酸メチルです。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/kagaku/archive/ …

(3)答えは同じく「いずれもあてはまらない」になりますが、理由は異性体がないからです。


(5)こちらは、実際に反応させたことがないので室温で水酸化ナトリウム水溶液を加えただけで反応が進行するかわかりませんが、アルカリによるエステルの加水分解がおこるとすれば、サリチル酸メチルとアセチルサリチル酸はいずれもサリチル酸となる可能性があります。
(加熱すれば加水分解が進行するでしょう。)


というわけで、質問の選択肢から共通の性質を選ぶとすれば、可能性のあるのは(5)のようです。
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S:サリチル酸メチルのみ  A:アセチルサリチル酸のみ


B:両方に言える  N:どちらも言えない
(1)塩化鉄(III)水溶液を加えると赤紫色を呈する。A
  アセチルサリチル酸は-OHがエステル結合する。  
(2)消毒剤として用いられる。N
  消毒剤として使われるのはフェノール。
(3)異性体の数は三つである。N
  どちらも多数ある。
(4)炭酸ナトリウム水溶液を加えると同じ化合物が生じる。A
 アセチルサリチル酸は-COOHが残っているので炭酸と反応する。
(5)水酸化ナトリウム水溶液を加えると同じ化合物が生じる。N
 -OHも-COOHも弱酸なのでNaOHと反応する。

ということで答えは無いと思います。
(4)(5)の「同じ化合物」というのがよくわかりません。
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