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日本人が例えばアメリカ人に比べて、人をうらやみ、うらみ、妬みやすいのは、禅の思想が影響していると聞いたのですが、本当でしょうか?仏教の中でも特に禅は内道という自己の内面を追求し、昔はその影響で謙虚な美徳といいますか、自身をさげすむような、ひけらかさない美徳が良いとされ、逆にアメリカなどはキリスト教の外道、自己の外に(神)幸せを求め、外に開いていく思想のため、相手や他をほめたたえるということを聴きましたが本当でしょうか?もし何か参考になる文献がありましたら教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

日本人はそれ程意地の悪い民族だとは思いませんが……。

また、日本は島国ですから『みんなで仲良く』という姿勢が大事です。だからこそ協調性、空気を読む、自慢しない、というのが善となるではないでしょうか。
欧米人は表向きは良い人です。しかし中には非常に恐ろしい人もいます。平均すると欧米人よりも日本人の方が道徳はあると思います。表面だけで判断してはいけないと思います。
ちなみに欧米人は楽観的、日本人は悲観的な傾向があると思います。現代では日本人も欧米化してきたとは思いますが……。
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この回答へのお礼

やはり違うんですね。話を聞いていて違うんじゃないかと思ったので、質問をしてみてよかったです。

お礼日時:2011/02/15 21:31

それはたぶん読み間違いか、聞き間違いです。


日本人が自虐的であるというのを、恨みやすい、妬みやすい、と読みとったのでしょうが、微妙に違います。自虐的とは確かにネガティブなものですが、恨みや妬みとは向かう方向が根本的に異なります。つまり、自虐とは自分に向かい、恨み、妬みは他者に向かいます。それは本質において別物と考える方が妥当です。
禅が内省的であるというのもその通りですが、禅から自虐性や謙虚さは生まれてきません。むしろ、そうしたものを手放す方向性を持つものが禅だろうと思います。
むしろ、キリスト教の方が自虐的です。人間は生まれながらに罪を背負うと考えますからね。生まれたばかりの赤ちゃんでさえ罪人である、ということですから、キリスト教の自虐性は明らかだろうと思います。欧米人が他人を褒め称えることをためらわないのは事実ですが、その性格もキリスト教起源ではないだろうと思います。欧米は基本、多民族国家ですから、価値観の異なる隣人が大勢いるわけです。そういう中では察してくれるということは期待できませんから、いいことはいい、ときちんと言葉にして伝える習慣が形成されたと考えるのが妥当でしょう。

そういうわけで、質問者さんがお聞きになった話は本当ではないだろうと思います。
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貴方の書いた中には、かなり違う箇所があると感じられます。



文献をお探しなら、鈴木大拙博士の書いたものをお勧めしたいと思います。

博士の書いたものは、禅を学ぶ上で、参考になる筈です。それは『見性した者』としての立場から書かれているからです。

禅の事は、見性した立場からでないと、全貌が分かり難いからです。
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内は外を現します。

すなわち是空なり。
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禅の影響というより、キリスト教と仏教&儒教の違いではないでしょうか。



欧米ではキリスト教の影響が強く、唯一神のもと、全ての人間は平等であるという意識が根付いているため、他人の能力差を認めても根本的な自身は揺らがない。

一方、日本では神の元での平等という精神がないので、妬みや嫉妬などの感情が芽生えやすい。

日本では、そのままでは社会が成り立たないので、上下関係というルール(父と子、先輩後輩、師匠と弟子などで、上を敬うという儒教思想の取り入れなど)を作って、家庭や会社が安定するようにしたというような内容を本で読んだ記憶があります。

参考文献

(1)「日本人のための憲法原論」(著:小室 直樹)(集英社インターナショナル)
(2)「タテ社会の人間関係」(著:中根千枝) (講談社現代新書)
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「日本人がアメリカ人などに比べて、人を羨み、怨み、妬みやすい」ということはありません。

どこをどう比較したのでしょう。
禅の思想が影響している・・・禅の思想は日本発祥ではありません。もしそれが正論であれば「日本人」ではなく“仏教徒の一部”というべきでしょう。
またそれでも間違い。カトリックなどの一部修道会でも自分の内面を追究する“内観”を主とする修行法を実践している人が居ますし、ヒンズーの行者にも同様の修業をしている人が居ます。

それに「内道」は仏教全般を指す言葉でもあり、禅宗に限りません。

自身をさげすむような、ひけらかさない美徳が良いとされ…禅にも、他の仏教宗派にも、そのような教えは聞いた事がありません。どこの宗派で教えているんでしょうかね。

このような思考を持った本があるかは判りませんし、あっても馬鹿馬鹿しくて読まないので判りません。

ただ、江戸末期から、このような西洋崇拝的な思考が次第に世論を席巻し、第二次大戦後に日本の殆どを覆い尽くした事は確かです。
明治以降の教育の根本は「日本は諸外国に比べて劣っている。日本は西欧諸国のようになるべきだ」という考え方です。
それでも明治から大正までは、外国から学んで外国以上の日本になろうとしました。
ところが第二次大戦に負けて、日本は「外国の真似をし、外国と同じになる事が日本が国際化する唯一の方法だ」と考え始めたわけです。
ご質問の説は、たぶん、そのような戦後教育により固定概念が植え付けられた人の考え方だと思います。
そういう人こそが自分を卑下し、外国人を羨ましく思っているんではないでしょうか?
江戸時代までは仏教を重んじた時代だとも言われていますが、一度たりとも「外国人の真似をしようと考えた」なんて教科書に書いてありますかね。
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