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屋外で豆つげを植えています。数年経過していますが、最近の冷え込みのせいか、添付写真のように色が抜けたように変色しています。
10本程度植えていますが、2本のみこのような状態です。

水やりは基本的に朝一回で、最近の氷点下の場合は、土の表面の水分が残っている時は、水やりを控えてきました。
また、二週間に一度は、ハイポネックスという肥料を規定量与えています。

このような場合、元のように元気な状態にするための処置方法を教えて下さい。

よろしくお願いします。

「豆つげの変色」の質問画像

A 回答 (1件)

まず冷え込みと枝枯れした事は全くの無関係です。

寒さによって変色した
のではなく、イヌツゲ枝枯病と言う病気に感染した事が原因です。
糸状菌と言う最も厄介な病原菌ですから、現時点で有効とされる薬剤はあ
りません。枯れている部分は既に感染していますから、枝抜きに状態にな
って見た目が悪くなりますが、これ以上も被害を拡大させたくないので、
我慢して枯れた枝を付け根から切ってしまいます。切った枝は放置しない
で、可燃ゴミの袋に入れて密封して収集日に出して下さい。糸状菌の胞子
が飛散して被害を大きくするので、面倒で隔離する事が大切です。

作業が終わったらベンレート水和剤等を散布します。

この病気は感染したらお手上げで、人間が出来る事は一つもありません。
しかし感染を防止する事は人間でも可能で、日照、風通し、水はけ、土壌
の水分量の確保等で防ぐ事も出来ます。
まず日当たりですが、朝から夕方まで十分に光線が当たる事が条件です。
病気が発生しなくても、日当たりが悪いだけで葉色が悪くなりますから、
日陰になるような場所には植えない事です。
次に風通しですが、剪定を長年怠ったり密集植えにすると風通しが悪くな
り、病気だけではなく害虫も発生しやすくなります。
次に排水性と保水性ですが、水はけが良いと言う事は言うまでもありませ
ん。ただ排水性が高過ぎると土壌の水分量も不足するので、ある程度の水
分は保持する必要があります。

肥料不足になると樹勢は弱まり、病害虫に対しての抵抗力も下がります。
現在はハイポネックスを与えているようですが、玉ツゲは植物ではなく樹
木ですから、ハイポネックスでは完全に養分不足です。これだけで元気に
なれと言う方が無理と言う事です。また2週間に1度と言われますが、2
週間では施す間隔が長過ぎます。通常は1週間おきに与えます。
まさか年間を通して2週間おきに与えていませんよね。時期は守っていま
すよね。玉ツゲに肥料を施すのは2月の寒肥えで1回だけ施し、その他の
時期は一切与えてはいけません。与えても無駄と言うか、場合によっては
肥料負けを起こして根を痛めてしまいます。
2月にバーク堆肥に油粕を混ぜ、幹から離して施します。表面に置いたら
軽く耕す感じで土に混ぜてやります。

水遣りですが、真夏時に土壌が乾き気味になってしまう時だけは朝か夕の
何れかに水遣りをします。それ以外の時期は土壌の湿り気に任せます。
画像を拝見しましたが、この程度の大きさになったら水遣りは必要ありま
せん。天候に任せても大丈夫です。

1月と2月以外は剪定が出来ますから、形を整える意味で丸く剪定をされ
たらと思います。今よりも少し小さくする事で、日当たりも風通しも良く
なります。
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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございました。

いろいろな情報を沢山いただき、大変参考になりました。

早速、書かれている内容を実行してみます。

余談ですが、最近、別の植物に対しても、投稿をしておりましたが、その時も貴方様から回答をいただいておりました。

その時もさることながら、今回も知識を分けていただき、重ねてお礼を申し上げます。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/02/05 18:59

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